尊敬する経営者の中に、稲盛塾長と同じ京都の企業のカリスマ経営者・日本電産・創業者・永守会長がいらっしゃいます。
以前、日本経済新聞にとても興味深いお話をされていましたのでご紹介します。
今週はIQとEQについて考えてみたいと思います。

—–「人間の評価にはIQとEQがある。IQは頭の良さだ。持って生まれたもので、努力で何とかなるものではない」。
一方のEQは感情指数だ。情熱や熱意、執念、最後までやりきる意欲など。要は「やる気」だ。
EQは教育と経験で幾らでも伸ばすことができる。
「IQよりEQの高い人を採った方が良い」「多数の大学から採用して分かったのは、大学の偏差値と入社後の仕事振りには何にも関係がないことだ」。
一流大卒を採用しようと頑張ったのは無駄だった。三流大学卒は妙なプライドが無い。
世界的新製品を開発し会社を大きくしたのは、創業時の入社組だ。たまたまどこかの試験を落ちただけで潜在能力は高い。
東大卒や京大卒が優秀だったら、大学経営に手は出さなかっただろう。昔は一流大学に本当に頭の良い人が入っていた。
最近は小学生の頃から塾に通い、暗記とテクニックで入るから最上位層以外は普通の大学と変わらない。
哀れなのは子供たちだ。
時代遅れのブランド信仰で遊びも忘れて勉強させられ、入学した途端、これで遊べると好き放題をやる。
これではたくましいリーダーは育たないし、革新的な会社も生まれない。日本の閉塞感の原因だ。」—–

永守会長のご説明で、IQとEQについてとても勉強になりました。
そして、永守会長が大学経営までに乗り出した理由が、よくわかりました。
昨今、近代的な学びとなり、大学受験合格をゲームのようにスコアリングを高くして、有名ブランド大学に入学させるやり方。
IQ優遇選考時代の落ち度と言っても過言では無いでしょう!
それよりも、人間力を持った心の成長と情熱や熱意と「やる気」が重要との事。

IQよりもEQは必要とは理解できましたが、どの様なものなのでしょうか?
簡単に調べてみますと下記の通りです。
IQ・・・知能指数( Intelligence Quotient, IQ)とは、数字であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつ。高いほど知能が高いことを、低いほど知能が低いことをあらわす。
EQ・・・心の知能指数( Emotional Intelligence Quotient、EQ)は、心の知能を測定する指標である。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能をあらわす。

IQは、古くから言われていたので、知っていました。
確かに、大企業や政治家でも、高い知能指数を持った方が大きな落とし穴にはまったり、私生活でつまずくことは珍しくありません。
その様に考えると知能指数が高くても、学校のテストなど広く世間で信用されている学業評価基準は人生の成功度にはあまり当てにならないと言えます。
確かにIQ(知能指数)と年収における生活水準の間にある程度の相関関係は存在すると聞いたことがあります。
そもそもは、IQの低い人々の多くはあまり良い仕事についていない傾向であり、IQの高い人々は大企業に入り高給取りになっている傾向があるそうです。
しかしながら、長年社会での成功者を見ていても、IQ が要因での成功者は多く見積もってもせいぜい30%ぐらいのものだと思います。

とても興味深いのが、ハーバード大学を卒業した人々を中年になるまで追跡調査したデータがあります。
それによると、大学時代に秀才だった人がそうでない人より収入や業績や地位などの点で特に成功しているとは言えません。
また、大学時代の成績が優秀だったからといって、現在の人生に満足しているとは限らないし、友人や家族との人間関係や恋愛面でも幸せとは限らないということも示しています。
いくら学校の成績がよくても、人生の中での”ピンチやチャンス”にはほとんど役に立たないのですね。
IQ が高いからといって、富や名声や幸せを得られる保証はないのに、学校も社会も学力ばかりに注目して、人生を左右するもっとも大切な資質であるEQ には目を向けていません。
感情の知性にも、数学や国語と同じように能力差があるそうです。
その様に考えるとIQ が同じでも、人生に成功する人とつまずく人が出てくるのは、EQ に差があると考えるべきです。
EQ は、我々人間が知能を始めとする様々な能力をどこまで活用できるかを決めてしまう最も大事な能力と言えます!
もちろん人生で成功にいたる道筋は無数にあるし、EQ以外の資質が大きくものを言う分野も多くあります。
つまりEQ が高い人、自分の気持ちを自覚してコントロールできる人、他人の気持ちを推察して対応できる人の方が、人との信頼関係を構築するにしても、組織の中においても有利です。
そして、興味深いのがEQ・心の知能指数が高い人は、心の使い方を自由自在とコントロールできるので、人生における満足度や効率が高いそうです。
逆に自分の感情をコントロールできない人は内面が混乱していて、仕事や思考に能力を集中することができないそうです。

その様に考えますとシューワグループは、事業を通じてお客様から頂く”ありがとう”の数の分だけ”EQ・心の知能指数”が確実に高くなります。
EQが高い野武士的メンバーが断然多い! 学歴では無い人間力を感じます!!
稲盛塾長からの教えである”心を高める、経営を伸ばす””考え方”にも通じる”心の知能指数”の深い学びとなりました。

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役