
いわての学び
希望基金への寄付
2011年3月の東日本大震災津波で親を失った子どもが多数います。
親が仕事を失った子どももたくさんいます。
こうした子どもたちが希望に沿った学校を卒業し社会人としてひとり立ちするまで息の長い支援を
行いたいと、岩手県は同年6月に「いわての学び希望基金」を設置し、寄付を募ってきました。
シューワは2011年度の灯油の売上の一部、約4,000万円を同基金に寄付しました。

シューワグループは東日本大震災発生直後、内閣府を通じて岩手県災害対策本部から要請を受け、被災地で3カ月間、避難所への暖房用灯油の供給▽自衛隊活動拠点への支援用灯油の供給▽がれき撤去――など燃料供給を中心に復興支援をお手伝いさせて頂きました。

その過程で、親御さんを失ったお子さんがたくさんいることを被災者の方々からお聞きし、何か支援策はないかと思案しておりました。そんな中、同年6月の岩手県議会で「いわての学び希望基金条例」が可決され、当基金設置が決まりました。私たちは関西・東海・九州のお客様たちに「灯油売上げ18ℓにつき10円」を当基金に寄付すると呼びかけ、広く協力を募りました。呼びかけは灯油販売期間の2011年11月~2012年3月に行いました。
こうして集まった義援金を2回に分けて
当基金に寄付させて頂きました。


1回目の寄付の際の模様がテレビ岩手で紹介されました〈2012年4月〉

いわての学び希望基金の活用状況
◉ 社会に巣立つまでの学費等の支援
津波で親を失った児童・生徒に奨学金等を給付し「暮らし」と「学び」を支援
◉ 被災児童・生徒の支援(抜粋)
- ・被災した高校生に入学一時金や教科書・制服・修学旅行の費用を支援
- ・被災中学・高校生が運動部の大会に参加するための交通費等を支援
- ・被災した小・中・高校生が文化活動の大会やセミナーに参加するための交通費等を支援
- ・孤児・遺児以外の被災高校生に一時金を給付(進学準備支援)
- ・被災生徒の通学定期券の購入を助成
- ・看護師、医師、保育士を目指す被災学生に学費貸与
シューワグループは今後も大きな災害時の
被災地復興を
全力で支援していく所存です。