きれいな心で願望を描く

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。

【今月のキーワード】は 『きれいな心』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!
《出典 京セラフィロソフィ P.61参照》
—–きれいな心で描く願望でなければ、すばらしい成功は望めません。
強い願望であっても、それが私利私欲に端を発したものであるならば一時的には成功をもたらすかもしれませんが、その成功は長続きしません。
世の道理に反した動機に基づく願望は、強ければ強いほど社会との摩擦を生み、結果的には大きな失敗につながっていくのです。
成功を持続させるには、描く願望や情熱がきれいなものでなければなりません。
つまり、潜在意識に浸透させていく願望の質が問題となるわけです。
そして、純粋な願望をもって、ひたすら努力を続けることによって、その願望は必ず実現できるのです。(中略)
お釈迦様は心に描いた通りになると仰っています。
心に持った事は全部現実化して現れると言うのです。(中略)
しかし、因果応報と言うように実際の人生や経営は、心に思ったことは寸分違わず現れてきます。
ただスパンが長いわけです。大体30年くらいのスパンで見ると帳尻が合うはずです。(中略)
しかし、今いる「あの世」まで含めた長いスパンで見ると、全く”寸分の狂いもない”くらい相応の結果が出ています。(中略)
つまり、肉体を持って生きている現世だけで考えるのではなく、あの世まで通算してみれば、ものの見事に因果応報は成立してるということです。—–

今のシューワグループの経営の意義は、【物心両面の幸福の実現】でありますが、今年のテーマを、”素晴らしい人生をおくるために”を重要項目として一丁目一番地としています。
「きれいな心で願望を描く」フィロソフィの中では、今さらながら、稲盛塾長が仰る、熱意×能力×考え方⇒”考え方”の中でも”きれいな心”が重要だと学びました。
この良い”考え方”を潜在意識まで”強烈な願望”で浸透させていく必要性と願望の質が大事だと感じました。
この”願望”とは、願いを望むと書きますが、きれいな心で描く心のベースの願望がきれいでなければ、すばらしい成功は望めません。
潜在意識にまで浸透するほどの強い願望でなければ実現しないのですが、一方でその質が問われるワケです。
願望があっても、それが私利私欲に端を発したものであるならば、一時的には成功するかもしれませんが、その成功は長続きしません。
「因果応報」・・・善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。
塾長が成功もまた試練で有り、大体30年くらいのスパンで見ると帳尻が合うとの事で、利己的で汚れた願望では成功しても長くは続きません。
そしてあの世まで通算してみれば、ものの見事に「因果応報」は成立してるということです。私はあまりスピリチャルは信じませんが、塾長が仰るのだから間違いないと思います。

私たちが、与えられた人生の中でどう生きるかよりも、良い”考え方”に基づく願望を描くには願望そのものや情熱がきれいなものでなければなりません。
やはり、成功を持続させるためには、描く願望、情熱がきれいなものでなければなりません。
むしろ、利己心が強ければ強いほど、願望が実現した後の落ち方が強烈となってひどい目に会うことになるとの事。
現代社会にて、【物心両面の幸福の実現】において、”心”の部分を疎かにしている企業が多いように感じています。
我々、経営者は自分の欲望だけを満たそうとしてはいけません。
世の道理に反した動機に基づく願望は、強ければ強いほど社会との摩擦を生み、結果的には大きな失敗につながっていきます。
全従業員(クルー)の幸せを第一に考え、「会社を立派にしたい」というきれいな心でやっていれば、長いスパンでみると、必ず報われる。との事を学びながら少し安心をしました。
やはり、純枠な素晴らしい願望をもって、ひたすら努力を続けることによって、その願望は必ず実現できると確信が持てました。
来週は、 「きれいな心で願望を描く」に引き続き、「利他の心」の重要性も含めての「極楽と地獄」”うどん釜の話” を考えていきたいと思います。

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