
勝負は魂でする

先週、8月23日に皆さんもご存じの通り、第106回全国高校野球・甲子園大会決勝にて、
京都国際高校が関東第一高校を延長10回タイブレークの末に2-1で破り、春夏通じて初優勝を果たしました。
この長い歴史がある甲子園決勝で、初めてのタイブレークが導入された歴史的な戦いでした。
京都国際高校の前身が、1947年開校の京都朝鮮中というルーツや校歌が韓国語であるがゆえの苦難もあったそうです。
その中で、今週は小牧監督「勝負は魂でする」からの学びを勉強したいと思います。
1956年平安高校以来、京都勢としては、68年ぶりの優勝です。
小牧監督は「すごい子どもたち」「素晴らしい夏休み」と選手たちを称賛されています。
下記は、報知新聞記事参照。
—–マウンド上で歓喜の輪をつくるナインを、京都国際・小牧監督は三塁ベンチから頼もしげに見つめた。
2点リードの延長タイブレーク10回、無死満塁を1失点でしのぎ、頂点を極めた。
「足が震えるような場面だったけど、全員でしっかり思いを持って攻めてくれた。最後、勝負は魂でするもの。
大切な先人から受け継がれてきた気持ちの部分。すごい子どもたちだと」とナインをたたえた。
深紅の大優勝旗を、都道府県勢最長ブランクとなる68年ぶりに古都へもたらした。
新チーム発足後、公式戦0本塁打も、つなぐ野球と左腕の中崎琉生(るい、3年)&西村一毅(2年)を軸とした堅守を最後まで貫いた。
本塁打なしでの優勝は1年の常総学院(茨城)以来だったが、守備力で京都勢の決勝での連敗を4で食い止めた。
「人生で一番熱くしてもらったのが高校野球。いずれは携わりたい」と、6年に銀行員から京都国際の社会科教師に転身し、18年に監督に就任。
だが、待ち受けていたのは右翼約60材、左翼約70材の荒れ果てたグラウンドだった。
「昔は教え魔。軍隊みたいにスパルタ式でバチバチにやっていた」が、フリー打撃も満足にできない環境で内野ノックなど基本を徹底した”個”の能力を伸ばす指導を確立。
1年から5年連続でプロ野球選手を輩出するなど、その育成力が人気の一因となり、就任1年目の24年春に念願の聖地の土を踏んだ。
京都朝鮮中というルーツがあり、相手選手から心ないヤジを飛ばされる悔しい経験も味わった。
当時の指導者は「いろんなものにプライドを持て」と教え、選手は毎練習後に校歌を歌った。
悪環境に対しても同じだ。”反骨心〟で逆境を生き、それは今も脈々と受け継がれる。
小牧監督就任後も、夏の京都大会決勝前に脅迫電話で警察が駆けつけたことがあったが、指揮官は「せっかく縁があって入ってきてくれた子たち。なんとかしてやりたい」と諦めなかった。—–
タイブレークでの熱戦の末で、どちらが勝ってもおかしくない試合で両チームの選手に勇気と感動のエールを送りたいですね。
京都国際高校については、韓国語の校歌に賛否両論があったことを試合後に知りました。
元々、在日韓国人向けの民族学校なので、韓国語の校歌は当たり前なんですけど、違和感を持つ日本人が多いのも仕方ないことだと思います。
しかしながら、アメリカ系の英語の校歌だったら、ここまで違和感を抱いたかと考えるとちょっと微妙な感じがします。
この様な偏見が現代でもあるのが残念でなりません。
京都国際高校の選手の皆さん!優勝おめでとうございます!
そんな中での逆境を乗り越えて、数々の苦難を乗り越えられての優勝は素晴らしいと思います。
シューワGは在日企業ではありませんが、思い起こせば昭和53年に元々は、弊社会長がお米を販売する為に始めたサービスが灯油巡回販売のルーツであります。
そして、昭和63年に創業してタンクローリー2台で始めた時には11月から3月までした仕事が無くて、たった5か月の商売でした。
一風変わった冬期だけの灯油販売とあって、今までの石油既得権益のようなものが根強くあり、安く販売をして数量を伸ばせば、石油業界からは叩かれる状況がありました。
まさに!モグラ叩きのような四面楚歌の状態で、歯を食いしばって幹部たちと頑張ってきました。
その様に今考えますと、この世の中は不公平なもので、お金持ちの家に生まれたり、貧乏な家に生まれたりするけれど、”宿命の選択”は出来ません。
なぜなら、神様がそれぞれの人にあった”修行の場”を与えてくれているから。
その環境自体が、より厳しい環境の状態の方が”一番魂を向上させやすい環境”だと思います。
稲盛塾長曰く、「私たちは魂の修行をするために、この世に生まれてきてるんです。」と「人生は最大の目標は生まれた時より少しでもましとなり、魂を磨くこと」だと教えてくださっています。
その様に考えると、私たちは”魂の修行”をするためにこの世に生まれてきてるんです。
そして、生まれてくるとき、前世ではできなかったことにチャレンジするために、人生のいろんな場面に課題を用意しているんですね。
”運命を変えるため”自分で用意した課題だから、答えはわかっている。
乗り越えられないものは無いのです。
特に学歴優秀な方に多いのが、今までの常識の中での考え方の多くでは、自分の頭で考えずに、周囲に合わせて決定してきた生き方は悲劇なものです。
自分で選んだという自覚が無いだけに、失敗や上手くいかない場合には、社会や環境のせいにする。
それを変える努力や責任から逃げ続ける。これで幸せになれるはずがありません。
努力しないで欲しい物が手に入るなら、世界平和はすでに実現しており、全世界が豊かになっており戦争も無いはずです。
稲盛塾長や偉人たちの共通の言葉として、「困難な方を選べ」という「自分の心の声を聞いて、自分で考え、思うがままに自分の手足を動かせ」と言っているに違いありません。
「困難な方を選べ」に中には、シューワGの経営理念「ありがとうの言葉を世界一集める企業」として、有ることが難しいことを実現するに合致します。
特に、お客様のお困りごとに果敢にチャレンジして、解決をする。
どんな問題でも、魂が成長するために必要なものであり、神様からの愛のあるプレゼントだと考えていきたいと思います。
だから、困ったことは起きないんです。足りないものは学び、習え。技術を磨く!
その力さえあれば、どんな状況に陥っても、また立ち上がってやり直せる。
「困難に挑め」とレッドオーシャン逆バリ経営をしようと最近よく言っています。
大手企業がやらない、やれない!純張りでは無く!!逆張り経営にニッチオンリーワン企業としての鉱脈がそこにはあると思っています。
周りがどうとか、難しそうだからとかではなく「お客様のお困りごとが有るからやる」そんなシンプルな原理原則があり、実直に行う姿勢がシューワGをここまで成長をさせて貰ったと感じてなりません。
今後も色んな障壁は有りますが、「勝負は魂でする」の素晴らしい言葉を学びながら、仲間たち力の成長と社会との融合が有れば化学反応を起こして乗り越えて行けると確信しています。