
特殊詐欺

先日、知人の特殊詐欺についてお話を伺いました。私の周りではこれまで詐欺被害に遭いそうになった話を聞いたことがなかったので、正直驚きました。
あの、何事も冷静に見極める方が、途中までとはいえ引っかかりかけたなんて…! それだけ犯人の話術が巧みだったということですね。
私の中では、その方は「地頭が抜群に良い人」というイメージがあり、心から尊敬している方です。そんな方ですら引っかかりそうになったということは、騙される人がいるのも無理はないと実感しました。
この出来事をきっかけに、どのような特殊詐欺があるのかを調べてみました。思った以上に多様な手口があることがわかったので、「自分は関係ない」と思わずに、ご自身・ご家族・知人を守るつもりでぜひ知っておいてください。
【代表的な特殊詐欺の手口】
1.オレオレ詐欺
〇「事故を起こした」「会社の金を使い込んだ」などと親族(息子や孫など)になりすまし、現金を要求。
〇「代理人が受け取りに行く」などと指示し、直接手渡しさせるケースが多い。
2.架空請求詐欺
〇「未納料金がある」「有料サイトの利用履歴がある」などの嘘の請求を送りつけ、金銭を振り込ませる。
〇ハガキ、メール、SMSで連絡が来ることが多い。
3.還付金詐欺
〇市役所や年金機構を名乗り、「医療費や税金の還付金がある」と言ってATMへ誘導。
〇実際は送金させられる仕組み。
4.キャッシュカード詐欺盗
〇銀行員や警察官を装い、「キャッシュカードが不正利用されている」「交換が必要」と騙す。
〇暗証番号を聞き出すか、カードをすり替えて奪う。
5.融資保証金詐欺
〇「低金利で融資できる」と持ちかけ、保証金や手数料を要求。
〇実際には融資されず、連絡が取れなくなる。
6.投資詐欺(金融商品詐欺)
〇「必ず儲かる」「元本保証」などと甘い言葉で投資を勧誘し、資金を騙し取る。
〇仮想通貨や未公開株などのケースも増加中。
7.ロマンス詐欺(恋愛詐欺)
〇SNSやマッチングアプリで親しくなり、「海外でトラブルに巻き込まれた」「結婚資金が必要」などと金銭を要求。
〇長期間かけて信頼関係を築き、騙すのが特徴。
8.親切装い詐欺(助けて詐欺)
〇「お金を落とした」「電車賃がない」などと言って少額をだまし取る。
〇何度も繰り返して金額を増やすケースも。
9.IT関連詐欺(フィッシング詐欺・ウイルス詐欺)
〇銀行や大手企業を装い、偽のログイン画面でIDやパスワードを盗む。
〇「ウイルスに感染している」と警告し、高額なサポート料金を請求するケースも。
10.ギャンブル詐欺・競馬情報詐欺
〇「絶対に当たる競馬情報を教える」などと偽り、高額な情報料を請求。
〇実際には適当な情報を流し、当たらなくても返金なし。
【詐欺に遭わないためのポイント】 ・不審な電話やメールは、すぐに家族や警察に相談!・知らない番号からの電話には出ない!・ATMでの還付金手続きは絶対にない!・「すぐにお金を振り込め」は詐欺の合図!
灯油のお客様には高齢の方が多いため、今回の経験を活かして、シューワとして注意喚起のビラやSNSでの発信をしていくのは地域貢献にもなります。
それを、今後進めていくSNS動画でも取り上げていけば、「お困りごとを解決するシューワゴレンジャー」がますます人気になるかもしれません!皆さん、本当に詐欺には気をつけましょう!