
「 生命とは 」

先週は、とても偉大な方々の訃報記事が相次いで並んでいました。
テレビや新聞などでお悔やみ欄を拝見すると、私よりもお若い方の訃報を目にする度に深く考えさせられます。
「遊☆戯☆王」原作者の高橋和希氏(60歳)沖縄で遊泳中に死去。
「ビズリーチ」社長の多田洋祐氏(40歳)ゴルフ中に心不全で死去。
そして、最も衝撃的なだったのが、安倍元首相が奈良県での選挙応援演説中に凶弾によってお亡くなりになりました。
世界中から、安全と思われていた日本国において、まさか!元首相・VIP級の暗殺事件が起こるとは?!
しかも、令和時代に自作拳銃での暴挙がショックであり未だに信じられない思いです。
いずれにしても、暴力に訴えて自分の信念を貫いたり、目的を達成するという蛮行は絶対に許されないものです。
67歳という若さで、この世を去ることとなった安倍元首相はさぞかしご無念であったと思います。
参議院選挙の2日前にこのような暴挙が起こるのは、ウクライナ情勢の影響や権威主義国家の台頭があるのでしょうか?
もっと!もっと!!民主主義国家として人々に夢や希望をしっかりと持てる国にしなければと改めて深く感じました。
そして、先に述べたご両名の方々にも心より御冥福をお祈り申し上げます。
今回の事件で改めて「人間の命は有限」だと感じたことです。
古い話で恐縮ですが、約35年前に我が母校・日生学園の校長に教えて頂いた言葉があります。
—–人間には、与えられた2つの平等がある。
それは、「生命と死ぬ」ことである。
生命とは、・・・生きることを命ずると書いてある。
神様から与えられた生命を使命として全うして、人間として立派に誰からも愛される生き方をしなさい。
個性と可能性を最大限に発揮しなければならない。
日々を全力で生き抜くことで生命を全うしなければならない。——との教えを思い出ました。
この世に生を受けた者は、例外なく死が訪れます。
今だから、わかることとして生きているのでは無くて、神様からそれぞれ使命があって生かされているのだと!!
2022年度の長寿国・日本の平均寿命は、男性は82歳 女性は88歳であり、間違いなくもう少しで100歳時代がやってきます。
私は現在52歳ですが、勿論30年後に命が保証されている訳ではありません。
人生100年時代!100歳まで生きるかもしれないし、明日に命が尽きるかもしれない。
この様な考え方も聞いたことがあります。
人生100年で四季「実りの秋」で考えると、
25歳までは、春・・・学ぶ
60歳までは 夏・・・働く
75歳までは、秋・・・実る
100歳までは 冬・・・休む
人間としての一番の真価は、25歳から60歳くらいまで「本当にやりたいこと」に情熱を注げる充実期であると聞いたことがあります。
人生100年時代、新たな季節「実りの秋」こういう意識になると、生き方そのものが変わってきます。
私も含めて、自分の命はあと何日だと思って生きている人は少ないと思います。
有名な話ですが、アップル創業者・スティーブ・ジョブズ氏は、若いころに、鏡を見ては、「今日が自分の最後の日であったならば、
今日やることは本当に意味があるであろうか?」と自分に問うていたそうです。
自分の命は、今日一日の命かもしれないと思って、日々ど真剣に生きましょう!
今日というかけがえのない一日を失うことは、絶対にしない!
幸いにも、明日にも新たな命が与えられたことに日々感謝をしながら、精一杯楽しんで生き抜きましょう!