素直な心をもつ

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員の物心両面の幸福実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『素直な心』・・・・。皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!

《出典 京セラフィロソフィ 参照》
—–素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。
とかく能力のある人や気性の激しい人、我の強い人は、往々にして人の意見を聞かず、たとえ聞いても反発するものです。
しかし、本当に伸びる人は、素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人です。
そうした素直な心でいると、その人の周囲にはやはり同じような心根をもった人が集まってきて、ものごとがうまく運んでいくものです。(中略)
自分にとって耳の痛い言葉こそ、本当は自分を伸ばしてくれるものであると受けとめる謙虚な姿勢が必要です。
素直な心とは、自分のいたらなさを認め、そこから努力する謙虚な姿勢であり、それこそが成功の鍵なのです。
そういうことから、私は「素直な心をもつ」と言うことを「京セラフィロソフィ」の中の重要な項目として挙げています。—–

旧盛和塾・大和勉強会にて、ソウルメイト方々が厳選した稲盛塾長DVDの「素直な心とは」を拝聴させて頂きました。
まずは、先日の大和勉強会にて、諸先輩から学んだ言葉として、「逆耳払心(ぎゃくじふっしん)」があります。
保険会社勤務時代の大先輩から教えて貰った言葉だそうです。
「逆耳払心」・・・耳に逆らう、すなわち耳が痛い話もしっかり聞きながら、ともすれば心から払いのけてしまいたくなるような状態こそが、おのれを磨く「砥石」のごとき役割を果たしてくれます。
逆に、もし耳に入るのがお世辞のような甘い話ばかりで、何をするのも思いのままという環境にあったとするならば、知らない間に毒に侵されてしまうという一説があるそうです。
「逆耳払心」自分自身の聞きたく無いような話も「素直な心」を持って聞くようにするとの事。
そして、稲盛塾長が「素直な心をもつ」と言うことを「京セラフィロソフィ」の中の重要な項目と挙げられていることに強い関心を受けました。
やはり、人生や仕事の結果を生み出す方程式の中で『考え方×熱意×能力』と説かれている中でも最重要とされている”考え方”の中身として「素直な心」が重要なファクターだと学びました。 
この「素直」の意味とは?
辞書で調べてみますと下記の通りです。
1.ありのままで飾り気の無い様。
2.態度などが穏やかでひねくれていない様。
使い慣れている言葉ですが、とてもわかりやすい簡単な意味であることにも驚きましたし、素朴でいかなければならないと感じました。

稲盛塾長も尊敬をされていた、元パナソニック創業者・松下幸之助さんは、次のような名言を残されています。
「聞くところによると、碁を習っている人は、大体一万回くらい碁を打てば初段になれるということです。素直な心の場合もそれと同じようなことが言えるのではないかと思います。
まず、「素直な心」になりたいと朝夕心に思い浮かべ、そうしてたえず日常の行ないにとらわれた態度がなかったかを反省する。
そういう姿を一年、二年と続けて、一万回、約三十年を経たならば、やがては「素直の初段」ともいうべき段階に到進することもできるのではないかと思うのです。
「素直の初段」にもなったならば、まず一人前の素直な心と言えるでしょう。だから大体において、過ちなき判断や行動ができるようになってくると思います。」
こうした経営の神様・松下幸之助さんが、70歳になってやっと「素直初段になった」と仰っていたそうです。
やはり、ここでも大切なのは、”考え方”であり、「まず思う」ことです。
自己成長と変革のために、素直になりたいと思いましょう!!

経営の神様・松下幸之助さんが、70歳で「素直初段になった」言われるぐらいに「素直」というのは奥が深く重要な考え方となります。
つまり、「素直さ」の第一歩は、まずコップを上向きにすることであり、コップが伏せられたまま、注ぐ水をいっぱいに受けることはできません。
昨今、厳しい経営環境下において、シューワグループが企業として生き残っていくためには、従業員の皆さんとベクトルを合わせて、「心」と「心」で結ばれた良い雰囲気を保ちながら、高いモチベーションで企業運営していく必要があります。
この企業風土をさらに”進化させていく”ためには、社長である私を含めて、全社員が「素直な心」を持つことが極めて重要となります。
そして、日々「素直な心」で実直に仕事に耳を傾けると新しい発見と可能性に導いてくれると感じました。

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