
灯油の販売店は?購入時に必要なもの・安全な保管場所も解説!

冬場になると使用する機会が増える灯油。普段使い慣れていない方も多いかと思いますが、実は身近に購入できるんです。引火しやすいため慎重に扱う必要がありますが、冬場の寒さから守ってくれる心強いアイテムです。
この記事では、灯油の販売店や、購入時に必要なもの、安全な保管場所について解説します。
灯油の販売店は?
冬が近づくと、灯油が必要になる機会が多くなります。灯油を購入できる場所は、ガソリンスタンドやホームセンターなどいくつかありますが、それぞれに特徴があります。ここでは、灯油の販売店について詳しくご紹介します。
ガソリンスタンド
普段利用しているガソリンスタンドで手軽に購入できます。基本的には、ガソリンスタンドではドラム缶などの大容量での販売はもちろん、ポリタンク単位での購入も可能です。ガソリンスタンドは営業時間が長く、中には24時間営業していることも。急に灯油が必要になったときや、日中忙しい方でも利用しやすいでしょう。また、ガソリンスタンドなら車の給油のついでにいけるメリットもあります。
一部のガソリンスタンドでは、灯油の配達サービスを行っている場合もあります。寒冷地や積雪の多い地域のように頻繁に灯油を使うところでは、非常に嬉しいサービスですね。
配達サービスを利用する場合には、予約が必要だったり、配達可能なエリアが限定されていたりするので、あらかじめ確認しておきましょう。
ホームセンター
ホームセンターでも灯油を購入できます。特に冬季になると、ほとんどのホームセンターが灯油販売を開始します。ホームセンターの良い点は、他の暖房用品や日用品と一緒に買い物ができるところです。石油ストーブやポリタンク、防寒グッズなども同時に購入できるため、冬の準備を一度で済ませられます。
さらに、ホームセンターでは、会員カードを使った割引サービスやポイントが貯まる特典もあるため、よく利用する方にとってはお得です。ただし、営業時間が短い場合があるので、閉店時間に注意してくださいね。
(一部地域)コンビニ
実は、寒冷地や積雪の多い一部の地域では、コンビニでも灯油を購入することができます。
コンビニでの灯油販売は、深夜や早朝でも利用できる点がメリット。忙しい日中に買いに行くのが難しい方や、急な寒さで夜間に灯油が足りなくなった場合でも安心です。
ただし、すべてのコンビニが灯油を扱っているわけではないため、最寄りの店舗で取り扱いがあるかは確認するようにしましょう。また、コンビニではポリタンクなど小分けでの販売が中心なので、大量購入には不向きかもしれません。それでも、コンビニならではの手軽さとアクセスの良さは強みです。お住まいの地域で灯油販売を行っているコンビニを探してみると、寒い季節の灯油補充がさらに便利になりますよ。
灯油を購入する時に持っていくものは?
灯油を購入するときはポリタンクと雑巾を用意しておきましょう。必要なものを準備しておくことで、購入時はもちろん、自宅に持ち帰る際に灯油をこぼす心配がなくなります。ここでは、灯油を購入する際に持っていくべきものと、その理由について、わかりやすくご紹介します。準備を万全にして、安全に灯油を購入しましょう。
ポリタンク
灯油を購入する際に必ず必要になるのがポリタンクです。ポリタンクは灯油を安全に運ぶための専用容器で、しっかりと密閉できるため、移動中のこぼれや漏れを防いでくれます。すでに持っている方も多いでしょう。
ホームセンターや通販で簡単に購入できるので、灯油を使用する冬の時期には一つ用意しておくと安心です。容量は18リットルが一般的ですが、家庭での使用頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。
ポリタンクを選ぶ時、灯油専用のものであることを確認してください。一般的なポリタンクには、灯油用、ガソリン用などの種類があり、それぞれの用途に合わせて作られています。特にガソリン用の容器は耐久性や規格が違うため、必ず灯油専用のポリタンクを選びましょう。また、ポリタンクのふたがしっかりと締まるか、劣化していないかも購入前に念のため確認してくださいね。
雑巾
灯油を購入するときは、雑巾も一緒に持っていくことをおすすめします。灯油を入れる時や自宅に持ち帰る際に少量の灯油がタンクの外側に付くことがあります。そんなとき、雑巾があればすぐに拭き取れるため、手や車内が汚れるのを防ぐことができます。雑巾は厚手のものが使いやすく、汚れても気にならない布を用意すると良いでしょう。
また、万が一、ポリタンクのふたが緩んで灯油が漏れてしまった場合でも、雑巾があれば対応しやすくなります。購入した灯油を持ち帰る際には、車の中にタオルを敷くなど、車内を保護しておくと安心です。
灯油の保管場所は?
灯油は安全に保管することが大切です。安全な場所に保管しないと、灯油が劣化したり、思わぬ事故につながったりすることがあります。特に直射日光が当たる場所や火気がある場所は注意。避難経路を確保して保管することが基本です。ここでは、灯油の保管場所について詳しくご紹介します。安心して暖かい冬を過ごせるよう、正しい保管方法を身につけましょう。
直射日光、高温多湿を避けた室内
灯油は、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管することが基本です。
直射日光が当たる場所に置くと、温度が上がって灯油が劣化しやすくなります。また、劣化した灯油は、異臭がしたり燃焼効率が落ちたりして、暖房器具のトラブルにもつながることも。特にプラスチック製の容器は日光で劣化しやすく、ひび割れなどが生じることもあるので注意が必要です。
保管場所は、なるべく風通しの良い室内が理想的。また、湿度が高いと灯油が変質する可能性があるため、梅雨時期や夏場には特に注意が必要です。
火気から離す
灯油を保管する際は、必ず火気から離れた場所を選びましょう。
灯油は引火性が高く、熱源が近くにあると非常に危険です。ガスコンロやストーブの近く、もしくは電化製品のそばなどには絶対に置かないようにしましょう。タバコの火やライターなども危険なので、火の気がある場所での灯油の取り扱いには十分注意が必要です。
安全のためには、灯油を保管する場所を決めておくと良いでしょう。安心して灯油を使うためには、火気から離れた安全な場所で保管することが基本です。
避難経路には置かない
灯油は、避難経路には絶対に置かないようにしましょう。避難経路に置いてしまうと、緊急時にスムーズに避難することができなくなります。また、万が一火災が発生したときに避難が遅れてしまう可能性も。
さらに、避難経路に灯油が置かれていると、火の手が早く回るリスクもあります。たとえ少量でも引火性があるため、危険を避けるためにも通路は常に安全に確保しておくことが重要です。玄関や廊下、ベランダなど、緊急時に避難で通る場所には灯油を置かず、安全で通行の妨げにならない場所に保管しましょう。
灯油に関するお困りごとはシューワ石油(SHUWA)にご相談ください!
この記事では、灯油の販売店や購入時に必要なもの、正しい保管場所などについてご紹介しました。冬になると、全国的に灯油を使用する機会が増えます。灯油はガソリンスタンドやホームセンターなどの身近な店舗で購入できるため、秋頃に近くの店舗を確認しておくと良いでしょう。また、購入後は保管場所に気をつけて、安全な場所で保管しましょう。
もし現在、灯油に関するお困りごとがある方は、シューワ石油(SHUWA)相談ください。灯油についての知識を身につけて、安全な冬を過ごしましょう。また、シューワ石油(SHUWA)では灯油配達サービスも行っているので、お気軽にお問い合わせください。