新型コロナウィルスの17日時点での東京感染者数は293人となり過去最多を更新しました。
20代、30代が210人。全国でも595人と高いレベルになっています。
首都圏や大阪も相変わらず高いレベルで推移しています。
政府の起死回生のGoToトラベルキャンペーンは、またしても勇み足のような状況です。
その内容は東京除外に変更となりましたが、そもそもこの状況下でのGoToトラベルキャンペーンは延期すべきだったのではと思います。

そして、16日夜のニュースを見て一番驚いたのは、国会・参議院新型コロナ審査会に参考人として出席された東京大学・先端科学技術研究センター児玉龍彦名誉教授の発言でした。
当初、ニュースで見た時には、普通の教授が淡々と答弁をするシーンでした。
しかしながら、感極まって「このままだと来週は大変なことになる!」とのご発言。
1カ月先はアメリカ、イタリアのようになるとの事でした。
私は内心では、日本は感染者数でも死者数でも世界と比べると低レベルで感染防止に何とか持ちこたえていると思っていましたが、児玉先生はこれまでの施策を全否定している内容でした。
—–「今回の新型コロナウィルスは、変異のスピードが速く、武漢型、欧米型など次々進化していて、既に東京型・埼玉型となって進化している状態で日本産になっている。
初めて聞いた言葉でしたが、”エピセンター”(発生源):感染地域と非感染地域に分けて対応すべきとも仰っていました。
最も怖いのは、若者達が感染しても無症状の人が感染源となって感染を広げていくのを防がなくてはならない。
日本がやってきた事は、100年前のスペイン風邪対応と同じであり、今は遺伝子工学、計測科学、情報科学などからなる精密医療の時代での考え方に変えないといけない。
厚生省、文科省と別れていては限界がある、直ちに法整備をしてワンストップで判断できる機関を作るべき。」—–。
参考人での児玉先生の迫力に圧倒されました。

そして、政府・国会・民間などが総力をあげて対策を打たないと「来週は大変になる。来月は目を覆うようなことになる」と危機感を出されたことに緊張感が走りました。
1)新型コロナは第一波、2月『武漢型』、第二波、3月『イタリア・アメリカ型』、第三波、『東京型』『埼玉型』で感染者が増えている。
2)新宿は「クラスター「集団」「群れ」」ではなく、「エピセンター(震源地)」になりつつある。このままだとアメリカ、イタリアの二の舞になるのでは?
3)「エピセンター」では飛沫感染・接触感染に加え、空気感染も起こりうる。
4)国の総力を挙げて「エピセンター」を制圧するべき。PCR検査を大規模(10万人単位)でやるべき。
5)現在、東京で「エピセンター」化しつつある新宿を制圧すべき!
6)全国一律のSTAY HOMEは間違いで、それは100年前のスペイン風邪時代の方法。武漢で鐘南山先生が行ったのも21世紀型の「エピセンター」制圧!

児玉先生の仰る「エピセンター」と「クラスター」との違いを理解できました。
その様に考えると本気で封じ込めを行わないと、もはや600名のどころでは無くて本当にニューヨークやブラジルの二の舞となる可能性が多いとの事。
政府が本気でロックダウン封鎖するくらいの事をしないといけません。
児玉先生は新型コロナウイルスをなめてはいけないと警鐘を鳴らしていて最後は声が潤んでいました。
今や政府が推し進めるGoToトラベルキャンペーンなど、行う必要性はどこにも見当たらないと思います。
緊急事態宣言は解除されましたが、そもそも緊急事態宣言についてわれわれは、医療崩壊を防ぐためにやむを得ない措置だと説明されていました。
それが解除され、医療崩壊の危機が回避された今、われわれはこれからコロナとどう戦い、どう向き合っていくのかについての長期的な戦略が必要です。
しかし、今のところ政府からは新しいライフスタイルのような暢気な話は聞かれるものの、日本がこれからコロナとどう向き合うかについての明確なメッセージは出てきていません。
であるならば、ここは一つ市民一人ひとりがそれをよく考え、自分なりの答えを出していく必要があります。

シューワグループとしても、BCP(事業継続計画)の中での感染症サービスとして、簡易的なPCR検査を早急に始めようと計画をしています。
誰がよりも!何をやるか!を真剣に考えて、やれる方法を最短距離で考えて行きたいと思います。
今までの新型コロナウイルスの在り方について、認識を改めたいと深く反省をしました。

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役