「パラダイムシフト」

先週21日にようやく残り8府県のうちの3府県(大阪府、京都府、兵庫県)の緊急事態宣言が解除されました。
残りの東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道の5都道県は25日に解除の方向との政府の意向です。
これでようやく、4月8日からの長い自粛生活から通常の生活スタイルへ戻ります。
そして一日も早く通常経済に戻ることを願うばかりです。

ところで名前は忘れましたが、テレビでどこかのお偉い先生が「このコロナショックは地球から人間への警告だ」と仰っていました。
まさに、その通りだと思います。
人間が地球資源を利用して我が物顔で自分に都合の良い生活をしてきただけだと・・・。
コロナショックと人間だけが騒いで、自然界はいつもと何ら変わらない日常生活がある。
稲盛塾長が仰っている。”足るを知る”が必要だと改めて感じました。

昨今よく聞く言葉が、「アフターコロナ」、「WITHコロナ時代」、「パラダイムシフト」です。
テレビのニュースでも、「コロナが無くなるのは一番ですが、コロナは完全には無くならない。」と大阪府・吉村知事も仰っています。
これからの新しい時代にWITHコロナで、コロナとどの様に共に生きていくのかを真剣に考えなければいけません。
そのコロナと共存をしながら、「パラダイムシフト」を念頭に置いて様々な業界のシフトチェンジが必要になると思います。
※パラダイムシフトとは・・・その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが、革命的にもしくは劇的に変化すること。

今、世界的にも経済苦境に立たされて、このコロナショックの状況から何とか乗り切ろうと知恵を出し合い奮闘しています。
このコロナ蔓延の状況を抜けた先を考えた際、完全に価値観が違った状況になっていると思います。
約100年前のスペイン風邪は、全世界的に大流行して、感染者6億人、死者5000万人と人類の歴史の中でも大変な出来事だったそうです。
しかし、大騒動のスペイン風邪の後には、石炭から石油燃料に変わり、人々の生活も大きく変わりました。
どんな時代にも、熱い想いで名をはせた創業経営者が生まれています。
特に有名な話は、織機を機械化発明し、今や世界的な有名な日本が誇るトヨタ自動車です。

そのスペイン風邪から一世紀の月日が過ぎました。
100年前のウィルス風邪が2年程の蔓延期の間に、完全に世の中の価値観が入れ替わりました。
今回も同じように入れ替わるのではないでしょうか?
しかし現実は、中々今目の前の現状を何とか乗り切ることに必死だと思います。
私自身も、この蔓延期がいつになれば終息するかばかりを考えております。
が、この先来るべき「パラダイムシフト」後の世の中の流れに、この先も乗っていかねばなりません。

シューワグループは創業30年以上が経っていますが、様々な経験がありました。
「阪神淡路大震災」「東日本大震災」「リーマンショック」を経験しその度に強くなって来たと思います。
そして今回はこの新型コロナショックの蔓延。
本当に次から次へといろんな震災や障害が目まぐるしく襲ってくるなと今の時代の生きにくさを感じます。
新型コロナウィルスの影響により、以前より予想されていたAI・IoT等の新たなテクノロジーだけでなく、我々の得意なお客様へ”モノを届けるラストワンマイル”事業。
お客様の身近により想像を超えるワクワク感を持った「パラダイムシフト」を起こせる事業への開拓も必須であると思います。
全社員と共にアフターコロナ時代を追い風と捉え成長を目指していきましょう!!

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