「2度目の緊急事態宣言」

年始早々、新型コロナウィルス感染再拡大により、2度目の緊急事態宣言が、東京・神奈川・千葉・埼玉に発出されました。
そして、続いて大阪・兵庫・京都、愛知・岐阜、栃木、福岡にも発出され計11都府県になりました。
正直、出ばなを完全にくじかれた感じで、2021年も改めて“新型コロナ”に振り回される年になると実感しました。
未知のウイルス感染症なので、何度も流行が繰り返しくることや、新型なのでワクチンや薬が開発されるまでは、しばらく時間は掛かると予想はしていました。
昨年の今頃、初めて中国・武漢からの帰国者から新型コロナウイルス感染患者が確認されたと報道されていました。
1度目・春の緊急事態宣言時は全く得体の知れないものでしたが、今回はある程度学術的にも解明されてきているので、それほど心配はしていませんが疾患を持った高齢者には注意が必要です。
特に、コロナ死亡者数は、大阪府・726名と東京都・707名を比べると大阪の方が多いのが気になります。
いずれにしても、自覚を持った行動と予防は依然として重要です。

ただ、緊急事態宣言は商売をしていく上では、本当に大変な試練だとも言えます。
特にターゲットにされている、飲食業と観光業。
どちらも、1度目緊急事態宣言(ブレーキ)→GOTOキャンペーン(アクセル)→2度目緊急事態宣言(ブレーキ)と本当にその対応だけでも大変です。
2度目の緊急事態宣言の主な対策は、前回の様な全体に網を張るのではなく、飲食店を中心に営業時間の短縮で出来るだけ”動かないでください”というものです。
GOTOキャンペーンで失敗をしたので、今回はまず”動くのは控えよう”という事の様です。
中小企業・個人商店は、政府の言っている通り”まじめ””にそのまま”受け取っていては、好転どころか”生き延びて”行く事は出来ません。
政府のやろうとしてることに理解出来ないことはありません。
しかしながら、商売はジッとしていては飯は食べれません。
商売的には売り上げを増やさないといけないので、GOTOキャンペーンなどの上辺だけでは、この先に繋がりません。
今やるべきことは、”生き延びることで”どんな状況でも、お客様に選ばれる企業にならなくてはいけません。
その為には、”無限発想”で、あらゆる手を尽くして行かなければいけません!
どんな商売でも、基本はお客さんとしっかりと信頼性を構築してどんな環境になろうとも、お店を利用してくれるお客様(ファン)を増やせるのかに尽きます。
お客様(ファン)がコロナ禍の中での身の回りの不便さやお困りごとにビジネスチャンスは転がっています。
コロナ禍での真剣な逆転発想でチャンスの年にしましょう!

テレビや新聞のニュースでも、たくさんの情報が飛び交いますが、原因他人論に成らずに商売をぶれずに愚直にやっていかないといけません。
こうした状況下で生き抜く方法を見出だし、変化対応力をもって変化をしていく方法しか無いと思います。
事業や業態を少しずつ変化させ、これまでの固定概念を変えて時代にあった方法に成長していくこと。
この”大変な時代”に変化対応の出来ない企業は自然淘汰されるでしょう!
コロナ禍によって、ニューノーマルといわれている新しい生活様式や新しい価値観が生まれました。
以前の世の中には戻らず30%減の時代がくると言われています。
そして、世の中が”大きく変わり”ました。
大変とは大きく変われるチャンスだと考えましょう!!
環境が変化する時は、新しく何かを始めるチャンスでもあるのです。
いろいろチャレンジする年にしていきましょう。

緊急事態時だからこそ、次の一手として「動き出す」ことが何より重要で「逆張り」発想が必要です。
2021年は躊躇することなく、動き出す一年にしましょう。
今回の緊急事態宣言を”チャンス”と捉える行動を始めましょう。
これからは、大手企業でも淘汰され、そのスピードも格差を生み出すことになります。
結果を意識してイメージ大きく変えていきましょう。

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