
「ありがとう」と「ごめんなさい」

先週は、「CS優先」と「ES優先」を社長ブログで紹介させて頂きました。
皆さんと共に「経営の意義」も含めた「従業員の物心両面の幸福の実現」の考え方を深く考える良い機会だったと思います。
そして、経営理念「ありがとうの言葉を世界一集める企業」のCSについて、週報に多くの方が書かれていました。
やはり、「ありがとう」⇒「有難う」の言葉パワーを含めて、改めて言霊のチカラは凄いと感じております。
そんな中、ここ最近ですが感じる事が多くあります!!
それは、特にベテラン社員に多い傾向ですが、経営理念の「ありがとう」の言葉は言えるのだけと・・・。
「ごめんなさい」の言葉が言えない方がとても多いのが現実です。
小さな子供でも言える事が出来ない。言えない!!
仕事が出来るとか出来ないは除外して、社会人としてこれは絶対忘れて欲しくない言葉が「ありがとう」と「ごめんなさい」という合計10文字の言葉です。
ものすごく簡単な言葉ですが、社内環境・人間関係を円滑に進めるためにとても大切な言葉です。
仕事や私生活でもそうですが、ある問題が起こった時に100:0で一方的に相手が悪い・良いということは決してあり得ません。
だからこそ、この「ありがとう」と「ごめんなさい」が私は大切だと思います。
自分が相手に不快な思いをさせたときに「ごめんなさい」と言えない人。
相手がよかれと思ってやってくれたことに対して「ありがとう」と言えない人。
特に!「ごめんなさい」と素直に謝ることができない人の特徴はどの様なものでしょうか?
1)プライドが高い。・・・自分大好きでオレ最高タイプ。
2)謝ることで自分が否定されると思っている。・・・自信が無くて、ビビりタイプ。
3)そもそも自分が悪いと思っていない。・・・空気読めないタイプ。
4)報連相がない。・・・困ったときはガンガン相談はするが、そうでない時は無視をするタイプ。
5)原因他人論。・・・自己都合のブーメランタイプ。
皆さんの周りにもこのような5タイプの「ごめんなさい」の言葉が言えない方が居ませんでしょうか?
残念ながら、歳をとるごとにオジサンの方が「ごめんなさい」という言葉が出にくくなる傾向が多いです。
そういう人は、今までの功績や栄光の残像があり自分に自信を持っていて、自己否定が出来ずに間違を認めたくない人が多い!!
だから、謝ったら負けみたいな価値観を持っている人が残念ながらいます。
いくら知識や能力が高くても、そんな人とは一緒に仕事をしたいとは思いません。
だからこそ!私こそはそうはなるまい!!ということで、意識的に「ありがとう」と「ごめんなさい」を従業員さんには言葉がけするようにしています。
出来ていなければ、どんどん週報にて指摘をしてください。(笑)
「ありがとう」と「ごめんなさい」は魔法の言葉です!!
「ありがとう」と「ごめんなさい」それは、同時に人を成長させる言葉だと考えて欲しいです。
そして同時に「ありがとう」と「ごめんなさい」はどちらも人間関係を滑らかにする人にとって潤滑油のような言葉。
来週は、旧盛和塾・大和主催の高野山合宿での貴重なご講話を紹介したいと思いますが、その中での一言です。
「幸せは誰もがなりたいと思っていますが、その中で重要なのが利他の心でいかに感謝をされるか重要であり、その感謝が多く出てくるのは、反省をした分だけ溢れてくる。」
とのお言葉を頂戴しました。
皆さんもしっかりと噛みしめて、心を素直なモードにチェンジしましょう!