今週は、円安、株高について考えたいと思います。シューワグループの屋台骨は云わずと知れた石油事業である。その中で、石油は輸入が主なので円安にぶれるとモロに製品価格に跳ね返ってくる事になる。したがって、円安にブレる事は当社にとってはあまりプラスには動かない事をまず理解して戴きたい。

円安、株高について

今週の東京株式市場では日経平均が10連騰しました。1988年以来、27年3ヶ月ぶりの長期上昇記録となるそうだ。なんと!シューワの創業以来の連騰と聞きびっくりした次第である。そのような中、 安倍晋三政権に代わり、経済政策「アベノミクス」から始まった円安、株高を皆さんさんどう思われますか?安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」が始まった時の円相場はいくらだったかわかりますか?その時の円の対ドル相場が80円前後であった。それから現在は124.1円で44.1円の円安。更に率で考えると約1.5倍もの値を付けたワケですから、一応の「アベノミクス」効果が評価されるのも解る。その頃に買っていた。韓国のウォーターサーバーが10000円でしたから同じものが、今買うと15000円になると考えると人ごとではありません!ただ、民主党時代のドル相場が75円という異常の低水準事態を『???』と思っていた人が多いのでは無いでしょうか?

今回の円安についての3つの理由

【理由1】日本の国力がゆっくり衰退している。

為替が強くなったり、弱くなったりする大きな理由としては、その国の経済力がよく挙げられる。経済力が強い国には、「お金を貸しても(または投資しても)破たんすることはないだろう」
という考えから、世界中からお金が集まります。そして、その国は、集まったお金を有効活用することで経済が発展していきます。なので、国力が強い国は長い目でみたときに為替の力は強くなります。逆に赤字の多い国は、不安心理でお金が集まらない。お金がないから対策を打てない。なので、経済が衰退していってしまう。当然、人気がないので為替は弱くなります。

【理由2】金融緩和政策によって「円」がジャブジャブに作られている。

アベノミクスによって日本の紙幣はたくさん刷られることになりました。いま日銀総裁の指示もありますが日銀が一生懸命に『円』を作っています。本来の100あるものが200や300となれば当然『円』は安くなります。『円』の大安売りということですね。

【理由3】アメリカの経済、ドルが強くなってる。

アメリカは現在、経済が絶好調です。ものすごい勢いで、エネルギーを消費することで有名なアメリカですが、シェールガスが発明されたことによって一大資源国になろうとしています。つまり国がシェールガスで潤っている=経済が強い=ドルが強い。というワケですね。また、日本とは逆にずっと続いていた金融緩和が終わったことも大きいです。ジャブジャブだったドルがこれから、引き締まってくる時期に入ったワケです。

上記のように考えると円安で株高は一部の上場企業には良いのかも知れませんが、大手を振って喜べる事ではありません。

最後に

特にこれからの日本は少子高齢化の問題や国の借金が1000兆円を超える公的債務がある。ASEAN諸国や中国をはじめとする東南アジアの経済発展や貿易黒字から貿易赤字への転落。どれをとってもこれからの日本にとってプラス材料は非常に少ない状況である。その事を重々と理解していかなくて行けない。円がどんどん安くなっていることは、輸出を中心とする経済にとっては、プラスに作用します。円安のおかげで、利益が増える。それにともになって、株価が上昇する。今後は、この株高による消費者心理の改善や輸出企業の実質的な業績改善を通じて日本経済が本当の上昇気流になると良いですね。良いマインドを持って、強い日本経済が復活してほしいと願いいます。

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役