
スタンドの減少

先日女優の石原さとみが婚約を発表したのですが、一般人で、勤務先はGSという情報が出て、何故かGSはガソリンスタンドではないか?ということで、全国のスタンド勤務の独身男性が希望を膨らませたらしいです。
本当はGSとはゴールドマンサックスという外資系証券会社で、年収数千万クラスのエリート社員だということが判ると、失望と落胆のコメントが相次いだらしい。
さて、そのガソリンスタンドですが、実は減少の一途をたどっています。
1989年にあったGSの数は5万8千件で、それが2019年には2万9千件と実に30年間で約半分になっています。
これは車自体が減少してきたことや、燃費が上がったこと以外に「危険物の規制に関する規則」が強化されたことが大きな要因で、これまで規制の無かった地下燃料タンクから、燃料が漏れるなどの事故が多発したために2011年2月の改正消防法で、
2013年1月末までに、40年以上が経過した地下タンクについて、タンクそのものに漏れ防止の対策をするか、漏れてもすぐに分かる様油漏れセンサーの埋没などの対策をすることが必要になり、地下タンクの更新には2千万円、内部のコーティングには1千万円ちかくと、補助が出るとはいえ、負担増に音を上げたスタンドが全国に続々と出てきたらしい。
今、営業推進部の川上さんが中心となって、TYKULというサービスの拡販をしようとしていますが、そのガソリンスタンドに電話をして、灯油の配達を当社がやるので、マージンの一部を渡します。と営業すると、かなりの確率で乗ってくるらしい。
これは、そういったスタンドのサービスの縮小に目を付け、本来扱っている灯油の配達を当社がするということで、お互いにWINWINの関係になり、更に実務的なことは、何もしないのにスタンドには手数料が落ちるんで、スタンドにとっては渡りに船のような気がします。
この冬は本来の灯油巡回以外にそういったスタンドなどからの紹介のお客様も増えることで、熱くなるのではないかという気がします。