
一瞬先は、闇

いよいよ新年度が始まりました。
2023年度の好調な勢いそのままに、シューワグループは足を止めることなく、ますますニッチオンリーワン事業拡大中です。
そんな中、今週は、『人生には3つの坂がある。』と言われていたのを思い出しました。
小泉純一郎・元総理が使われていた言葉で、人生にはいろいろな坂がある。『上り坂』と『下り坂』がある。
そして一番怖い坂がある。それは『まさか』という坂である。。
その『まさか』と言っても過言ではない出来事が起こっています!
総裁選の大逆転勝利にて、悲願の第102代総理大臣に指名されて石破内閣が発足しました。
総裁選中では「国会論戦をして判断材料を提示してから国会を解散する。」と仰っていましたが内閣発足から8日での「衆議院解散」は戦後最速だそうです。
「解散の理由は?」といった疑問が残りますが、石破さんにもいろんな事情があるのでしょう!?
新首相は「謙虚で誠実で温かい政治」と仰っていましたが、私の所感ながらは、石破さんなら「自民党を変えてくれる」と思っていましたので、
首相になった途端にご本人が「自民党に変えられた」ようで残念です。
そして、10月に入りあらゆる物価も上昇していますし、災害も多い日本ですから解決しなければならない課題が山積みです。
これまでは、「党内野党」的な存在で大きな相手を批判することで自己のアイデンティティを確立をしてこられましたが、今後はそう簡単にはいきません。
ともすれば、これまでの発言を逆手に取られて、批判される側になります。
まさしく、自分の投げたブーメランが、16年間の月日を掛けて大きく旋回し勢いをつけて、自らに飛んで来るのです。
まさに!「まさか!とブーメラン!!」が一緒に来たようなお話です。
別のお話になるますが、先週末日には江戸時代後期から始まったとされる五穀豊穣を祈願しての堺・久世地区だんじりの祭りが無事終了しました。
ご近所の皆さんには、交通の便も含めてご迷惑をお掛けしましたが、老若男女問わず地元の”絆と力強さ”と感じられる最大イベントです。
また、夜間にはだんじりに提灯が灯され、小さい子供さんたちと町内を練り歩きながら幻想的な雰囲気の中で祭りです。
そんな中、完全に水を差すような事故がありました。
シューワグループにとっても車を使うお仕事をさせて貰っていますのと、近しい所の事故であるので全くの他人事ではありません。
あえて、名前は言いませんが、10月2日深夜に堺市北区にて、地元だんじりの隣町・青年団(27歳)が飲酒をして、運転事故を起こして逃走しました。
その後、被害者(29歳)は、残念ながらお亡くなりになられたそうです。
その隣村の結論としては、だんじり祭りは自粛となり、残念ながらこの一年間に多くの方々が準備をしてきたことが、完全に水の泡となってしまいました。
ひとりの判断の過ちが、尊い命を奪っただけでは無く!これだけの多くの方を傷を付けてしまったことで、「一瞬先は闇」という言葉について、少し考えてみたいと思います。
我々も、日々のライフワークや仕事で、「いつも通り」を当たり前と思いがちです。
しかし、本当は「一瞬先は、闇」だということを忘れてはいけません。
まったく未来は見えません。
だからこそ、その”一瞬一瞬”をど真剣にどう生きるかが大切です。
そして、仕事に対しても「いつも通り」に流されず、今の一瞬が未来へ続くのだと思い取り組む姿勢を持つようになりました。
皆さんも、この事件を聞いて、自分ごとだと考え、「日々、ど真剣に生きるのか?」「何を大切にすべきか?」と問いかけてみてください。
私たちがすべきことは、ただ怖れることではありません。
未来を恐れず、目の前の一瞬を誠実にど真剣に大切に生きることこそが、未来への積み重ねとなり、明日への希望の光を作っていくのです。
皆さんも今日という日を”一瞬一瞬”大切にして、シューワグループでも同様の事故が絶対に無いように心がけてください。
未来がどうなるかは誰にも分かりませんし、「一瞬先は、闇」まさか!の闇です。
しかし、この不確実な時代だからこそ、私たちは準備を怠らず、一歩一歩前進していくことが重要です。
不安に恐れることなく、次の瞬間に何が訪れたとしても、私たちは自信を持ってそれを迎え撃つ覚悟を持ちましょう!!
そして「一瞬先は、闇」と心に銘じて、常に”公明正大”に生きて行きましょう!