事業の目的・意義を明確にする

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたい。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『目的・意義』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!
新年最初の旧盛和塾・大和の勉強会に参加させていただきました。
特に節目の場で、テーマは改めて「経営の原点」を学ぶ会でした。
まさに、経営の神髄があり、背筋が伸びる学びの深い時間でした。
その中で紹介されたのが、旧盛和塾・大和の大先輩でもあるフクシマガリレイ社の歩みです。
皆さんもご存知だと思いますが、日本BCP㈱も初期の段階からとても可愛がっていただきまして、
大変お世話になっている東証プライム企業です。
大和資料に基づきますと、福島会長が昭和50年入社当時は20億円で、平成6年盛和塾入塾時は232億円でした。
それから、経営の原点12箇条を“学ぶ”のではなく“ど真剣に実践する”ことで、1300億円規模へと発展されたという事実です。
これは、単なる業績拡大の話ではなく、「経営とは何か」の答えそのものだと感じました。
以前に仰っていたのが、「経営環境との格闘、自分自身との格闘」であるのだと。
そのすべての中心にあったのが、京セラフィロソフィであり、経営の原点12箇条だったというお話は、胸に深く突き刺さりました。
改めて、経営の原点について、今週は皆さんと共に学びながら共有をしたいと思います。

—–経営の原点「経営十二ヶ条」の一か条
一、事業の目的・意義を明確にする
十二か条の冒頭にあるのは、「事業の目的・意義を明確にする(公明正大で大義名分のある、高い目的を立てる)」です。
京セラの場合には、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類・社会の進歩発展に貢献すること」という単純明快なものになっています。
トップである私も含めて、末端の従業員に至るまで、京セラという会社に集うすべての従業員を物質的にも精神的にも幸せにしていきたいがために、
私は京セラという会社を経営するのです。
ほかに目的はありません。会社の目的として、「この会社に勤めてよかった。
給料もヨソの会社より少し高いし、将来も安定していて安心して働ける」と思える会社にしてあげたいと思うから、
私は経営をしているのですということを経営の根幹に置きましたが、ぜひ皆さんもそのような会社の目的・意義を明確に打ち立ててください。
先ほどは低次元の自我に満ちたものと言いましたが、会社の目的とは、決して経営者の私利私欲に満ちたものではありません。
それをはっきりと従業員に伝える必要があります。
「私は金儲けなどの自分自身の利己的な思いで、従業員を使って会社を経営しているのではありません。
もちろん、私も幸せになりたいし、豊かになりたい。皆さんもそうでしょう。
だから、一緒にこの会社を立派なものにしていき、お互いに物心両面で幸せになりましょう。そのために会社を経営するのです
。だから、皆さんにも協力していただきたい。皆さん自身のためにも一生懸命に頑張ってください」
そういうことをハッキリ言うのです。
このような一緒に生活を守っていくのだという単純明快な大義名分でもかまいませんが、
第二電電をつくりましたときは、これとは少し異なるものでした。—–

稲盛塾長は「経営の原点12箇条」についてこう言われています。
「皆さんの手元にある「経営12ヶ条」を、心の中に染み込ませ、従業員に話をして、
従業員と一緒になって信じられるようになれば、会社の”経営は簡単”にうまくいきます。」
ただ、知っているだけでは意味がないのだと。
上記以前にも”経営は簡単”だと塾長が仰っていると紹介をしたと思いますが、
登る山をしっかりと計画が出来れば8割登頂できたと同じだとも仰っていました。
そのように、いかに原理原則としていかに複雑に考えずにシンプルに経営の目的・意義を共有するかだと感じました。
やはり、その上で重要となり土台になるのが一カ条の”事業の目的を明確”にすること。
そして、もう一点はカッコ書きの(公明正大で大義名分のある、高い目標を立てる)こと。が重要で有るのだと。
ここが、経営の出発点であり、すべての判断の軸になります。
ここの登る山が曖昧なままでは、どんな戦略や戦術も力が発揮せずに力が分散してしまいます。
今回の勉強会でも強く感じたのが、経営の原点の話をしているのに、最後に行き着くのは小手先のテクニックや手法では無く、
人としての”考え方” だということです。
頭が良いとか、要領が良いとか、テクニックがあるとか、それももちろん大切です。しかし長い目で見た時に会社の結果を決めるのはそこではない。
そのように考えると我々凡人は、簡単なことをあえて複雑に考えてしまいがちになっている事を再度、気づきました。
結局は、原理原則に基づいて「人として何が正しいか」この基準に立っているかどうかです。
正直であるか!私利私欲に走っていないか!誰かの役に立とうとしているか!
この心の姿勢こそが、シューワGの空気感をつくりながら、企業や組織の強さを決めて、後から数字が表れてきますと感じました。
そして、再度!シューワGの普遍的な事業目的・意義とは。
【事業の目的】・・・ニッチな事業からいろんな世の中を変えていくこと。
【事業の意義】・・・全従業員の物心両面の幸福の実現。
ここには、時代が変わっても変えてはいけない”論語と算盤”の論語のシンプル部分だと理解をして貰いたい。
塾長曰く、「この具体的な利他的な事業の目的や意義が目標と強烈な願望が重なった時、他力の風が動き出します。
この事業の目的と意義を社内でも繰り返し、繰り返しでの対話をして社内でもベクトルを合わせて貰いたいと深く感じました。
幹部会議をして、この大切なベクトルがあっていないことに改めて気づきましたので再度徹底して貰いたいと思います。
そして、仕事やライフワークでうまくいかない時や苦しい時には、「なんで自分だけ」と思うこともあるでしょう!
困難や逆境は、心を高めるためのスイッチの時間を与えられている。と考えるべきです
人生には勝ち続ける事はありません。そして、成功している”楽な時”に人は成長しないそうです。
この苦しい時にどう乗り切るのかで、その人の器の成長具合が左右されます。
下記を気を付けて貰いたいのが3点です。
1)逃げたくなる時こそ手を抜かない。
2)人のせいにしない。
3)愚直にやり切る。
この積み重ねそこそが、後になって必ず大きな差になり、能力の差ではなく、心の器となりお金では決して買えない差となります。
もう一つ、絶対に忘れてはいけない考え方があります。
利益は目的ではなく結果である ということです。
目先のお金儲けや利己的な利益でしっかりと儲けようとそれだけを追いかけると必ずどこかで無理が生じてきます。
やがて、心の庭の手入れを忘れて雑草が荒れ果てしまいます。
【経営理念】・・・ありがとうの言葉を世界一集める企業として、お客様に本当に喜ばれているか?社会の役に立っているか?仲間に誇れる仕事か?
この理念を本気で追いかけた結果として、利益は後からついてくるのだと。これが経営の根っこの部分です。
事業を発展させることと、人間としての徳を高めること。この”論語と算盤”の両輪が揃ってこそ本当の経営だと改めて深く学びました。
優秀な才能がある人だけができる話ではありません。原理原則を愚直にやり続けるだけです。
事業の”目的・意義”を明確にして、公明正大な高い目標を掲げ、人として正しいことを積み重ねる。
フクシマガリレイ社の1300億円という数字は、規模の話ではなく、「原点を貫いた結果の象徴」だと感じました。
今年のスタートにこの学びをいただけたことは、大きな意味があります。
もう一度、自分たちの事業の目的・意義は何か!?
仕事や企業はテクニックでは無い!
そのことを改めて心に刻んだ、最高の年始の学びでした。
ここを全員で揃えて、また今年もしっかりとありがとうの言葉を積み重ねていきましょう!!

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