
感動する心

先週の11月5日(日)、阪神タイガースが38年ぶりに関西対決となったオリックスバッファローズを制して、見事!日本一!
そして、岡田監督は、選手時代、そして監督としても阪神タイガースを、共に2度目の日本一に導いてくれました!!
38年前と言えばあの3連発のバース、掛布、岡田の強力打線で日本一したが、今季はセパ両リーグの中でも最年長監督としてあっぱれな采配でした。
38年前は、まだ、シューワを創業をしていなくて、私が高校生だったことを考えるととても長かったです。((笑)
今回の日本シリーズのテレビ視聴率は、関西エリアでは、かなり高くて瞬間視聴率50%越えで皆さんの関心の高さが伺えました。
とにかく「アレのアレ」が達成できて、おめでとうございます!
これで、関西全体の経済効果も1400億円以上とのことで、ムードが一層明るくなることでしょう!
それにしても、阪神タイガースは1935年に誕生し今年88年目ですが、日本一がこれで!2回目です。
長きにわたり、勝てない暗黒時代も乗り越えて、これだけの熱狂ファンがいてくれる有難さを「感動する心」を学んでいきたいと思います。
《 稲盛和夫著書 魂の言葉 参照》
—–感動を伴ってこそ、心から相手に理解してもらえるのです。
大きな感動がよい仕事を生むには、心を磨くためには精進が必要であり、それには仕事を一生懸命に続けることが大切だ。
(中略)しかし、だからといって、会社に勤める人間は、修行僧のように困難な荒行を延々と続けることを言っているわけではありません。
苦しいことだけしかないのであれば、何事も長続きはしないものです。
やはり仕事を続けたり、何かを成し遂げたりするには、仕事をすることに対する喜びや、原動力となる感動体験を欠かすことはできません。—–
今年のプロ野球日本シリーズは、59年ぶりの「関西対決」ということで、是非とも球場にて観戦したいと思い何とかチケットを確保することが出来ました。
10月29日(日)、日本シリーズ第二戦の観戦に京セラドーム大阪に家族で行ってきました。
京セラドームで日本シリーズが観戦できると考えると、実は??永遠の野球少年の私にとっては気持ちが高ぶって、まさしく、遠足前夜の子供の心境でした。
今回は、59年ぶりの大阪での日本シリーズであり、冗談抜きにして生きている間にはこの「関西シリーズ」が観れないのではと、勝手にレア感を持っての観戦となりました。
そして、テレビ、新聞では、「なんば線シリーズ」いうことでも盛り上がっていました。
なんば線シリーズとは?
オリックスの本拠地・京セラドーム大阪と、阪神の本拠地・甲子園がともに、阪神線の沿線にあり、とにかく「近い」(13.4kmほど)ことから盛り上がっておりました。
もちろん、阪神なんば線が全線開通してから、はじめて実現した「なんば線シリーズ」です。
私は、わざわざ家族とは別行動をとり、「なんば線シリーズ」にちなんで、阪神・難波駅からドーム駅までを利用して堪能してきました。
当然ですが、たくさんファンの人たちが両軍のユニフォームを着ている事前の雰囲気を味わえて、とても良かったです。
試合結果は、残念ながらの0対8での完敗でしたが、丁度、満員観客が半分づつに分かれての応援で、コロナ禍が過ぎて、声出し応援が解禁になったのも大きな戦力となったと思います。
その様に考えると、やはり!阪神日本一の原動力は圧倒的、かつ熱狂的なファンの応援であり、それがプレッシャーとなり、勇気に代わる底力だと感じとれました。
その結果、京セラドームでも感じましたが、地鳴りのような応援で、選手間でものいつも以上の緊張感があり、日本シリーズの大舞台で特に目立ったミスが今回の敗因にも繋がったと思います。
やはり、エラーや四球や死球などで勝負の流れが変わるって事を目撃しました。
これは、スポーツなどの勝負の世界だけでは無くビジネスの世界でも同じ事が言えると感じています。
業績が調子がよく推移している事で気が緩くなったり、怠慢になってしまうケースが良くありますが、そんなほんの些細な事がきっかけで大きく流れが変わる事があります。
特にライバルとの差が拮抗していて、お客様からも信頼されて売り上げが上がっていたのに急に潮目が変わってしまう事も何度か経験をしてきました。
良い状態の時こそ気を引き締めて、反対に調子が悪い事にも腐らずに、決して諦める事なくやるべき事を実直に貫く姿勢を続けていければ、何かのタイミングで流れが変わる事もあると信じる事が重要だと思います。
それにしても、今回の「関西対決・なんば線・日本シリーズ」での手に汗握る熱戦は阪神もオリックスも両方が良かったです!
38年前・1985年バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発の圧倒的な破壊力から比べると、今回の岡田野球は、現代のスモールベースボールの原点と言っても過言ではないと感じました。
阪神・岡田監督の芯の通ったブレない采配が光り、とても勉強になりました。
そして、忘れてならないのが矢野前監督だと思います。
今の若手選手に考える野球の基礎を教え込んだ功績はとても大きい!シューワグループも若手社員が増えていますが、しっかりと考える野球・仕事に繋げていきたいと感じました。
ありがとう!阪神タイガースとオリックスバッファローズの選手の皆さんからたくさんの「感動する心」を貰えました。
やはり、ファン(お客様)あっての商売として、阪神、オリックス共に勝つことの素晴らしさ、ファンへの感動体験の中での熱狂の喜びが原動力となることを学びました。