先週末からの台風10号は九州地方直撃となり、各通信キャリア様から出動要請ありました。
日本BCP株式会社・角谷社長、中井部長、そしてシューワ株式会社では、小森部長、藤井部長を筆頭にしての応援体制づくり。
日頃から大変忙しいにもかかわらず、40名以上の社員の方々が一気集まり応援に出動してくれました。
過去の台風からみても最大級と言われておりましたが、災害規模は予想をはるかに下回る形でした。
今も災害復旧応援に出て頂き感謝申し上げます。
このスピード感はシューワグループにしか出来ない早業であり、持ち味であり、素晴らしい仲間たちであり誇りです。

そんな中、先日テレビにてノーベル賞受賞の山中教授の「人間万事塞翁が馬」の話を聞きました。
テレワークのため教授の部屋の中からの放送で、コロナの今後について話されていました。
そこで教授の右隣りの書の「人間万事塞翁が馬」に目が留まりました。
とても参考になりましたので、ご紹介させて頂きます。

そもそもは中国の塞翁さんのお話に由来しています。
下記のYouTubeでの説明も参照にしてください。
——「昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。——–
出典「故事ことわざ辞典」

この言葉は、とても興味深くて世の中には幸せなことがあった後には、不幸せなことが、不幸せなことがあった後には幸せなことが起きる。
世の中には幸も不幸もない。捉え方次第と感じました。
良い事が起こったからといって、その次に良い事が起きるとも、あるいは悪い事が起きるともわからない。
因果関係はあくまで後付けの概念であって、良い事が起きたからといって、期待したり、次に悪いことが起こるのではないかと不安になるのも違うと思う。
そうではなく目先の事に一喜一憂するのでは無く、しっかりとした考えの指針を持って生きる。
人生における幸・不幸は予測しがたいということ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという例えですね。

結局は、今の時代は次に又何が起こるのかがわからない。
その様に考えるとシューワグループも創業33年目になりますが、「人間万事塞翁が馬」で考えてみました。
① 創業時は冬の灯油巡回販売しか無かった。優秀な人材を確保する為には年間の仕事が必要と感じ夏期事業としてエアコン事業をスタート。
② 順調に灯油巡回販売事業も軌道に乗ってきたが、NY原油が147ドルの高騰となり、事業のリスク分散を考えて灯油巡回販売の一本足打法から一気にニッチ多角化経営に舵を切った。(現11事業)
③ 東日本大震災が起こり、地震、津波、原発との三重苦となり東日本全体がマヒ状態となりました。その後、岩手県にタンクローリーで9台で3か月間応援。
親御さんを亡くされた子供たちが安心して暮らして頂ける為にと”岩手まなびの基金”へ4005万円を寄附。
その後、BCP事業を開始(現・日本BCP株式会社)
④そして、2020年初めからのコロナ禍によって4月からの緊急事態宣言もあり日本経済が麻痺状態。
ピンチはチャンスでは無いですが、4月度からのマスク販売、消毒液販売、コロナ除菌、抗体検査キット、等々新事業展開。
何はともあれ、”禍転じて福と成す”だと。
創業時の全国ガソリンスタンド数は6万軒を超えていました。
しかしながら、現在では半数の3万軒となっており、冷静に考えると「人間万事塞翁が馬」ではありませんが、夏場の仕事が無かったのが、今現在も生き残って来れた要因だと思います。

今、働き方改革は、コロナ禍によって強制的に、かつ急速に進んでいます。
ある書籍によると来年の今頃には30%の企業が淘汰されるとの予測が出ております。
その様に考えると”禍転じて福と成す”事業本質を見極める時期が到来しています。

本質を見極めて次なる「人間万事塞翁が馬」で考えて行きましょう!

有事の際のリスクを最小限に災害時の燃料確保について【BCP対策】燃料の緊急時供給契約専属貯蔵サービス・専属配送サービス

筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役