「のび太」という生き方

「のび太という生き方」と云う本が出ているのを知っていますか?本日は、少し気になったので紹介をしたいと思います。

国民的漫画『ドラえもん』の主人公、野比のび太。皆さんは、のび太くんについてどのような印象がありますか?勉強もスポーツもできずルックスもイマイチなのに、困ったことがあれば、いつもドラえもんをはじめとした誰かが助けてくれて、と云うマンガですよね。しかし、その「のび太」の生き方を違った角度で感想文を書いた事でインターネットで話題になっているそうです。

神奈川県逗子市にある逗子開成中学・高等学校の公式サイトに掲載されている“「のび太」という生き方”という感想文。『ドラえもん』という作品において“ダメキャラ”として扱われている「のび太」に焦点を当て「のび太という男の子は、じつは想像以上に人生を上手に歩んでいる」と独自の解釈を述べています。

ダメなやつの代名詞であるのび太から人生について学んだことは癪(シャク)ではあるが、僕以外にものび太から色々と学ぶべき人々は沢山いると思う。やがて勝ち組となるであろうのび太の生き方を見ていると、大らかに、前向きに、自分を見失うことなく、淡々と生きていく事が大切だと思うし、親や友だち、ひいては社会に受け入れられているという実感もとても大切なことだと思った。また、のび太が夢を叶えることが出来た根本的な理由はドラえもんと出会ったからである。つまり、ドラえもんはロボットの形をした希望そのものであると言える。僕にロボットの形をしたドラえもんはいないけれども、心の中にドラえもんは存在する。希望を持ち続けることにより、心の輝きを失わずに、豊かな人生を送りたいと思う。と、まとめています。

作者の横山先生は『ドラえもん』は、のび太のことを助けているというイメージがありますが、実は助けているんじゃなくて、のび太が何かしようとすることを後押ししているだけなんです『ドラえもん』はひみつ道具を中心に話が展開していきますが、最終的には道具に頼らず、のび太自身で問題を解決している。そういう意味で、ひみつ道具はきっかけづくりのひとつなんです」「のび太は想像以上に人生をうまく生きている」として、一見ダメ人間に見えるその生き方から学ぶべきことは多いと言う。その様に考えると「のび太」は非常に素直で逞しいと感じませんか?

例えば、

  • のび太くんは、めげない
  • のび太くんは、悪口を言わない
  • のび太くんは、誰にでもやさしくできる
  • のび太くんは、なんに対しても偏見がない
  • のび太くんは、心配なことは考えない
  • のび太くんは、あれこれ考えずに即行動する

この『のび太流』カッコつけずに、誰にでも優しく、失敗を恐れずにチャレンジし続ける。みなさんはどうですか?実生活や仕事で上記の様に何事にも明るくチャレンジ出来ていますか?一見ダメそうに見えても実は、仲間たちのサポートの中、何度も失敗しながら少しづつ成長していっている。ダメ人間のように見えて、実は相当の“勝ち組”である。最終的にはクラスのマドンナ・しずかちゃんと結婚。ダメ人間でも“勝ち組”になれる生き方ではないかと感銘を受けました。我々、ベンチャー企業でも派手ではないけれど、日々、夢に向かって希望をもって、精一杯生きる事が重要では無いでしょうか?そうすれば、幸せな人生を手に入れることができると、のび太とドラえもんは、そう教えてくれている様に感じました。

RELATED POST

関連ブログ

ピックアップ
Pick Up