100年戦争

昨日の11月27日は、歴史的な大阪府知事、大阪市長のW選挙でしたが、大阪維新の会・前知事の橋下氏が圧倒的な強さで当選を果たしました。やはり、有権者の関心の高さが投票率として跳ね返った形が、市長選の投票率は60・92%で前回選を17・31ポイント上回り、府知事選も52・88%であった。有権者の熱い思いがあり、このままでは大阪がダメになる!との強い思いが圧倒的に結びついたと思います。僕としても大変ワクワクする結果となりました。

100年戦争

思い起こせば、4年前の知事就任直後に橋下氏はいきなり府職員に対し、「あなたたちは破産会社の従業員」と言い放ち、給与削減などで大モメとなりましたね。強引な改革姿勢が影響してか府職員との亀裂が入り喧々諤々で、この4年弱改革を進めこの間の知事退任の会見では「優良企業の従業員」と言いました。徹底的に無駄を削減して、ここ橋下就任前まではずっと赤字予算となっていた大阪府政が!

職員給与の削減や赤字公共施設の廃止、さまざまな助成金や補助金を削減などの改革で、なんと1100億円の収支改善を達成したそうです。2009年度以降はに黒字に転じているとの事ですごいとしか言いようない!橋下氏のように、わが身・職員等の給与、退職金をカットして、行政のスリム化と民間活力の活性化に尽力してくれている。まさに明治維新のようですね。

それにに比べ、現政権の偉そうにしている「政治家の先生様」はいったい全体!何をしているのか???

このW選挙で「市役所をぶっつぶす」と公言してきた橋下氏だが、「大阪維新の会」が実現を目指す『大阪都構想』は、人口260万人強の大阪市を解体し30万人単位で8あるいは9の特別区に分割。「大阪都」を新設して広域行政機能を集約、府との二重行政解消を図るというものだそうだか。

その中でも特に「大阪府と大阪市の間に100年戦争がありましたが、今回の選挙をもって、終止符を打ちたい。」と橋下氏が当選後に語った言葉。二重行政の元となる大阪府VS大阪市100年戦争があったそうです。

関西で一番の大都市・大阪という市場規模も中途半端に多いのが”アダ”となり今で様ざまなムダがあり、共にお互いの私利・私欲・利権でのせめぎ合いがあったそうだ。府と市の「二重行政」の解消が狙いで、「水道事業の統合」「体育館の統合」「市営地下鉄・バスの完全民営化」消防を統合する「大阪消防庁」インフラ整備など広域行政を担う大阪都とするというもの。しかも、大阪市職員をこれまでの約3割にあたる約1万2000人以上カットなどを公言してくれている。ハッキリいって胸のすく思いである。

今回の市長選で、橋下さんが圧勝したのは府民がその改革を評価したということでしょう!これからは市長として、どんどん既存の常識をブチ壊していただきたいと思います。先週の週報にも書きましたが、大阪市の生活保護の状況のが、大阪市全体150780人 56.5%(ほぼ18人に1人)が生活保護の受給者である。

さらに西成区に至ってはなんと! 28413人 233.9(ほぼ4人に1人)状況である。現在の生活保護政策費は、国負担が原則だそうだか、、大阪市の負担分は年間約150億円にも上っており、まさに対岸の火事では無いと考えなければならない。日本の実質借金の公的債務残高が初めて1000兆円を超えたそうだ。日本の借金は突出しているそうだ。日本の政府債務残高は対国内総生産(GDP)比で約200%と、ギリシャの約160%、イタリアの約120%をはるかに超えている。今の現状を続けていくと、ギリシャのような経済破綻の可能性が限りなく大になります。100年に一度の大不況のピンチを100年に一度のチャンス!に変えていく為にも、我々自身も変化対応力が必要だと考えます。あらゆるムダをアブリ出し、日々のカイゼンが重要である。国も大阪もシューワも変化対応力が必要だと考えます。

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