『知識よりも体得を重視する』

今月も稲盛塾長「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたいと思います。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『「知っている」と「できる」はまったく別 』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!

《出典 京セラフィロソフィ P.178参照》
—–「知っている」ということと「できる」ということはまったく別です。
たとえば、セラミックを焼成するときの収縮率の予測一つをとってみても、この事実はよくわかります。
文献などで得た知識に基づいて、同じ条件で焼成を行ったつもりでも、実際に得られる結果はその都度違ってくるということがよくあります。
本の上での知識や理屈と実際に起こる現象とは違うのです。経験に裏打ちされた、つまり体得したことによってしか本物を得ることはできません。
このことは営業部門であれ、管理部門であれまったく同じで、こうしたベースがあってこそ、はじめて知識や理論が生きてくるのです。
「研究より体得を重視する」とは、人から教わったり、本から得た知識よりも体で得たものを重視するという意味です。—–

ここ最近、特に「知っている」と「できる」について考える事が多くあります。
物事には「百聞は一見に如かず」の言葉通り聞く情報より体得をして、やってみる事が大切が重要だと改めて感じます。
特に現代社会においては情報が有り溢れております。
2月24日からのロシア→ウクライナへの侵攻などでも現代社会として考えれない悲しい出来事です。
その中でも、情報かく乱もありますが、フェイクニュースや動画での情報合戦となっております。
どれが本当の情報が掴み切れなくなっているのが現状です。

古い話で恐縮ですが、約25年ほどの前にシューワ会長が社長だった頃に、夏期新事業を踏まえて知り合いの社長から紹介で50代後半のコンサルタントの方が来社されました。
その当時でも、多くのコンサルタント業がいましたが、その方は矢野会長へ熱くプレゼンをされました。
「これだけの実績があります!これを行えば、必ず結果が出て儲かります!!業界一のノウハウを用意できますなどなど・・・と。」
そこで、矢野会長がコンサルタントさんに言ったことは?!
皆さんお分かりでしょうか?

矢野会長の答えは、「それだけ儲かるのであれば、なぜ!あなたがやらないのか?業界一のノウハウがあるのなら、脱サラしてでもやれば良い!!」
「それをコンサルタントのノウハウとして、売りつけるのは金儲けの何者でも無い」「実際に商売としてあなたは自分でやったのか!」と激しく叱責をしました。
そして「商売の基本ならワシが教えてたる!」って逆に!説教が始まり、極めつけは、「コンサルタントは大嫌い!」と豪語。。。
当時は、恥ずかしいやら!申し訳ないやらで、気を使いながらお帰りをしてもらいとても苦慮をしましたが、今考えると塾長と言っていることが同じであると感じました。

まさに、「知っている」と「できる」はまったく別であり、理屈を知っているだけで、あたかも出来ると思い込んでいる。
絵に描いた餅に成らない意味での、本当の商売であれば実践理論を裏打ちさせることが必要です。
その当時には、夏期ビジネスを構築するのがとても大変な時期であり、その度に矢野会長へ新規ビジネスの提案をしていました。
先ほどのコンサルタント同様に、新規事業の提案をすると「夏期ビジネスと言いながら何故!大手企業がやらないのか?」
その中でシューワとしての強みと弱みが何処に在りのかを説明がとても大変だった事を思い出します。

今の時代で言えば、SWOT(スウォット)分析は、内部環境と外部環境それぞれに由来する要素を洗い出し、現状を分析していく手法という事がわかりますが、当時では正直わかりませんでした。(笑)
その様に冷静に考えますと「なぜ!その事業を大手企業がやらないのか?」「大手企業がやれないのか?」が逆説的に考えるとシューワの”強みと弱み”の基本戦略であり、そして「季節戦略」でもありました。
この基本思考が、今で思えばシューワグループの「事業の神髄」となり、灯油巡回、ファシリティ、ウォーター、キャリア、BCPなど様々な事業へと繋がる”ニッチビジネス”のスタートと言っても過言ではありません。
情報化社会の中では、どうしても頭でっかちになりがちですが、従業員の皆さんがワクワク感を持ってそして、「探究心」を持ちながら「知っている」から「できる」への進化が必要だと感じました。
経営理念の「ありがとうの言葉を世界一集める企業」を掲げる企業として、五方よし(従業員、お客様、地域社会、取引先様、会社、)を含めて、次なる事業へとワクワクの増幅への繋がりが、「感動経営」へと繋がると確信しました。

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