
心のコップ理論②

今週は、 「極楽と地獄は紙一重」 に引き続き、「心のコップ理論」の”考え方”について学んでいきたいと思います。
以前にも紹介した「心のコップ理論」について、旧盛和塾・大和にて尊敬をしている先輩社長にその重要性を教えて貰えました。
大変勉強になりましたので、もう一度、皆さんと学びを深めたい思います。
—–(原田教育研究所・原田隆史氏の言葉より)
私は、人は2種類だと考えています。
それは、「心のコップが上を向いているか、下を向いているか」ということです。
心にはコップがあります。
心のコップが上を向いている人は、周りの人の話や学んだ内容、自分に起きたよいことも悪いことも、水を注ぐがごとくに、そのコップにどんどんと注いでいきます。
コップが上を向いている人は、生き方や態度・考え方が素直で、前向きで、真剣です。
反対に、心のコップが下を向いている人もいます。
こういった人たちは、周りの人のせっかくのアドバイスも耳に入りません。
下を向いたコップに水を注いでもこぼれるのと同じで、自分に起きたよいことも悪いことも、吸収できません。
いつも何かに対して不満を持っていて、考え方が後ろ向きで、やる気が持てません。
「心のコップが上向きか、下向きか」 この2種類の人間について最も特徴的な差は、「結果に対しての考え方」に表れます。
心のコップが下を向いている人は、結果に対して「どうせ自分には無理」と、自分の「能力不足」を嘆きます。
つまりは「他責の念」です。
一方、心のコップが上を向いている人は、たとえ結果が自分の願った通りでなかったとしても、「自分がもっとこうすればよかったのだ」と、自分の「努力不足」を反省します。
つまり「自責の念」を持つということです。
「心のコップ」は、このようにその人の考え方や感じ方という、いわば生き方全般に影響を与えるものです。—–
なるほど納得ですね。
何度聞いても、本当にわかりやすい「コップ」理論であり、私たちの心がどの向きに置かれているかで、心の状態や行動が変わってくるのです。
上記に解説がありましたが、もうすこし簡単に言えば、このコップの向きには大きく二つのタイプがあると考えてみましょう。
「心のコップ理論」は、日々の仕事やライフワークの中で感じる心の状態を分かりやすく表現した理論です。
改めてまとめてみますと次の通りですが、皆さんはどちらでしょうか?
① 心のコップが上向き。
・心のコップが上に向いている人は、人の話を素直に聞けておかれた状況を自分事として捉え努力できる”原因自分論”タイプ。
プラス思考の感情が優先して、学びや経験が吸収される。
学びや経験を受け入れる心が広いので、困難な状況でも前向きに考え、努力してチャンスをつかむので、学んだことや経験がどんどんコップに注がれていくイメージ。
② 心のコップが下向き。
・心のコップが下を向いている人は、おかれた状況を他人事として捉え、問題と向き合わおうとはしない”原因他人論”タイプ。
ネガティブな感情が多く不安が優先して、学びや経験がなかなか入ってこない。
人の話を受け入れることが出来ず、学んだことや経験がなかなか心に入ってこない傾向があり、経験が取り入れられずに学びや経験がこぼれてしまうイメージ。
※ 弊社でもわずかですが、”心のコップが下向き”タイプがいます。共通点は、自分自身に自信が無くて常に後ろ向きでやらされ仕事が多い。
そして、常に不平不満や愚痴が多い!!まさに”原因他人論”タイプです。
その人自身が、ネガティブであり、特にプライドが高い高学歴の人に多いのが気になります。
“心のコップが下向き”だと、どんなに良い事を上から注がれても、吸収されずに足れ流れていきます。
みすみすチャンスを捨ててるのと同じです。
まずは、自分自身の心のコップを上に向けるように心掛ける必要があります。
「心のコップを上に上げる」には、まずは、素直、真面目、一生懸命であり、自分自身を大好きになる事が必要だと思います。
そして、徐々に自尊感情が高まって、チームワークも感じ幸福感を感じると好循環になってきます。
常に心のコップが上を向いている人の特徴は、年上のひと回り以上の先輩から応援される傾向があるそうです。
その様な流れとなると、自然と周りの人にも好かれて、この人にはあれも教えよう、これも教えようという気持ちなるそうです。
この様な、好循環になる為にも、社員の皆さんとの約束である”物心両面の幸福の実現”に向け良い流れを作っていきましょう!!
その為に、私自身も含めて、従業員さんの皆さんが共に「心のコップ」を上向きにして、ハラハラ・ドキドキ・ワクワク、成長できるような明るいシューワGづくりを共にしていきましょう!