次世代のチャレンジャーへ

先週の朝礼で塩田部長が2025年度エラベルにシューワグループから3社掲載されるお話しをして頂いておりました。
今日はシューワ株式会社、日本BCPと一緒に選んで頂いたシューワホテルサービスの事を少しお話しさせて頂きたいと思います。
ご存知の方、ご存知でない方もおられるかと思いますが私が代表を務めるホテルの客室整備をメインの業務としている会社です。
私が初めてホテルの仕事に携わったのが18年前になります。
縁あって横浜の関内にあるビジネスホテルでの仕事でした。
とにかく全てが初めての事で右も左も解らず、仕事内容もさることならが、言葉の通じない外国籍の従業員と一緒に仕事をする事も初めてでした。
色んな事を経験させて頂きました。
当初は清掃が時間までに終らないとお叱りを受けるのは毎日の事で、スタッフが誤って廃棄したお客様の私物を探すのに回収したごみ袋を開封して探す事も度々。
今では考えられない事ですがクリスマス、年末年始にかけては夜中待機してお客様からのリクエストデリバリーに対応しました。
ですが何より辛かったのは仕事をしていて毎日赤字になる事です。
原因は契約内容にある事は明らかでした。
そして苦渋の決断で2年後、2007年にこのホテルから撤退する事となります。
しかし、その2年後2009年にリベンジのチャンスが巡ってきます。
再度このホテルとの契約を締結する事となります。
前回と違い、利益を残すことができる体制が構築できました。
そしてその後2010年にプリンスホテル様との契約の運びとなります。
この時点ではまだシューワグループ内でもホテルサービスの存在はあまり知られるところでは無かったと思います。
そこから13年、携わったホテルは6社。
そして今まで一緒に働いてくれたスタッフは総勢1161名にのぼります。
矢野社長からは毎月収支報告の際、常に「赤字は悪」と叱咤激励され続け、良い事より辛い事、大変な事のほうが多かったように思います。
同じ轍を踏まないようにと取組んで来ましたが自分達の努力だけではどうにもならない事もあり、時には不採算物件からの撤退も行ってきました。
その後、コロナ過による観光業界は大打撃と受ける事になります。
しかしそんな時も取引先のホテル、従業員スタッフの協力によりピンチをチャンスに変えてきました。 
そしてやっと矢野社長に認めて頂ける利益が残せるようになりました。
今では、社長に「赤字は悪」と言われた言葉が身に染みて理解できます。
利益が残れば、労働環境の改善を初めとして、従業員に対してあんな事もこんな事もできる、それが「物心両面の幸福の実現」の一歩だと思います。
ここまで続ける事ができたのは、365日頑張ってくれている現場のスタッフ、そしてピンチの時に常に応援し助けてくれた東京支店の皆さん。
また本社で労務関係を担ってくれている人事の皆さんのお陰です。
今回、特にこの話を伝えたかったのはこれから新規事業にチャレンジする次世代の皆さんです。
ベンチャー、いえアドベンチャー企業であるシューワでは会社の経営理念と経営の意義を理解し、一生懸命努力する事を惜しまない人にはチャンスが与えられると私は思っています。
正直、支店のパートタイマーで採用された事務員が24年後に社長としてエラベルに掲載されるなんて事は誰も想像しなかった事で他社ではあり得ない事です。
ですがシューワはそれが実現できる会社です。
経営ジュニアチーム、ゼロイチ委員会と皆さんには新規事業へ挑戦する舞台が用意されています。
なによりホテルサービスと違って、皆さんには「右も左もなんなら上も下も熟知した」事業部長や役員という最強のアドバイザーがついています。
安心してチャレンジできるのではないでしょうか。
一日24時間は平等に与えられています。
成功も失敗も全て経験でやった者勝ちです。
是非、ワクワク、ドキドキ、そしてハラハラするシューワアドベンチャーの一歩を踏みだされる事を心から応援します。

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