今回の台風9号による被害は甚大で、特に千葉県房総半島において壊滅的な被害が発生致しました。
これによりシューワグループへの燃料配送の緊急出動要請が、NHKをはじめ通信キャリア3社から台風通過直後から発令されました。
まずはソフトバンク様から伊豆半島の主要拠点に衛星アンテナを設置したので緊急保全対策としてガソリンの供給を依頼されました。
これは前回の台風9号の際にも石垣島、宮古島へ出動したのと同様のものでありました。
しかしながら今回は様子が少し違っておりました。時間の経過とともに被害の深刻さが浮き彫りになってきました。
特に千葉県が相当な被害が発生している…。ほどなくKDDI様災害対策室より緊急要請が発令されました。
南房総市千倉にある海外からの海底ケーブル立ち上げ基地が停電し非常用発電機が稼働している。
このままでは数十時間後に枯渇し、運用が立ち行かなくなる。何とか運んでもらえないだろうか?という依頼であった。
同じくソフトバンク様からも同様の要請であった。
カトウco.の応援を要請、すぐさま館山、千倉方面に出動して頂いたが、片道12時間、往復で24時間移動に費やす過酷な業務依頼である。
高速道路は通行止め、信号が停電、地道での配送は大渋滞。(緊急車両の扱いも渋滞がひどく対応できず。)
それでもめげず、『善なりしや。』でしょうか?使命をもってして最後まで対応頂きました。
またBCPの実働部隊はすでに伊豆半島の作業を引き上げ、平塚拠点から千葉県安食にあるカトウco.の基地に集結していました。
BCPとシューワ応援実働部隊との編成も完了し、カトウco.安食拠点から毎日、南房総半島への出動、給油活動を開始致しました。
燃料供給も協力会社の千葉県白井にある油槽所施設をフル稼働頂き、潤沢に給油できる形でご提供頂きました。
これにより長期出動態勢は完璧に整いました。
今回の要請は通信拠点から小型の基地局(数百か所)へのガソリン供給がメインの要請です。毎日主要拠点に数百もの携行缶が持ち込まれます。
運よく9月から導入した緊急保全対策の機材が大活躍。まさかこんなに早く稼働するとは思っていませんでしたので、
依頼先のソフトバンク様からも大きな評価を頂きました。
またウォーター事業部から差し入れていただいたウォーターサーバーも大好評で現地スタッフや運用本部から感謝の言葉を頂くことになりました。
目まぐるしく変化する運用先様からのご依頼に即答、即行動に移せたことは、目を見張るものがあり、
『やっぱりシューワさんでないと頼めない。任せてよかった。安心した。』とのお礼の言葉が絶えませんでした。
他所ができないシューワだけの工夫とレスポンスは、まさに災害時のオンリーワン対応企業に他なりません。
シューワグループは、これからもニッチオンリーワンを追求し、社会に貢献できる企業つくりを目指していきたいと希望するものであります。

有事の際のリスクを最小限に災害時の燃料確保について【BCP対策】燃料の緊急時供給契約専属貯蔵サービス・専属配送サービス

筆者:中井正隆
シューワグループ
執行役員部長