
人生経験値と人生偏差値

10月30日を皮切りに岩手支店よりスタートした、大澤課長との全国24支店への全店全国巡業(3750Kの旅)が無事終了しました。
今年は、暖かい日が多くていつも以上に、ゆっくりと朝礼と夕礼ができました。
皆さんとの対話の中で、若手社員の台頭があり、特にウォーター人材の成長が目立ったように感じました。
そんな中、皆さんの週報でも”ドラクエ化マニュアル”がとても感銘を受けたと反響が大きくて嬉しい限りです!
その意味を含めて、シューワグループでの仕事をアドベンチャー企業として捉え、自分自身の成長を感じながら、わくわくとしながら仕事をして貰いたいと思います。
そして、トレジャークルー(宝人材)の主人公として様々な経験をして”経験値”を増やしていくイメージを持ってください。
”ドラクエ化マニュアル”はシューワでの様々な業務・経験が”ドラクエ”とリンクしやすかったのだと思います。
これからの混迷時代には、答えのない時代と言っても過言ではありません。
厳しい言い方となりますが、私も含めて!これからは会社に頼るのでは無く、各個人が自分自身の本当の力をつけていかなければいけません。
今週は、引き続き”ドラクエ化マニュアル”人生経験値”から”人生偏差値”を考えてみたいと思います。
<お金に困らない人が学んでいること> 著者:岡崎かつひろ氏(オーディブル視聴可能)の一部をご紹介したいと思います。
—–考える力を養うために大事なことが、学び続けることです。
考える力は、新しい知識を入れ続け、その知識のかけ算をすることで上がっていきます。(中略)
昔に仕入れた包丁を研ぎもせずに使っていて、刃がボロボロになっているのに、「この包丁には価値がある」と言っても、誰もそのことは認めてくれません。
新しい包丁を仕入れてみたり、ピカピカに磨いてみたりしなければならないのです。
切れない包丁に価値がないように、使えなくなった知識には価値がありません。
だから人生には〈刃研ぎ〉が必要なのです。(中略)
人生偏差値とは、その人の魅力そのものです。
魅力あるものには人が集まります。
おいしい食事を提供するお店、すばらしい美術品、おもしろいお笑い芸、どれも魅力的だから人が集まるのです。
同じように、人生偏差値が高く、魅力的な人には、人が集まります。
人生偏差値を上げるためには、①人並み以上に経験を積む ②頭がおかしいと言われるような特別な経験をするという2つの方法があります。
失敗体験を積み、人からフィードバックを得ることが未来の自分を変えるきっかけになるのです。
人生偏差値を高めるために、失敗を恐れず、体験を積み重ねましょう。—–
本書の中に「人生偏差値」という興味深い文章がありビビッときました。
我々、50歳前後にとって古き良き昭和時代の高度経済成長期には、第二次ベビーブームがあり若年層人口が多く、学力「偏差値」が人の評価とされていました。
偏差値が高ければ、良い大学に行くことができて、良い大学に行けば、その後には、大企業に入ることが可能で、福利厚生も充実しており、その後は一生を安心して送ることが出来る。
昭和時代は、そこを目指して、いかに学力偏差値を上げるかということにみんなが必死になった時代でした。
しかし、岡崎かつひろ氏が仰るには、いまは「人類総経営者時代」です。
もっと言えば、答えのない時代にもなっています。
私が子供のころは、”水と安全と空気”はタダ(無料)と言われた時代がありました。
しかし、今の令和時代はどうでしょうか?
現在では、弊社でも富士山の天然水販売をしていますし、きれいな空気を出す為にエアコンクリーニングも行っています。
更には、あえて混迷時代と言っていますが、ロシアのウクライナ侵略によって安全神話も崩れました。
その様に考えても、今までの常識はまったく通用しなくなったと言っても過言ではありません。
まさに!明日、何が起こるかもしれません。
新しい技術が出てきて、いまの産業が一気に衰退するかもしれないし、突然のトラブルに見舞われることもあります。
だからこそ! 学校のテスト勉強のように暗記する力ではなく、経験の中の多くの失敗を吸収出来る柔軟な力が求められています。
そして、考える力を養うために大事なことが、学び続ける事です。
考える力は、新しい知識を入れ続け、その知識のかけ算をすることで高まっていきます。
お金に困らない人が学んでいることで紹介された例えが下記の通りです。
例えば、新しい料理のレシピを生み出すためには、新しい知識と技術が必要です。
新しい仕事のアイデアを生み出すためにも、新しい知識と技術が必要です。
学び続ける人こそ、これからの時代を生き残れるのです。
当然ですが、学生時代にどんな有名大学に入って頑張って学んでいても、社会に出て学び続けることがストップしていれば、有名大学ブランドの人材としての価値は当然に下がります。
昔に仕入れた包丁を研ぎもせずに使っていて、刃がボロボロになっているのに、「この包丁にはブランド価値がある」と言っても、誰もそのことは認めてくれません。
食材ごとに新しい包丁を変えてみたり、古い包丁をピカピカに磨いてみたりしなければならないのです。
切れない包丁に価値がないように、使えなくなった知識には価値がありません。
だから、私たちの人生には “刃研ぎ” が必要だと云う事ですね!
これからの時代、学力偏差値に代わるものがあります。
それが「人生偏差値」であり、人生偏差値とは、その人の魅力そのものとの事です。
著者が仰る人生偏差値を上げるための2つの方法を私自身で考えてみました。
①人並み以上に経験を積む ・・・18歳から冬場の灯油巡回販売を始める。(周囲からは冬だけの商売は絶対成功しない)
しかし、皆さんの頑張りもあり、現在では、売上115億円ニッチ11事業の企業へ成長。
②頭がおかしいと言われるような特別な経験 ・・・ダウンタウンの浜田さんが同窓の日生学園卒業(早朝4時半起床、毎日5Kマラソン、心行(雑巾磨き)1時間、素手でのトイレ掃除等)(笑)。
①と②を冷静に考えてみますと、ポンコツ学生だった私が、色々な経験をさせて頂きながら刺激的な人生を歩んだ結果、大手企業では経験出来ないたくさんの経験値が得ることが出来ました。
この様な経験を通じて、未来の自分へ常に改善改革を進めて、会社も自身も変えるきっかけに出来たと思います。
まさに!頭がおかしいと言われる特別な経験をすると、人から認知されて認めてもらえるようになります。
そして、大きなビジョンを持ち、そのための行動を続けることで、結果を出せるようになり刃を研ぎ続けることで、自信も得られます。
人生で最も価値のあることは「経験値」と「人生偏差値」ですね。
さまざまな失敗体験を積み、人生偏差値を高めるために、凡事を徹底して失敗を恐れず、いろんな体験を積み重ねましょう。
学びは、激動の時代を生き抜く最強の武器と考えましょう!