
「ありがとう」と「あたりまえ」

3月20日土曜日の新聞の見出しに 大阪最速 桜開花!! とありました。
大阪管区気象台は19日、大阪市で桜が開花したと発表しました。
これは平年より 9日、昨年より4日早く、1953年の観測開始以来最も早い開花となりました。
記事には「満開まで1週間ほどかかるとみられる」とありました。
春になると誰もがウキウキ気分になり開放感が得られますが、シューワグループは灯油販売をしている事業者ですので、桜の開花が早いってことは、それだけ暖かった裏づけなのでとても寂しくて残念なことです。
ここにも地球温暖化の影響が顕著に出ていると感じた次第です。
そして、いよいよ、一都三県の緊急事態宣言も終わろうかという時に、不覚にも自分自身の不注意により、「ぎっくり腰」になりました。
皆さんにも多少のご迷惑をお掛けしましたが、今は、無事通常通りに戻りつつあります。
改めて感じたことが、「安全」と「健康」は”あたりまえ”ではない、ということです。
わかっていたつもりでしたが、改めて!健康は、何にも代えがたく、とても重要だと認識ができました。
やはり、健康はすべてに優先すると言っても過言ではありません。
責任ある職責である以上は、役割を全うする上でも、良い習慣を続けたいと思います。
”渡る世間は鬼ばかり”の95歳現役名物プロデューサー・石井ふく子さんの言葉です。
——幸せは、まず生きていることの喜びであるように、健康が幸せの第一条件です。
当たり前にあることで、普段あるものに感謝するようにしよう。
失ってから、初めてその大事さに気づいたのではもう遅い。
当たり前にあることに感謝して、その大切さを常に意識しよう。——————-
まったく仰る通りだと思います。
不安全や不健康にならないと「当たり前だと思っていたこと」の有難みに気が付きませんね。
ありがたみとは「有難味」と書きますよね。
そうです!!有ることが難しい。
「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」「有難(ありがた)し」という意味だと・・・。
あることがむずかしい、まれである。めったにない事にめぐりあう。すなわち、奇跡ということですね。
改めて、”ありがとうの言葉を世界一集める企業”経営理念の素晴らしさと重要性を感じました。
そして、以前にも述べましたが、ありがとうの反対語は・・・「あたりまえ」です。
この「有難(ありがた)し」→ 奇跡の反対は、「当然」とか「当たり前」である。
我々は、毎日起こる出来事を、普通に”あたりまえ”だと思って過ごしています。
朝起きたら、五体満足の体も有るし、家は有るし、朝ごはんも食べられる。
日本社会は平和で、会社も仲間もいる。
この”あたりまえ”が平和ボケとなり感謝の気持ちが薄れてきている元凶だと思います。
自分自身の不覚ながら、ぎっくり腰と云うちょっとした出来事で、日々の”あたりまえ”と思われることに自分自身を振り返ることが出来ました。
昨年より「新型コロナウイルス」の影響で、今までの”あたりまえ”が”あたりまえ”で無くなり、新しい様式での生活を余儀なくされました。
しかしながら、今でも我々は、日々の生活を考えてみると本当に恵まれていると感じます。
素直な心で当たり前のことに感謝できること。
心から感謝の心を持って!今ある事やそして出会っている人々に感謝の心を持つことが、発展の元だと思います。
こういう体験ができたのは、逆に良かったことととらえて、全社員と共に4月からの下期も熱く夢を追い続けていきます!!