
人生のMVPを目指す

11月1日より主力事業である灯油巡回販売がスタートしました。
毎年恒例!大澤課長と共に約2週間以上に及ぶ全国25支店への朝礼と夕礼巡業3700Kの旅が無事終了しました。
ところで、長年の各店巡業時に特に気を付けていることがあります。
巡業目的としては、シューワグループの今後のビジョンを伝えるのもあるのですが、やはり、「経営理念」「事業の目的・意義」「物心両面の幸福の実現」。そして、今期のテーマとして、”素晴らしい人生をおくるため”を中心に対話をしてきました。
その中でも、社長である私自身が常に公正明大であり、いつも前向きで”ハラハラ・ドキドキ感”があれば、従業員(クルー)にも伝染して組織全体がポジティブとなると考えます。
特に今期は、各店共に社内環境整備も出来ており、とても綺麗に整理整頓されており、身だしなみや挨拶も良かったですし、昨年以上に若手の台頭と活気が感じ取れました。
今シーズンも期待が出来る面々で安心をしました。
ところで、”ドキドキ感”の偉業と言えば、ア・リーグ最優秀選手(MVP)栄誉にエンゼルスの大谷翔平選手が選ばれました。
しかも満票とのこと、おめでとうございます!!
2021年に続いて、記者30名からの2度目の満票受賞はメジャー史上初めてのことで異次元の活躍で凄い!と思います。
今シーズンのエンゼルス大谷翔平選手は、今更言うまでもなく、名実ともに世界の大谷選手となり、アメリカ・メジャーの100年の歴史を塗替えました。
アメリカ・メジャーのアメリカンリーグでは、今季も「二刀流」で活躍したエンゼルス・大谷翔平選手が2年ぶりに最優秀選手(MVP)に選ばれました。
日本代表を世界一に導いた3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、投打で活躍をして自身がMVPを獲得。
そして、メジャーリーグでも、6年目の今季は打者でア・リーグ本塁打王の44本塁打、95打点、打率304、投手では、10勝5敗、防御率3.14、164奪三振の好成績を残しました。
二刀流の元祖、ベーブ・ルースでもなし得なかったメジャー初の2年連続「2桁勝利、2桁本塁打」の前人未到記録を達成しました。
残念ながら、シーズン終盤では右肘の手術を受けて、25試合を欠場しましたが、勝利への貢献度を示す指標WARではメジャー全体トップの9.0の好成績。
最終候補に残っていたセミエン(レンジャーズ)の6.3を大幅に上回ったそうです。
前人未到の二刀流、大谷翔平選手は”史上初”と言う言葉が実に似合う選手だと思います。
まさに!世界のトップオブトップになりました。
グランド外でも大谷翔平選手は、本当に凄いと思いまし、年々輝きを増していると思います。
そんな中、AERA・スポーツジャーナリスト吉井妙子記者の言葉に感銘を受けました。
—–アスリートの言葉はなぜ私たちの心に響くのか。
彼らは勝利の瞬間に辿(たど)り着こうと、内臓が焼けつくような思いで身体を鍛え、折れかかった心にムチ打ち、日々もがいている現実を私たちは知っている。
そこから吐き出された言葉は、余分な感情や思惑がそぎ落とされ、むきだしになった魂が叫んだもの。だからこそ、シンプルで洗練された言葉となって私たちの心にストレートに届く。
今やニュース番組の定番になった「本日の大谷翔平」。これだけ注目されれば、彼の一挙手一投足が記憶に残るが、特に印象深かったのは7月のアストロズ戦後の囲みインタビューだった。
「指先はそれだけ繊細ですし、そこまでのプロセスが良くても、最後のひっかかりで(すべて)台無しになってしまうことも」
ピッチングに対する応答であったものの、全てに達観した言葉のように私には思えた。
多くの人は、次々に金字塔を打ち立てる大谷のパフォーマンスに歓喜する。だが、その裏でどれだけ努力しているか。
山が高ければ谷も深い。その深い谷から這(は)い上がってきても、最後の一手でまた谷底に逆戻りすることもある。
今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、チームメートから「卵を一日8個食べていた」「パスタには塩だけ」と、そのストイックさを暴露されていたが、大谷はどこ吹く風。
逆境に立たされても、遠征先でホテルから一歩も出なくても、取材合戦がヒートアップしても、野球というフレームワークの中で起きる事象をすべて楽しんでいるように見える。
メジャーに移籍する直前、大谷の実家に両親を訪ねたことがあった。大谷を指導してきた父が何げなく語った言葉が忘れられない。
「プロ野球選手にしようとは考えていませんでした。ただ、大人になっても生活の中に野球がある人生を送ってほしかった。野球の楽しさは十分に教えたつもりです」
大谷は、苦難もまた楽しんでいる。だからこそグラウンドで見せる彼の屈託のない笑顔は、国を超え多くの人をハッピーにする。—–
まさに!苦楽の中でも本当に野球を楽しんでいる姿が輝いて見えるのは、やはり、お父さんからの素晴らしい”考え方”の教えがあったからなのだと理解が出来ました。
まずは、野球を”楽しむ”ことが出発点なのですね。
さらには、先週大谷選手から全国の小学校に60,000個のグラブを寄贈することも発表されました。
「野球しようぜ!」とつづって、大谷選手は「子どもたちが野球というスポーツにふれ、興味を持つきっかけになってほしい」とコメントを出しました。
次の子供たちが頑張ってくれると思えたら幸せ。
日本だけではなく、韓国、台湾、中国もその他の国ももっと 野球を大好きになってもらえるようにとプレイ以外で球界発展を願うコメントが自然に増えてきました。
スーパースターならではの粋な計らいですが、することも規格外で素晴らしい”利他の精神”に驚きました。
「二刀流」の活躍で規格外の記録で常に周囲を驚かせてきましたが、今後はグランド外でも大好きな野球のためにサプライズをしてくれそうで目が離せません。。
さらに、栗山氏のコメントもありましたので、紹介します。
監督として日本ハム時代の大谷を二刀流として育て上げ、今春のWBCでは指揮官、選手としてともに世界一を経験。
「我々は翔平がいつか世界一の選手になると信じて送り出しましたが、本人が一瞬たりとも気を緩めることなく、攻め続けてきたからこそ、現在地があるのだと思います」と敬意を表して、
「これからも進化を遂げていくと確信していますし、これまで以上の光景を見せてくれると信じています。」と変わらぬ愛と期待を口にしました。
漫画の世界から出て来たような大谷選手ですが、投げて!打って!走って!も凄い、そして、言動も含めて”考え方”も大きなと学びになりました。
努力すれば、大谷翔平のようになれる!
しかしながら、並大抵の努力では、大谷翔平にはなれない!!
日本人は非力でメジャーでは通用しないと100年間言われ続けて来ましたが、それを今回の満票MVPは完全に払拭してくれました。
そんな希望と勇気を持てたことが大変嬉しくて、とても誇りに感じました。
日本経済は失われた30年と言われて、円安に苦しみながら低迷していますが、大谷選手のように、常に規格外の前人未到の「二刀流」で頑張れば世界のトップにも立てるという光を当ててくれました。
これからの近未来は、AIによって雇用の4割は奪われると言われています。
しかし、いかにAIが進化しても、DX化が拡大しようとも、人にしかできない仕事はあります。
働き手に求められるのは、「二刀流」からの進化「多動力」でニッチを究めることが出来るでしょう!!
やれば出来る!固定概念を払拭していかなければならない時代へ突入をしましたが、大谷選手が教えてくれたように色んな武器を持つことでピンチはチャンスとなります。
皆さん現状打破言葉の”明元素”を持って”人生のMVP”を目指しましょう!
PS、10月30日花巻支店から車で5分ぐらいの所にある。菊池雄星、大谷翔平と二人の大リーガーを育てた花巻東高校に、夕礼時前に中野課長から見学に行ってみようかと誘いがあり写真を撮りました。
本当に緑の豊かな校舎で2021年MLBオールスターゲーム時の”花巻から世界へ”のサインが印象的でした。
そして、添付写真には、中野課長から奥州市出身の大谷選手への祝い写真が添付してありますので、参照ください。
最後に、大谷翔平選手のMVP受賞、本当に嬉しいですね!
絶対大丈夫、取れるに違いないと信じていても、受賞のニュースを聞くまではちょっと落ち着かない日々でした。