完全主義を貫く

噂されていた7月5日大災難は来なかったですね。何よりです。
こんな事でも無いと凡人は、すぐに油断するから「正しく備える」で良いと思います。
日本は、災害大国なので今まで何度も何度も痛くて悲しい思いをして来たのですから学習をしなければいけません。
南海トラフ巨大地震の確率は30年間で80%の割合ですので、もう災害は未来永劫に無くなるという訳にはいきません。
BCP対策として、正しく恐れて、正しく備えましょう!!
今月も稲盛塾長「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に学びながら、
シューワグループ全従業員≪物心両面の幸福実現≫の為にど真剣に学び、共に実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂のお言葉”には、熱く胸に刺さりました。
【フィロソフィキーワード】は『ベストよりもパーフェクト』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!

《出典、京セラフィロソフィP.92参照》
—–よく九〇バーセントうまくいくと「これでいいだろう」と妥協してしまう人がいます。
しかし、そのような人には、完璧な製品、いわゆる「手の切れる製品づくり」はとうていできません。
「間違ったら消しゴムで消せばよい」というような安易な考え根底にあるかぎり、
本当の意味で自分も周囲も満足できる成果を得ることせん。
営業にしろ製造にしろ、最後の一パーセントの努力を怠ったがために、受注を失ったり不良を出したりすることがあります。
自分自身の努力をさらに実りあるものとするためにも、仕事では常にパーフェクトを求めなければなりません。—–

先週のテーマは、“ウィニングエッジ”からの「大きな違いを生むのは、ほんの小さな違い」でした。
フィロソフィー輪読会を通じての学びを実感したのは、小さな気づきからの“ウィニングエッジ”であり、
勝敗を分けるほんのわずかな差の存在です。
私も含めて、多く凡人の人は気づかずに通り過ぎてしまうその小さな違いに、いかに気づき、どう行動をとっていくのか!
その差が、時間とともに圧倒的な成果の差として表れます。
学びを「知って終わる人」と「実践して続ける人」この”わずかの差”こそが、まさにウィニングエッジです。
だからこそ、今週は延長線上であるテーマとして「完全主義を貫く」ほんの少し「1%」の妥協が、
未来の結果にどれほどの影響を及ぼすのかを考えてみたいと思います。
これまでの私は事あるごとに幹部の皆さんには、営業の視点から常に「ベストよりもベター」で考えようと語っていました!
営業の観点のこだわりの強さから、今まではベストよりもベターの「90点で十分」だと思っていました。
常に創意工夫を持っての「昨日よりも今日、今日よりも明日」と、
少しずつでも良くしていく現在進行形としての“ベター思考”を大切にしてきました。
日々、小さな努力の積み重ねこそが成果につながる。
そう信じて、目の前の業務に取り組んできました。
しかしながら、今回の稲盛塾長の「完全主義を貫く」学びの中では
「ベストよりもパーフェクト」を目指して「手が切れるほどの製品をつくれ」の言葉に衝撃を受けハッとしました。
完璧に見えても、その1%の甘さが命取りになる。
そこには妥協も甘えもない、徹底したプロフェッショナルの覚悟が込められていました。
稲盛塾長の言葉を冷静に考えれば、私たちシューワグループの業務でも同じです。
日々、多くの事業サービスとして、従業員さんが車両でお客様のもとへ向かいます。
どれだけ安全運転を心がけていても、たった1回の確認ミスやわずかな気の緩みが、重大な事故につながることもあります。
「たぶん大丈夫!?」は、「まったく大丈夫ではない!!」のです。
ここで思い出したのが、日比野先生からお聞きした職人集団「秋山木工さん」のお話です。
彼らは、ノミやカンナの扱い方ひとつ、自転車のライトのつけ方ひとつにまで徹底的にこだわります。
「足でスイッチを入れた」と言っただけで親方から雷が落ちる。
なぜなら、道具にも、作業にも、すべて心を込めることがプロの条件だからだそうです。
秋山木工では「失敗してから直せばいい」という考えは一切許されません。
はじめから“ミスが起きない設計”をする。この姿勢こそが本物の職人魂であり、プロ意識の象徴です。
私たちビジネスの現場も同じです。「99%できた」は褒められることではない。
むしろ、最後の1%をやり切らなければ、すべてが水の泡になる可能性すらある。
今までは「ベストよりベター」、つまり現在進行形で成長することに重点を置いてきました。
しかし、塾長の言葉を胸に刻んでからは、「ベストよりもパーフェクト」を目指す重要性に気づきました。
最後の1%、その“たった1%”にこそ、プロの真価が宿るのですね。
まさに!プロフェッショナルの本当の姿だと深く感銘を受けました。
仕事の99%うまくやっても、1%の雑さや油断で、すべての信頼を失ってしまうこともある。
その1%を、やるか、やらないか。
ここに、本当の「一流」と「二流」と「三流」の差があると大きな気づきをもらいました。
ではどうすれば、「1%をやり切れる人」になれるのか?
それは、“意識”と“習慣”です。
常に「この1%が命取りになるかもしれない」と自分に問いかけて貰いたい!
「この確認は本当に大丈夫か?」「この仕上げは完璧か?」「この仕事内容に“妥協”は無かったのか?」
・意識を変えれば、行動が変わります。
・行動が変われば、結果が変わる。
・そして結果が積み重なれば、未来が変わる。
「完全主義を貫く」から、やはり、「あと1%」の努力を惜しまない。
その1%のミスを防ぎながら、その1%が信頼を守り、その1%が私たちの仕事の価値となる。
まさにベストよりもベター、パーフェクトの重要性を学びました。
“見えない努力”を惜しまず、“あと1%”に、今日も魂を込めましょう!
それでは、今週もしっかりと「1%にこだわる」を意識持って仕事に邁進して参りましょう!

RELATED POST

関連ブログ

ピックアップ
Pick Up