楽な道より、茨の道

皆さんもご存じの通り、昨日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
「大阪都構想」の住民投票実施に向けた維新と公明党との交渉が決裂。
松井知事(大阪維新の会代表)と吉村市長(維新政調会長)が近く辞職して、知事・市長「入れ替わり(クロス)選」となりました。
松井知事の「死んでも死にきれない。」のお言葉が印象的でした。

都構想は、二重行政を解消するため、大阪市を廃止して東京23区と同じ「特別区」に再編する構想です。
その背景には「府市(ふし)あわせ(不幸せ)」と揶揄(やゆ)された、知事と市長の長年の連携不足が大阪の発展を妨げたとの問題意識があるとの事。
1人の「大阪都知事」であれば、一貫性のある成長戦略を打つことができるという考え方。
まさに少子高齢化の世の中では、無駄が多すぎる中でベストな構想だと思います。
そして、無駄を省きながら府と市が協力して実現したように、
「大阪万博」「G20」「IR(カジノ)」「外国人1000万人誘致」など、このお二方の功績は非常に大きい!

今回の決断は!「大海の一滴」ではない。
誰もが驚愕する!天地を引っくり返すような”一滴”だと信じます!!
やる!やる!と言っていつまでもやらない足の引っ張り合いが多い政治家の中で、本当に辞職して総選挙までやるところが素晴らしい。
本当に”尊敬の念”を抱きます。
乾坤一擲<けんこんいってき>まさに運命をかけて大勝負をする!
維新が今の停滞政治を動かすまさに”維新政治”ですね。

「楽な道より、茨の道」の言葉が今回のニュースを聞いて真っ先に頭に飛び込んできました。
目の前に「楽な道と茨の道」があるとしたら、多くの人は「楽な道」を選ぶとおもいます。
僕自身も含めて人間は弱いもので、人は誰でも「楽な道」の方を行きたいものです。
しかし、残念ながら、「楽」を選ぶとその結果は”厳しい”ものになるそうです。
一方、茨の厳しい道を選ぶと、好結果になると昔から教えられてきました。
まさに!世の中、旨くバランスが取れたものだと思うのです。

《例えば人脈と商談》人との商談にしても、格下の取引先や長年取引の企業との商談は、まったく気を使わなくて良い。
一方では、企業も格上で気を使わなくてはならない新規のお取引先(他流試合)を増やした方が良い結果になります。
それは何故か?厳しい道”の方が、他流試合”をした方が成長をするからです。

皆さんは、「楽」「茨」どちらを選んでいますか?
商売も人生も同じだと考えています。
大変で難しい仕事にはビジネスチャンスがあります。
しかし、楽な仕事や誰もがやっているビジネスは一見華やかですが、結局は競争に巻き込まれ儲かりません。
社員の皆さん中にも、楽な仕事のやり方で業績や給料を上げたいと思う人がいるかもしれませんが、実はそれは悪魔のささやきと同じです。
決して耳を貸してはいけません。旨い儲け話に乗ってはいけないのと同じです。

一方、大変難しく困難を伴いニッチだけど儲かるチャンスがあるというものには、踏ん張って挑戦していくべきです。
一流のスポーツ選手や修行を重ねた職人など、どの世界にも何かを成し遂げた先には、其々その人にしか見えない世界があります。
間違いなく言えることは、変化を恐れて現状に流されただなんとなく日々を生きている人間とは、未来には比べものにならない別世界が見える事は間違いありません!!

楽あれば苦あり、苦あれば楽ありです。
この茨の道を潜り抜ければ、維新が日本の停滞政治を動かすことになります。
ガンバレ維新!、ガンバレ維新!健闘をたたえます。

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