今年の大河ドラマの主人公である“渋沢栄一”の『青天を衝け』が始まりました。
初回の視聴率が20%を超えたとの報道で注目の高さが伺えます。
そして、2024年より渋沢栄一氏が新一万円札の図柄となることでも注目されています。
とても、興味がありましたので、今週は資料を参照をしながら学んでいきたいと思います。

渋沢栄一氏は、「日本資本主義の父」と慕われ、幕末から日本の根幹企業を創設。
なんといっても、生涯480社もの会社を興すなど、とてつもない実業家です。
その中には今の王子製紙、東京海上火災保険、日本郵船、東京電力、東京ガス、帝国ホテル、サッポロビール、JRなど、今の日本の根幹をなす企業がずらりとあります。
さらに今の日本商工会議所、東京証券取引所などの設立にも、中心的な役割を果たしています。
こうした偉人を大河ドラマとして取り上げるのですから、かなり内容が濃いと思いますので、社員の皆さんも是非とも視聴して多くを共に学びましょう!

ところで、渋沢氏は明治期に欧米のビジネス(算盤そろばん)一辺倒のやり方に危機感を覚えたそうです。
大正五年(1916年)の76歳の時に出版された『論語と算盤』。今でも多くの経営者や起業家に読み継がれている著書です。
「論語」とは、孔子の教えが書かれた生き方や道徳、心の在り方が学べる中国の古典です。
この人としての部分(道徳)→「論語」と、商売の部分(経済)→「算盤」を合わせた「心の在り方」を具現化をしてビジネスを確立し、近代の日本資本主義の根幹を確立しました。
「商売」とは「何を売るか?」ではなく「人の為に何ができるか?」。
『「福」に憑かれた男』という本に「商売の本質」が次の様に書いてありましたのでご紹介します。

——–人は皆、仕事をして生きている。
自分にできることを一生懸命やってその見返りとしてお金をもらうことが働くことだと思っている。
ところが、自分にできることを一生懸命やっているつもりが、いつの間にか自分の都合だけでものを売ろうとしたり、サービスしようとしたりするようになってしまう。
そして、それが一生懸命仕事をしていることだと勘違いしてしまうようになるんだね。
たとえば『この本が何冊売れればいくら儲かる』とか『お客さんが三倍増えれば、三倍儲かるのに』なんて考えて集客を増やしたり、
買わせるような飾りつけを考えたりすることが仕事に変わっていってしまう。
でもそれは、自分が儲かることを考えたやり方で、放っておくとどんどん自分のことしか考えなくなる可能性がある。
ところが、君がやっていることは、まったく逆だ。
まず、その人に興味を持つ。
その人のことを本当に大切に思う気持ちを君の中に創ろうとしている。
その上でその人にぴったりの本を紹介しようとしている。
本当に友達になろうとしている。本を売ろうとしているんじゃない。
友達になろうとしているんだよね。そのことが分かる。
今、目の前にいる人に興味を持つ。
そして、自分ができるすべての感覚を持って友達になろうとする。
君のその姿勢が、この店にたくさんの奇跡をもたらす種を蒔き続けてきたんだね。
(『「福」に憑かれた男』より)——————————

この言葉を聞き、目からウロコが落ちる思いです。
やはり商売の原点が、この本の中あったのでは無いでしょうか?
まずは、「物を売る」前に、相手に「興味を持つ」。そして「お役に立ちたい」という想いが商売のルールです。
そして「想い」が伝わり「物(商品・サービス)」へと動いた時に商売成立です。
我々凡人は、ついつい小手先で「物を売る」事に力を入れがちです。
尊敬するアートコーポレーションの寺田名誉会長が仰る”あったらいいなをカタチにしました”にもう一度、深く感銘を受けました。

お客様の「お困りごとは何なのか?」そして、「何をすれば、他人に喜ばれるか?」を自分自身に問い掛けながらの提案営業が必要だと感じました。
そして、シューワグループとして今出来ることは、世界的に新型コロナも含めて色々な状況で困っている人たちの為に「何ができるか?」を考える事です。
大切なのは、この国の未来の為の「お役立ち企業」としての”利他業の確立”であると思います。
シューワグループのこれから!!
「何が出来るか?」を真剣に考えていきましょう!

~参照資料~

【渋沢栄一氏の紹介】 http://www.city.fukaya.saitama.jp/shibusawa_eiichi/shokai.html

【世の中のため人のためアニメシリーズ】 渋沢栄一物語 日本の豊かさを作った偉大な人 https://www.youtube.com/watch?v=06h7p-nIS30&feature=youtu.be

【論語と算盤】 中田敦彦のYouTube大学 史上No.1書籍! https://www.youtube.com/watch?v=5zW7fUvOivs

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役