今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学び、
そして、シューワグループ全社員の幸福の為にド真剣に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『余裕のある時に全力!』・・・・。皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!

《出典 京セラフィロソフィ P.154参照》
—————–「土俵の真ん中で相撲をとる」とは、常に土俵の真ん中を土俵際だと思って、一歩も 引けないという気持ちで仕事にあたるということです。
納期というものを例にとると、お客様の納期に合わせて製品を完成させると考えるのではなく、納期の何日も前に完成日を設定し、これを土俵際と考えて、渾身の力をふり絞ってその期日を守ろうとすることです。
そうすれば、万一予期しないトラブルが発生しても、まだ土俵際までには余裕があるため、十分な対応が可能となり、お客様に迷惑をおかけすることはありません。
このように私たちは、常に安全弁をおきながら、確実に仕事を進めていく必要があります。—————–

皆さんもご存じの通り今回の”新型コロナウイルス”は予期しないトラブルです。
まさに中国・武漢で発症し、全世界がパニック状態になっています。
29日の日経新聞一面によると、世界的に同時株安となり、日本で63兆円、欧州で100兆円、米国で300兆円もの時価総額がこの一週間で減少し(先週末比1割減)、泡に消えた形となりました。
これは、約9年前の東日本大震災時に匹敵する下落率となりました。
さらには、28日世界保健機関(WHO)が”新型コロナウイルス”の世界的な感染リスクを、4段階ある評価のうち上から2番目の「高い」から、最も上の「非常に高い」に引き上げたと発表しました。
WHO・緊急事態対応を統括するライアン氏は「ウイルスに備え、市民を守る義務があると、すべての政府に対応を促すものだ」と理由を説明をしました。
それに伴い、日本政府も素早く対応して爆発的な広がりを食い止めるために、直近の2週間は人が集まるスポーツイベント・コンサート・レジャーランドへの営業自粛を要請し、さらには全国の小中高の休日要請まで出ています。
一方、大手企業各社、電通、ユニ・チャーム、日清食品、パナソニックなどの名立たる企業が、数千人規模の在宅勤務を決めています。
足元の旅行やレジャーも自粛ムードが漂っており、大混乱の状態で未だに収まりが見えていません。
現段階では、今回の新型コロナショックで日本経済では2兆9000億円もの損失、さらに東京オリンピックが中止ともなれば損失額は約30兆円と試算をされており、色々と合わせるとその額は50兆円とも言われています。
今回の出来事はまさに、予期しないトラブルと言っても過言では無いと思います。
今後、世界的なパンデミック(感染大流行)となれば、大不況に陥る可能性も拭えません。
勿論、いたずらに不安を煽るなどテレビ新聞報道に惑わされることなく真実を見極めることが第一義だと思います。

今回の様に世の中では何が起きても不思議ではありません。
自分が立っていた盤石の大地が実は薄氷だったということは、長い人生の中では大方の人が経験することです。
仕事はその最たるものです。
仕事をしながら、”問題や課題”に取り組む気持ちを持つことで”反省と挑戦”が生まれるのです。
いずれやらねばならないことなら、余裕のあるうちに済ませて万一に備えようと思うから万全を期することができるのです。
失敗をただの失敗で終わらせることなく”反省と挑戦”に変えることも重要です。
そして、確実に新しい仕事を進めて上での改革や新たな創造が大事です。

もう一点が、稲盛塾長曰く「土俵の真ん中で相撲をとる」ことの本質は「余裕のあるときに全力でことに当たる」という事。
私もよく口にしておりますが、常に”余裕を持って行動しろ”です。
やはり、土壇場になっての土俵際でのうっちゃりは、一度は偶然できても二回目、三回目はありえません。
常に土俵の真ん中で余裕を持ちながら、”問題や課題”を解決していき、事業領域を増やし戦える土俵を広げていきたいと思います。
その様な戦い方が出来るようになれば、好景気、不景気に関わらず、強い組織を形成できます。
常に『土俵の真ん中で相撲をとる』を意識することによって、思考能力が高まり、正しい判断が導き出せるようになります。
社員の皆さんも、しっかりと理解をした中で『土俵の真ん中で相撲をとる』思想を取り入れていきましょう!

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役