「104年ぶりの偉業」

今週は、「104年ぶりの偉業」を称えたいと思います。
皆さんもよくご存じのとおり、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は「10勝&25本塁打」で、104年ぶりとなる『2桁勝利と2桁本塁打』偉業を達成しました。
なんと!野球の神様・ベーブ・ルースに、肩を並べたことになります。
まだまだ神には、ほど遠い若き大谷選手ではありますが、記録を塗り替えても、これからの米大リーグで進化を続けてやり遂げるのは凄いの一言!
1918年にベーブ・ルースはレッドソックス時代の13勝・11本塁打(通算714本塁打)で『2桁勝利と2桁本塁打』の記録を作っています。

『2桁勝利と2桁本塁打』はあくまで通過点という大谷選手に「次の目標は?」の問いには、「11勝ですね」と言われてるそうですが、大谷選手の野球への取り組みが素晴らしいですね。
どこまでも謙虚であり、我利我利亡者的な態度は全く見えません。
それが、「海千山千」の大リーガー達の敵味方にも伝わり、彼の成長と活躍を助けるまでには至らなくても、邪魔する選手は見当たりません。
よくテレビ取材でも出てくるベーブ・ルースのお孫さんでさえも、大谷選手の活躍を称賛するファンのようです。
これこそ、敵を作らない大谷選手の人間的魅力でもあります!

まさに、令和・新時代の漫画世界から飛び出してきているような感じがしてならないのは私だけでしょうか?
大谷選手からは、昭和時代・巨人の星・星飛雄馬のような歯を喰いしばっての耐え忍ぶイメージが全くありません。
田舎の野球少年が、ピッチャーでかつ4番の選手として伸び伸びと、そのまま大きくなった感じで、野球を心底から楽しんでいる様に感じます。

まさしく、大谷選手は、100年ひとりのスーパースターであり、プロ野球は天職です。 
しかしながら、大谷選手が順風満帆に才能だけで、ここまでの活躍できているのかというとそうではありません。
昨年に、シューワグループでも真似て始めた「曼荼羅チャート」があります。
大谷選手が、花巻東高校一年の時に書いた「曼荼羅チャート」が凄かったのは言うまでもありませんが、しっかりとど真ん中の目標には8球団よりドラフト1位指名と明確に記載されています。
大きな目標を達成する為の重点項目や行動計画が9×9=81のマス目にびっしりと埋められています。
そうした目標達成の為への絶え間ない努力の積み重ねによって、今の大谷選手が在ることは間違いありません。
基本的に人間は、自分に甘い生き物ですが、大谷選手が高校一年生でここまで明確に書けているのが、プロ野球としても素晴らしいですが、人間的にも逸材だと思います。

昭和時代のスポーツの有り方は、鬼コーチが選手の甘い考えを体罰により強制的に排除する軍隊方式が主流のように感じられましたが、自らが目標を立て、主体的かつ自燃的に行動計画を練り、努力を継続出来るのならば軍隊方式のしごきは一切必要ありません。 
ヤクルトスワローズの若き大砲・村上選手も若干22歳で5打席連続ホームランや最年少40号ホームランを記録しています。
プロ野球の長い歴史の中でも、年齢や実績、特に前例のない二刀流など、今までの概念を覆してくれています。
昭和時代から令和時代は「性悪説から性善説」ですね。

シューワグループにおいても特に若手社員には、自分から殻を作らないでどんどんチャレンジを経験しながら、今までの既成概念を取り払って貰いたいと思います。
今回の大谷選手の活躍から、改めて誰でも実直に夢を叶える可能性があることを学びました。

現在、シューワグループの今後の経営も大きな転換期を迎えています。
全従業員が、目標に向かって大谷選手の様に毎日の仕事をイキイキ・ワクワクと楽しむことができるなら、一層飛躍することは間違いなく、変革するでしょう!

シューワグループでも昨年の経営方針発表会にて「曼荼羅チャート」の公約をしております。
この公約を一つずつ具現化出来るとすれば、「物心両面の幸福の実現」という壮大なテーマに近づけるのではと大谷選手、村上選手から勇気とパワーを貰いました。

本年の経営方針発表会に乞うご期待ください。

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