2022年を振り返って

2022年は、忘れる事の出来ない特別な一年間となりました。
ガラガラポンの出たところ勝負の抽選くじをひいているよういるような?!複雑怪奇な年でした。
これまでの常識が通じない”想定外”の出来事が多く混沌とした空前の時代を経験しました。

2022年の時事ニュースとしては、冬季北京オリンピックの開催 金3銀6銅9 計18個のメダルを獲得。
記憶にも新しいFIFAワールドカップ・カタール大会にて日本代表ベスト16位の大健闘!
一番勇気を貰えたのが、日本人シーズン最多本塁打となる56号&史上最年少の三冠王達成など若手村上選手の大活躍。
そして、忘れてならないのが、今季ベーブ・ルース以来、104年ぶりの2ケタ勝利、2ケタ本塁打を達成した大谷翔平選手の活躍ですが、惜しくも2年連続のMVPは逃しました。
一方、「新型コロナウィルス」は「第7波」の感染猛威で過去最多感染を記録して、今では「第8波」へ移行しており、少しずつ弱毒化が進みながらも、
これで丸3年間コロナ関連の話題を独占をして、アフターコロナでの新様式が始まりました。

この1年、衝撃が大きかったのが、安倍晋三元首相が不慮の凶弾死。
この事件により、参議院選挙で圧勝をして盤石と言われた岸田政権の迷走が始まったと言っても過言では無いと思います。
それにしても、岸田政権のコロナ対策(第2類引き下げ無し)と全国旅行支援の両軸は、正直アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようにしかみえません。

さらに衝撃が大きかった事件は、2月24日のロシアによるウクライナ侵略です。
日本は本当に幸せなことに戦後77年間平和でしたが、まさか!近代国家ロシアが同じ民族同志での殺戮戦争をしかけるとは想像だにしておりませんでした。
罪の無い!ウクライナ民間人に約4万人の死者が出ている報道を聞いて、決して許すことに出来ない戦争だと思います。
その多大なる影響にて、原油高騰、資源高騰、円安、各国のインフレによる経済悪化、権威主義国家との分断、激変緩和策最大40円、欧米の利上げ、防衛費過去最大6.8兆へ増額と様々な問題がドミノ倒しのように巻き起こっております。
特に2022年初から115円ドル円であった為替レートは、152円まで円安が進みました。現在は132.8円ですが、それでも年初より115.4%UPとなっており、物価高騰によるインフレ状態となっています。
欧米諸国は、インフレ率約9%、日本は約3%前後ですが、これは対岸の火事ではありません。
あらゆるリスクと変化を考慮していかなければならないと強く感じています。

この一年間は、まさに「上り坂、下り坂、まさか!」の”想定外”の連続でした。
世界情勢が混沌としており、とても厳しい大変な時代ですが、100年永続企業を目指すシューワグループとしては、ピンチをチャンスに変えていかなければいけません。
ロシアの蛮行によって、世界的なエネルギー戦略も大きく舵を切る形となり、ヨーロッパ諸国では石油・天然ガスなどのエネルギー政策の見直しが喫緊の課題となっております。
脱炭素カーボンニュートラルにより、石油エネルギーとしての役割と誇りを再認識させられて、将来への道筋を明確にしてくれたように考えます。
石油は”最後の砦”として無くてはならない製品だと再認識されました。

そして、いつかは来るとは思っていましたが、稲盛塾長が老衰にてご逝去されました。
残念でなりませんが、90歳まで常にど真剣に人生を全うされ、まさに塾長らしい”利他人生”を送られてきたのだと感じました。
そして、稲盛塾長に教えて頂いた「こころのあり方」の重要性を感じた一年でもありました。
一番重要な心のあり方の”考え方”をしっかり持ちながら「心の庭」もしっかりと手入れをしたいと思います。

◎今年の目標四文字熟語は『凡事徹底』
年頭の自分自身(社長)が定める四文字熟語⇒ 『凡事徹底』と明言としました。
凡事・・・当たり前のこと。徹底・・・十分に行うこと。
この様な混迷の時代には、再度、凡事徹底の重要さが身に沁みました。総評としては、私も含めて組織全体としては不十分だったとしか言いようがありません!!
再度、今期も『凡事徹底』を貫き、全社員の物心両面の幸福の実現に向けて精進して参ります。


年初目標の勝敗で考えますと、3勝6敗6引き分け。
総評として、勝率は低いですが、勝ちに繋がる引き分けが多いと思います!
各事業部とも確実に成長して健闘している実感があります。
そして、激動の世の中で、しっかりと次に繋がる健闘をしているとも感じています。
この教訓を生かしてコロナ禍でもしっかりとチャレンジをして結果を残して貰えました。
この厳しい経済環境の中でも各事業部と社員の皆さんは、この引き分けと負けの中からしっかりと経験値を積んでくれていると確信しています。

2023年は”プラスの力”に転じましょう!
・毎年言っている言葉ですが、尊敬する本田技研創業者・本田 宗一郎氏のお言葉である、
『チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。』を実践したつもりです。
幹部の皆さんはもちろんですが、販売員さんをはじめ、皆さんが本当によく頑張ってくれたと心より感謝致します。
シューワグループの強みであるアドベンチャースピリッツを持って、現状より大きく成長するように行動して貰えたと確信しております!
その中でも、今年のスローガン《超!革新的・イキイキ☆わくわく戦略》でもある様に時代に合わせた”イキイキ・わくわく”の経営を心掛けました。
ベンチャー企業特有の”朝令暮改”では無いですが、スピード感をもって、逆風を凌ぎ、その他力の帆の風を味方につけ、一気に弾みをつけられる会社にしたい。
その為には、実直に理念経営を実践して”たくさんのありがとう”を頂けるサービスで少子高齢化が現実味を帯びている現代において、まじめに誠実に、努力を続けて行きたいと思います。 
「反省」と「挑戦」持って良い年にするよう全力を尽くしましょう!

そして、社員の皆さんには、いろいろとご苦労をお掛けしましたが、皆さんが仕事を通じて、全員が互いに切磋琢磨しながら仕事に取り組んで頂いたと確信しております。
毎年、確実に成長された事を大変誇りに思います。
来年は、更に大きな飛躍ができる年になるよう心より期待をします。
そして、幸せな新年を迎えられるよう心からお祈りいたします。
少し早いですが、この一年間、本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えください!

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