「きれいな心で描く」

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたいと思います。
そして、全従業員の物心両面の幸福実現に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は『きれいな心』・・・・皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!

「心を高める、経営をのばす」                 
—-強い情熱は成功をもたらしますが、それが私利私欲に端を発したものならばその成功は長続きはしません。
世の道理に対して無感覚になり、成功の要因であるその強烈な情熱をもって 、強引かつ無軌道に進み始めるからです。
成功を持続させる、描く願望、情熱がきれいなものでなければならない。
つまり、潜在意識に浸透させていく願望というものの質の問題があるわけです。
本当は本能心を一切離れ、人類社会のためにというような、私心の無い純粋な願望を持つことが望ましいのすが、
人間が私利私欲を完全に払拭することは難しいことです。
せめて自分のためではなく、集団のためにということに目的を置き換えるべきです。
つまり、すり替えることによって、願望の純粋さによるのです。
そういうきれいな心で描く、強烈な願望でない点がかなえてくれないような気がするのです。
純粋な願望を持って、苦しみ抜き、悩み果てているときに、ひらめき、道が開けることがあります。
それはきっと「何としても」という、切羽つまった純粋な願望が天に通じ、
潜在的な力まで引き出して、成功へ導いてくれたのだと私は理解しています。——

「きれいな心」とは、いかなるものか?
稲盛塾長からは「人生は心に描いた通りになる」と教えてもらっています。
旧盛和塾(大和)での諸先輩方や成功者の話を聞いても、このことをとても実感します。
だからこそ、「きれいな心」で願望を描く必要があると思います!
今さらながら、稲盛塾長が仰る、熱意×能力×考え方⇒”考え方”の中でもきれいな心が重要だと学びました。
この素晴らしい”考え方”を持った強烈な”願望”を持つ必要性を感じました。
この”願望”とは、強く願いを望むと書きますが、きれいな心で描く心のベースの願望がきれいでなければ、すばらしい成功は望めません。
願望があっても、それが私利私欲に端を発したものであるならば、一時的には成功するかもしれませんが、その成功は長続きしません。

「心を高める、経営をのばす」著書のサブタイトルに”素晴らしい人生をおくるために”とあります。
私たちが、与えられた人生の中でどう生きるかよりも、どのように素晴らしい人生をおくるのかを考えていかなければなりません。
この”考え方”が世の道理に反した動機に基づく願望は、強ければ強いほど社会との摩擦を生み、結果的には大きな失敗につながっていくと思います。
成功を持続させるには、描く願望や情熱がきれいなものでなければなりません。
「因果応報」・・・善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。
その結果が未来の自分に繋がっていくことであり、現在の進行が未来に繋がる考えと言うものだと思います。
自分の中で良き考え方でのきれいな心磨きに励みましょう!
そして、稲盛塾長からジェームズ・アレンの言葉である「こころのなかには悪い心と良い心が同居している」を教えて貰えました。
次回は、引き続き、「きれいな心」から「心の中の庭」についても学んでいきたいと思います。

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