
勝ちに不思議の勝ちあり・負けに不思議の負け無し

今週は、年に一度の各支店巡業で西日本を中心に朝礼と夕礼に参加しています。
その中で、成功の法則と運気を良くする方法を社長独自の考え方として時間を掛けてお話をさせて貰っています。
日々の仕事やライフワークの中で勝敗を意識しながら、どの様に考えながら、日々改善する事の重要性を語っています。
僕の好きな元プロ野球監督にID野球を駆使しながら、根性論でない理論野球を取り入れられた野村元監督がいらっしゃいます。
今回の題名は、野村元監督の座右の銘の言葉としてとても有名です。
元々の出典は平戸藩九代藩主「松浦清山」氏だそうです。
勝負の世界やビジネスの世界に生きる者にとって、これほどしっくりくる言葉は無いですね。
勝ちの理由として、理由も裏付けもなく勝ってしまう場合がある。
これをビギナーズラック《ビギナー(素人) ラック(幸運)》 経験が無い人や初めてギャンブルをする人が、ツキだけで勝利する現象など。
理論や期待値を無視し、何も解らない状態で勝負しそれでも勝ってしまう事。《著者:運を支配するでも紹介されていました》
「たまたま運がよかった」というのも、心を高めながら!徳を積んで!魂を磨いていたのが良かった!のかもしれない。
運を味方につけるような努力も重要です!
その反対で、負けたトップが「何で負けたのだろう?」と首を捻っていたとすれば、敗戦の結果以上に深刻です。
一旦、撤退した上で布陣を立て直し改めて打って出れば良いだけです。
しかし、負けた理由が判っていなければ、立て直す術もありません。
勝負は時の運とはいうものの、ひとつだけはっきり言えることがあります。
偶然に勝つことはあっても、偶然に負けることはない。
失敗の裏には、必ず落ち度が潜んでいると考べきです。
運の善し悪しを決めるのは、日々の仕事への取り組みの姿勢が最重要であり、負けた理由を徹底的に調べる必要があります。
勝った負けたで一喜一憂する必要は無い!
負けた理由を学びとる事が重要であり、最大の課題と考えるべきだと思います。
何をもって成功というのか失敗というのかは、人それぞれですが、次に勝利に近づける負けであったのかどうか?!
二度と同じ負けにはならないように失敗から学ぶべきと考えます。
負けた原因を追及してこそ!次の勝負の勝ちに繋がるのです。
人間は、勝ち続けていると驕り(おごり)が表れ、慢心してしまいます。
これが、負けにつながる最大の原因です。
常に謙虚で素直さと実直な努力が大切だと考えます。
200年前からこの様な考え方があった事に感慨深さを覚えますし、この考えを野球の世界に取り入れた野村元監督の凄さを改めて感じました。
運だけではない、真の実力を養うように、普段から当たり前の事を!(A)バカにせず!(B)ちゃんとやる!(C)ABC理論です。
次に向かって悔しさをバネに実行することが重要だと深く勉強となりました。
社員の皆さんも実直に負けの部分を真摯に受け止めて、次に勝てるチャンスをしっかりと考えながら改善しましょう!!