
いのち輝く未来

先週、大阪・関西万博が、半年間の会期でいよいよスタートしました
4月13日は、あいにくの天候もあり、楽しみにしていたブルーインパルス飛行は中止となりました。
しかしながら、158か国が参加するのは、日本では実に55年ぶりとなる万博博覧会が、大阪の地で大きな一歩を踏み出しました。
テーマは 「いのち輝く未来社会のデザイン」。
私たち一人ひとりの「いのち輝く未来」とは、どんな社会でしょうか?
誰もが希望を持ちながら、いつまでも健康の中で安心して生きられる未来のイメージです。
特に今回は最先端技術・IPS細胞や文化など、すべてが調和をして、次の世代へと繋がっていく未来世界ですね。
この関西万博には、開幕前から賛否両論ありますが、共に創り上げていく、未知なる挑戦が大阪・夢洲の地からスタートです。
世界が自国ファーストの分断に向かう中で、未来に向けて協働する場として「いのち輝く」の重要な意味を持っています。
私たちも日々の仕事やライフワークの中で、「いのち輝く」を念頭に置きながら、開催中には是非とも来場してたくさんの吸収をしに行きましょう!
そして、先週末に経営チーム幹部と共に、第4回連邦経営を北海道まで学びに行って参りました。
今回の大きなテーマは、私が最も不得意分野で、苦手な「ほめ達」検定を受講して参りました。
とても深い学びとなりましたので、今週は報告とともに共有をして実践したいと思います。
ほめる達人という生き方セミナー&「検定」
タイトルが、~あなたの周りには、ダイヤの原石がいっぱい!~
このほめ達!検定3級!講習には今まで、約77700名もの方が受講されて、今まで誰も落第生が居ないとの事で緊張感がありましたが、無事全員が合格しました。
まさに!タイトルの通り「ほめること」について学ぶものです。
正直に言いますと、最初は「ほめる?今さらそんなことを?」という気持ちもどこかにありました。
ですが、受講してみて本当に驚きました。
「ほめる」という行為には、相手の可能性の扉を開く行為であり、“言葉”を選び私たちが思っている以上に深い意味があります。
しかも、ビジネスにおいてとても実用的な“価値の発見”であるということに、気づかされました。
講習の冒頭で、講師の方がこうおっしゃいました。
皆さんに「ほめ達!」になっていただく「ほめる」とは?
目的として、「人」・「モノ」・「起きる出来事」の“価値の発見”して、伝えることほめるとほめ脳に!「脳力」が上がる!
「“ほめる”とほめ脳に能力が上がる。今まで、ピンチに困っていたことが今で良かった。仕組みを整えればチャンスに変える。
今まで見えなかったものが、プラスのアイディアが出てくる。これが、”成長し続ける人生の為”には重要とのことでした。」
この言葉が、まず私の中に”ズシン”と腹落ちしました。
私は普段、「うれしい」「有難い」「感動した」「助かった」といった目に見えた結果が、
感情として自然と湧いたときにしか“ほめる”言葉が出していませんでした。
でも、それではもったいない!とのことです。
「ほめる」は、自分で選べる行動であり、意識すれば誰にでもできるものだと。。
それはつまり、“相手に価値を見つける目”を持つということです。
「ほめる」というのは、その価値を“発見して、伝える”という、ダイヤの原石を見つけてあげて共通の意識を持つことだそうです。
そして、成長し続ける人生の為にびっくりするほど成長し続ける人の共通点は?
「知っているか、知らないかではなく」→「今、自分ができているかどうか?」
「自分に直接関係するか、どうかではなく」→「自分に置き換えて考えてみる」
「直接関係ないようなことだから、チャンス!」→「思ってもみなかった!「コロ玉」がみつかる!」
※「コロ玉」とは、コロンブスの卵を略称しているそうですが、探検家コロンブスが「卵を立ててみろ」と貴族なら言われ、
誰もできなかった中で、卵の底を少しつぶして立てたという逸話があるそうです。
講師の方が「3Dを言わない」ことでした。
「でも」・「だって」・「どうせ」シューワでもよく使う言葉ですが、下記の様に学びました。
1)「でも、自分には無理です」
2)「だって、忙しいから…」
3)「どうせやってもムダでしょ?」
この3つの3D言葉は、言った瞬間に思考が止まり、可能性の扉が閉じてしまいます。
一方で、ほめ達なら、このように考えます。
1)「でも、自分には無理です」→「どうしたらできるだろう?」
2)「だって、忙しいから…」→「自分に何ができるか?」
3)「どうせやってもムダでしょ?」→「やってみたら意外とできるかも!」
この“考え方”ひとつで、目の前の現実がまるで違って見えてくるのです。
「3D言葉」を使ってしまうとき、実は知らず知らずのうちに自己防衛反応が出て、自分を守ろうとしていることが多いですが、
守ってばかりでは”成長”はありません。
★ほめ達!の「3D言葉」から進化した口癖は!
3S+プラス 1です。
3S→「すごい!」「さすが!」「素晴らしい!」
プラス 1→そうくるか!で、反対の言葉が返ってきた時の返し技だそうです。
「ほめ達!」になると心の視野が広がるそうです。
「ピンチ!」にしか見えなかった状況の中で「チャンス!」を見つけることができます。
機会やヒントが、欠点しか見えなかった人の中に「活かせる能力」が見つかります!
最後に、私自身で申し上げますと、皆さんもよくお存じの通り、「ほめる」ということが、昔から一番の苦手でした。
そもそも、「ほめる方」を教わっていない矢野家の伝統もあり、「ほめすぎると調子に乗るんじゃないか」
「もっと上を目指してほしいから、あえて厳しく」叱咤激励もあり、このように考えていました。
そして、照れくさい、気恥ずかしい、言葉にしなくても伝わっていると思っていた。
でも、それはただの言い訳だったと、今回の学びで気づきました。
ほめ達検定では、まず“自分をほめる”ことから始めます。
ありのままの自分を受け入れて、「今の自分にもできることがある」と信じる力を育てるのです。
私自身、3級講座を通して、「言葉は行動を変えるスイッチである」と強く感じました。
「ほめる」は、甘やかすことじゃなく、相手に価値を発見して伝えることである。
残念ながら、55年間生きてきて、初めて 「ほめる」と「甘やかす」全く違うことを学びました。
人生も仕事も、言葉ひとつで輝き方が変わります。
まずは、私自身の”考え方と意識”と口グセを見つめ直すことが重要だと感じました。
ほめるとは、相手の価値に気づき、それを言葉にして届ける“思いやりの行動”です。
私はこれから、「見つけて、伝える」ことにもっと意識を向けていきたいと思います。
シューワグループのまわりには、沢山の「ダイヤの原石」がいっぱいいます!
そして、その輝きの中に照り返しで最も美しく輝く、「いのち輝く未来」が「皆さん」の中に私がいます。
この「ほめ達!」が、これからのシューワグループビジョンである”人生と仕事をとことん楽しむ”第一歩だと深く感銘を受けました!
繰り返しとなりますが、これからは相手の価値「ダイヤの原石」を発見して、「いのち輝く未来」、共に向上できる楽しい職場としていきましょう!!