「年度末の朝礼 」

9月年度末の最後の朝礼となります。
今期も二期連続、好調な業績で決算が迎える事が出来るかと思われます。
これも、お客様、全従業員の皆さん、家族、取引会社、地域の皆様のお陰です。
心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
振り返りますと、今期も主力事業である灯油事業は、シーズン当初より原油高騰による連続値上げ、
特に2月・3月は暖冬傾向もあり、とても苦しいシーズンでした。
そのような中、シューワ独自のニッチオンリーワン事業戦略で難航を乗り越えることが出来ました。
特に今期は、コロナ禍を意識しながらの日々でしたが、忘れてはならないのが2月24日からのロシアによるウクライナ侵略です。
この近代国家の中であの蛮行!”戦争が起こるとは?”誰もが考えていなかった事と思います。
「上り坂、下り坂、まさか!」のまさかとしか言いようがありません!!
この時代に戦争が起こる、まさに「こころのあり方」の重要性を感じました。
稲盛塾長の教えで一番重要な心のあり方の”考え方”の必要性を考えたいと思います。

先週に引き続き、「きれいな心」からの「心の中の庭」についてお伝え致します。
『こころのなかには悪い心と良い心が同居している。』という言葉は、 稲盛塾長に教えて頂いたジェームズ・アレンの言葉です。
—–「人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが生えてきます。
もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。
すぐれた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます。
同様に、私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、
そのあとから清らかな正しい 思いを植えつけ、それを育み続けなければなりません。」
「正しい思いを選んでめぐらしつづけることで、私たちは気高い、崇高な人間へと上昇することができます。
と同時に誤った思いを選んでめぐらしつづけることで、獣のような人間へと落下することもできるのです。
心の中に藤かれた思いという種のすべてが、それ自身と同種類のものを生み出します。
それは遅かれ早かれ、行いとして花開き、やがては環境という実を結ぶことになります。
良い思いは良い実を結び、悪い思いは悪い実を結びます」
自分の心という庭の雑草を抜き、耕し、そして自分が望む美しい草花の種を蒔き、丹念に水をやり、肥料をやって、管理をしていきなさい」—–
とても深いジェームズ・アレン19世紀初頭の言葉です。
今までは、考え方が重要だと教わってきましたが、「心の中の庭」の手入れの仕方で”しっくり”ときました。
「こころ」という庭は、手入れをしなければ雑草が生い茂ってしまう。
つまり、「利己の心」がこころの全てを覆ってしまう事です。
もし、自分のこころを「利他」という美しい草花で飾ろうと思うならば、こころの庭の手入れをしなければならない。
その場合には、「利己の心」を抑えて「利他の心」を大きくするようにしなければならない。
どのようにすれば雑草を取り除き、美しい草花を咲かせることができるのか?
こころの庭の手入れの具体的な方法は分かりませんでしたが、ジェームズ・アレンの言葉「心の中の庭」の整理は毎日反省の心を持って手入れをする。
心の原理原則の重要性がわかり、稲盛塾長の考え方が腑に落ちました。
また、大きな船を動かすときには、しっかりとした他力の風を受ける為には”ありがとうの帆”が必要でです。
利己の心が多く茂っていると心の帆がビリビリに破れていて他力の風を受けられ無くなります。
素晴らしい他力の風を受けるためには、自分自身で利他の心を磨きながら綺麗な帆を揚げなくてはいけない。
利他の心での帆を揚げておけば、必ず良い他力の風を受けられることを再度学びました。
時代に応じた学習!!をすることで新たな問題課題に対応(解決)する力を身につけることが必要です。
これからが、シューワグループの強みである、グリーンオーシャン事業(革新的ビジネス)の展開です。
レットオーシャン(頑張りビジネス)を革新的な事業との融合に変えて戦略です。
再度、新年度に向けて会社の『経営の意義』・『経営理念』・『経営の目的』を共有致します。
・経営の意義:「全従業員の物心両面の幸福の実現」
・シューワ経営理念:「ありがとうの言葉を世界一集める企業」
・シューワ事業の目的:ニッチなお困りごとを独自の無店舗商法であったらいいなをカタチにして、たくさんのありがとうを集めます。
・日本BCP事業の目的:総合防災・減災企業として、命をつなぐサービスを増進する。
皆さんがこの経営の目的意義をしっかりと考えて行動を出来れば、素晴らしい会社になります!
大変な時代ですが、大変とは、大きく変わると書きます。
ピンチはチャンス! 革新的ビジネスを最先端技術を持って逆張り経営を持って100年に一度のチャンスと考えて行きましょう!
新年度がはじまります!主体性を持ってとワクワクしながら目標に向かって力を合わせてがんばりましょう!!

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