
いのち輝く未来社会

先週の土曜日に大阪関西万博に行ってきた感想を今週の社長ブログとして、紹介させていただきます。
当日は、梅雨時にもかかわらず天候にも恵まれて万博日和を感じる事ができました。
まずは、夢洲駅に到着して、エスカレーターを上がった瞬間、目の前に飛び込んできたのが「ACN」さんの巨大看板でした。
あの立地で、あのスケール感とデザインで、いやぁ、正直圧倒されました。
1970年の大阪万博から続く55年間のバトンのタスキ!
これからの日本の英知と技術から産業を背負って立っているような、そんな物語性と覚悟を感じました。
そして当然ながら、あの広告規模は相当な決断と投資があったハズですが、それに見合う!!
それ以上の超えるだけのインパクトと誇りがありました。
シューワグループも日頃から、ACNさんに可愛がってもらっている一企業として、同じ志をもつ尊敬する経営者として、
今回の世界への発信広告には、胸が熱くなりました。
本当に素晴らしかったので、是非とも写真を拝見してください。
さて、そこから関西万博会場東ゲートからの入場。
この日はなんと、来場者15万5千人超え!の発表があり、5月31日以降で2番目に多い日だったそうです。
当日のパビリオンは、パソナ館だけで、その他入れませんでしたが、それでも「来て良かった」と心から思えました。
なぜなら、すべて空間が各国の”誇り”であり“未来”そのものだったからです。
世界中の人たちが一つの場所に集い、夢を語り、テクノロジーと文化が融合するそんな空気が、
大阪関西万博・夢洲の地に広がっていました。
特に圧巻だったのが、「大屋根リング」でした。
私の唯一の趣味・ウォーカーからすると、全長2000メートルを超える世界最大級の木造建築で、
30分かけて屋上を一周できる構造は夢の中の夢でした。
「大屋根リング」の上段に登ると、大阪湾が見渡せる絶景が広がり、思わず足を止めたくなる美しさでした。
木の温もりと世界一木造現代建築が融合したその姿は、まさに「日本の底力」そのものでした。
「これこそが!日本が誇る技術であり、世界に見せる絶景だ!!」と、誇りを持って言えるものでした。
そして、唯一取れたのが、パソナ館でした。
「ネオアトム」もまた、未来との出会いで、懐かしさと未来への希望が融合で、胸を打つ世界観でした。
ある意味、映像作品もあり「支配する知性」ではなく、「共に歩む知恵」が描かれていました。
技術とは、人間の代わりをするものではなく、人間の本質を引き出すものであり、
私たち自身の“可能性”を信じてくれる存在でもあるのだと。
どれだけ不安や孤独を受け止め、共に鼓動を刻めるかを感じました。
そして、最も注目していたのが、人工心臓の展示です。
山中教授のIPS細胞の技術で、“鼓動”を模した人工心臓の展示でした。
二体展示していましたが、一体は少し元気が無くて人工心臓でも違いが出てくることに驚きと、静かに脈打つそのリズムが、
ただの機械とは思えない、まるで「もうひとつの命」がそこにあるような、不思議な存在感を放っていました。
それは無機質な金属の塊ではなく、「人に寄り添うために生まれた叡智」そのものでした。
人の命を支える。
そして、人の希望をつなぐ。
「おもてなしの国」日本の真骨頂を、至るところで感じました。
細部にまで心が行き届いた空間設計、暑さへの配慮、各国からのゲストを迎える「人を想う力」の結晶でした。
まさに、日本人が世界に誇る“文化力”そのものだと感じました。
この大阪関西万博には、国を超えて、文化も超えた中に“人間の無限の可能性”が渦巻いています。
この空気を、是非とも一人でも多くの人に吸ってほしいですし、感じて欲しい!です。
これからの未来を胸で受け止めて、自らの人生に落とし込んで欲しいと感じました。
単に大阪関西万博に観光に行くのではなく、感じに行くイメージで是非とも、従業員の皆さんも、一度は足を運んでください。
今後の日本は少子高齢化もあり、衰退の国となり、日本で行われる大規模な万博は最後となります。
この日本が誇る最後の万博に行って欲しいと思います。
そして、我々も次世代に向けて、この万博の精神を胸に日本の一企業として、社会を支える一人として、
世界に通用する仕事、そして生き方をしていこう決意しました。
シューワグループの新パーパス組織の【ニッチ事業から色んな世界を変えていく】への存在意義です。
—我々は、ユニークで多様なニッチ事業にチャレンジし、連邦多角化経営でシューワGから色んな世界を変えていく—
さあ、 シューワグループの新パーパスに向けて、胸を張って、未来を見据えてワクワクドキドキの未来へ繋げていきましょう!
そして、私たちが描く未来への一歩へ「いのち輝く未来社会」に向かって、歩みを進めてまいりましょう!