2023年度末の朝礼

今年の元旦、能登地方を襲った大地震から早10ヶ月が経とうとしています。
被災者は、打ちひしがれた気持ちを奮い立たせ、悲しみを乗り越えて、
やっとの思いで復興への兆しが見えかけた段階での追い打ちをかける今回の豪雨被害が発生してしまいました。
テレビや新聞やニュースでも嘆きの声が溢れています。
「こんな大雨初めてで。せっかく復旧してきてたけど、また振り出し以下になり心が折れそうになる。」「果たして神はいらっしゃるのか?」など。
神様が居られるとすれば、余りに非情であり過酷な試練を与えられていると感じてなりません。
そんな中でも、シューワグループ・日本BCPが中心となって、現段階でも10班以上の方が果敢に災害応援に行ってくれています。
この”勇気と行動力”に改めて感謝申し上げます。
令和6年能登半島地震、豪雨被害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまに謹んでお悔み申し上げます。
また、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い災害復興をご祈念申し上げます。

先週には、大きな勝利のニュースが2つありました。
まずは、ドジャース・大谷翔平選手がパドレスに勝利をして、地区優勝を決めました。
まさに!ヒリヒリとした戦いの中で念願のワールドシリーズ制覇まで頑張って貰いたいです。
惜しくも3冠王には届きませんでしたが、54本・59盗塁は前人未到の記録で日本人の誇りです。

そして、自民党総裁選の決選投票で石破茂氏が逆転で総裁に決まりました。
波乱含みのスタートとなりそうですが、石破氏は2008年の総裁選に初挑戦していますから16年、5度目の挑戦での掴んだ総裁の椅子です。
政治手腕については分りませんが、10月1日召集の臨時国会では、この国のリーダーに選ばれますのですから、この日本を「どんな国に導いてくれるのか?」関心を持って見守りたいです。
また「石の上にも三年」という言葉がありますが、今回の総裁選で私たちは「5度目の挑戦で実る」ということを学びました。
「夢を叶えたい」のなら「一度の挑戦」ではなく「五度の挑戦」、「石の上に3年」ではなく「石破の上にも16年」の格言ができそうな!覚悟と執念の大切さを学びました。
石破首相には、「防災省」の創設に期待をしたいと思います。

そして、まさに!本日が決算日です。
2023年度も無事決算が終われたことに、皆さんに心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。
そんな中、祖業事業である灯油巡回販売のシーズンを振り返りますと、シーズン当初より原油高騰、特に1月、2月、3月が暖冬傾向であった為、とても苦しいシーズンでした。
このような厳しい状況下でも、しっかりと利益を出して乗り越えることが出来ました。
何よりも、お客様、全従業員の皆さんとご家族、取引会社様、地域社会の皆様のご支援の賜物だと改めて感謝を申し上げます。
やはり、シューワグループでは、12事業部・ニッチオンリーワン戦略と全国展開・エリア戦略の強みが発揮されて、祖業が苦しい状況でもしっかりとした結果を残すことが出来ました。
2023年度を振り返って、ペンギンベーカリーやガソリンスタンドの出店ラッシュも含めて、果敢に進化発展系のチャレンジが出来たことに嬉しく感じています。
特に日本BCPの躍進は目を見張るものがあり、能登半島災害応援では、多くの大企業さまからの要請にお答えをしての実績は素晴らしい成果を上げてくれています。
更なる高みへのチャレンジを期待しています。

先般、9月13日に旧盛和塾・大和例会にて、稲盛塾長DVDから「私の幸福論」について、学ぶことがありました。
前置きが長くなりましたが、その中でも特に勉強になりました「他力の風」をど真剣に学んでいきたいと思います。
《出典 京セラ ライブラリー参照》
—–人生を大海原を旅する航海に例えるならば、我々は思い通りの人生を送るためには、必死で自力で船を濃がなければなりませんが、それだけでは遠くにたどり着くことはあまり期待できません。
船の前進を助けてくれる他力の風を受けるための準備をしなければなりません。私はこの大海原を旅する中で、後ろから他力という風が、万人が受けられるように吹いていると思っています。
私は、帆を張って他力の風を待つときの、その帆を張るという行為が、自分の心を美しい心に磨いていく営みそのものではないかと思います。
考えてみればこの世の中に自力でやれることはそう多くありません。
他力を受けなければできないことがほとんどです。けれども、他力を受けるためには自力で帆を揚げなくてはいけない。
その帆を揚げる作業とは、自分自分自身の心ををきれいににして、利己まみれの心ではなく、「他に暮かれかし」という美しい心にすることです。
つまり利他の心を持つということです。
「俺が俺が」という利己の心で揚げた帆は穴だらけです。
よしんば他力の風がいくら吹いても、帆は穴が空いていますから通り過ぎてしまい、船は決して力を得ることはできません。
それに対して、利他の心で揚げた帆は穴が空いていないすばらしい帆です。必ず他力の風を受けられます。
そのことを、日本航空の再生が証明しています。
日本航空だけではありません。81年にわたる人生の中で、私はそうした経験を幾多もしてきました。
それだけに、利己的な欲望を抑え、美しい利他の心を発揮させていくことが、幸福をもたらすベースだと信じています。
この世界には、常に我々を幸せにしていく見、つまり他力の風が吹いています。
その他力の風を帆に受けるためには、立派な帆を張らなければなりませんが、帆はその人の心の状態でつくられるものです。
利己的な欲望ではなく、利他の美しい心、他に善かれかしという慈悲の心で帆を振れば、自然と、この世界に吹いている神報的なすばらしい力を得ることができます。
これは神様から来る力かもしれませんし、宇宙から来る力かもしれません。
そのような他力の帆にたくさん受けることで、自力で漕ぐ力以上の仕事ができ、人生を全うすることができます。—–
人生において大きなウエイトを占める、つまり自身の命の時間を大きく使うあり会社です。
社員一人ひとりにスポットライトを当て、各々が数々の挑戦をして成長する職場を作る。
それぞれが与えられた環境の中で考え、学んだ知識を行動し実践する。
そんな楽しい連鎖を作っていきた思います。
会社は社会の公器であり、利益を上げることを通じ、長期にわたって社会の発展に繋がらないといけない。
仕事がどういう社会性に通じていくのか?
『両善する世界』・・・シューワグループでの5方よしがまさに両善です。 お客様・地域社会・お取引様・従業員家族・会社の全員が良くなるループだと塾長から教えて貰いました。
社会全体が良くなることで自社も良くなり、この世界を広げて”ありがとうの言葉を集めるから、溢れる企業づくりへ高めていくのだと思います。
どのように必要とされて力、他力、宇宙力の持つ力等、様々な言葉を頂き、今まで考えていたようでいなかった自分をはっきりと理解することができました。
「利己の心」を抑えて「利他の心」を大きくするようにしなければならない。
どのようにすれば雑草を取り除き、美しい草花を咲かせることができるのか?
ジェームズ・アレンの言葉「心の中の庭」の整理は毎日反省の心を持って手入れをする。
心の原理原則の重要性がわかり、稲盛塾長の考え方が腑に落ちました。
また、大きな船を動かすときには、しっかりとした他力の風を受ける為には”ありがとうの帆”が必要です。
利己の心が多く茂っていると心の帆がビリビリに破れていて他力の風を受けられ無くなります。
素晴らしい他力の風を受けるためには、自分自身で利他の心を磨きながら綺麗な帆を揚げなくてはいけない。
利他の心での帆を揚げておけば、必ず良い他力の風を受けられることを再度学びました。
時代に応じた学習!!をすることで新たな問題課題に対応(解決)する力を身につけることが必要です。
これからが、シューワグループの強みである、グリーンオーシャン事業(革新的ビジネス)の展開です。
レッドオーシャン(逆張りビジネス)を革新的な事業との融合に変えて戦略です。
再度、新年度に向けて会社の『経営の意義』・『経営理念』・『経営の目的』を共有致します。
・シューワ経営理念:「ありがとうの言葉を世界一集める企業」
・日本BCP経営理念:総合防災・減災企業として、命をつなぐサービスを増進する。
・シューワ事業の目的:ニッチなお困りごとを独自の無店舗商法であったらいいなをカタチにして、たくさんのありがとうを集めます。
・経営の意義:「全従業員の物心両面の幸福の実現」
皆さんがこの経営の目的意義をしっかりと考えて行動を出来れば、素晴らしい会社になります!
大変な時代ですが、大変とは、大きく変わると書きます。
ピンチはチャンス! 革新的ビジネスを最先端技術を持って逆張り経営を持って100年に一度のチャンスと考えて行きましょう!
新年度がはじまります!主体性を持ってワクワクしながら目標に向かって力を合わせてがんばりましょう!!

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