一万回の失敗

今週は、ある本を読んでとても感銘を受けましたのでご紹介したいと思います。皆さん、アメリカの最も偉大な発明家エトーマス・エジソンが『白熱電球』を発明した際に最も苦労した有名な事例をご存知でしょうか?

今の時代では、「白熱電球」が無くてはならない物になっていますが、発明当時は大変苦労をされたそうです。その中でも一番苦労をされたのが『フィラメント』の開発です。

一万回の失敗

瞬間的では光らすには、色々とあったらしいのですが『白熱電球』を長時間明るくないと照明には使えません。身の回りにある白熱電球は、電球の中の線(フィラメント)に電気を流し、高熱にして光を出します。エジソンは、ありとあらゆる素材を使って実験を重ねていきます。

その実験が一万回を超えた時、ある友人はエジソンに言いました。『一万回も失敗したのに、まだ続けるつもりか?』

エジソンは、次のように切り返したそうです。『失敗した訳ではない。上手くいかない一万回の素材を発見したのだ。』

この様な見方からすると一万回の失敗ですが、エジソンにとっては一万回の素材発見の具体例が出来た成功です。こうして、不屈の闘志で研究を続けられて最終的に見つけ出した素材が、なんと!日本の京都の『竹』だそうです。

その様に考えると間違いなくエジソンは、驚くほど前向きな偉大な発明家ですね。一万回を超えてトライしたエジソンの情熱・熱意・執念には敬意の言葉しかありません。

失敗を恐れて行動しないことが、結果としてエジソンの発明家としての才能を大いに高めたのです。我々凡人は、これだけの失敗が続き何千回も失敗したら、すっかり絶望して自信を失ってしまうでしょう!

しかし、偉大な発明家エジソンは『一回一回の失敗は、単にうまくいかない方法を確認し消去しているに過ぎないことであり、失敗を重ねるごとに一歩ずつ成功へ近づいているのだ』と考えたのです。

エジソンからの教訓

私たちは誰でも、その気になればエジソンから教訓を学ぶことができるのですね。簡単ではありませんが!たった一回で成功しなくても失敗を重ねながら、徐々に理想と現実のギャップを少しずつでも埋めていけばよいのではないでしょうか?失敗を失敗と思うのでは無くエジソンのように失敗をできない方法を発見することが重要です。

その様な視点で物事を考えて挑戦すると自然と意欲が湧いてくきます。特に若いうちに色々と失敗をしながら修正しその癖付ける方が良いと教えられました。その様に、早め早めに失敗すれば、早めに修正が出来て成功に近づきます。

また、運良くぱっと成功するよりは失敗を重ねた上で成功した方が経験という土台がしっかりしているだけに継続的な成功が見込めるそうです。「失敗とは途中で諦めること!」「失敗しても諦めることがなければいつかは成功する!!」

そんな気持ちを持って日々行動すれば、いつの日か必ずや理想の成果を手にすることができるのではないでしょうか。最後の最後まで!エジソンの情熱・熱意・執念、と持って行動をとり続ければ、人生において乗り越えられない障害などまずないですね。

最後に

何かに失敗してやる気をなくした時には、発明家エジソンの【世界を一変させてしまうほどの成功に到達するまで!一万回の失敗を経験していた 】ということを是非思い出しましょう!

※フィラメントとは・・・照明器具に用いられている部品の一つで、金属の細い線でできています。もともとは英語で「細い糸」という意味があります。一般的には、白熱電球の中に封入されている線でタングステン線のことをフィラメントと呼びます。

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