この度の台風21号、並びに北海道を中心とする地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りいたします。

関西、四国直撃の台風21号は“まさか”大阪が直撃となりここまでの被害になるとは想像すらも出来ませんでした。
特に大阪府下での泉南地区と住之江地区での被害が酷かったです。
共に油槽所と支店があるので、人的な被害が無かったことが何よりも良かったとホッと胸をなでおろしている状況です。

そして今度は一息もつかぬ間に北海道が震度7レベルの地震に見舞われました。
今回の特徴が地震の発生が夜間であったこと、そして地震の震源地から近かった事もあり苫東厚真発電所が緊急停止となりました。
苫東厚真発電所は北海道での電力需要の半分を賄っており、夜中だった事もあり他の火力発電の稼動が少なく全北海道停電に見舞われた状況となりました。

現在も過酷な被災地にて、当社のBCP事業部や社員達が北海道へ応援に駆けつけてくれています。
昨今の日本全体を見渡せばどこで地震、津波、台風、集中豪雨が起こるかわからない時代です。
その中で、与えられた業務に向かって寡黙に動いてくれいる社員達を見ていると、とても素晴らしく、そして誇らしく感じます。
それと同時に、弊社が行っている平時から油とタンクローリーをお預かりする事業の必要性があると確信をしました。

“まさか”の災害が起こる前に、今週は毎年恒例の第八回富士登山研修で73名の者が富士吉田口ルートに挑戦をしました。
生憎の天候でご来光は見られませんでしたが、73名中68名が登頂に成功しました。
その中で、登山家の故・栗城史多さんの言葉を思い出しました。

—–『結果だけの成功に価値はない。仲間と共に作ってきた過程にこそ価値がある。』
「少しずつ、小さなことを続けることが大事だ。どんなに苦しいことでも、楽しんでやっていく。そうすると、いつかチャンスがやってくる」
「どんな山でもどんなチャレンジでも、そこには学びや成長があるから楽しい」
なぜ山に登るのか。前人未到の大きな目標を達成した後も、なぜ、また山に登るのか――。
山が自分に与えてくれる大きな価値。それを知った時、もう止められなくなる。
人の幸福は、そんなところにあるのかもしれない。—–

毎年思う事ですが、人生も、仕事も、登山に似ています。
まず、「頂上を制する」という“目標を持つ”から頑張れるのだと思います。
目指すべき山の高さによって、難易度は様々です。
大阪の観光地の天保山(標高: 4.53m)なら、「皆で登ろう」と声掛けしても楽勝で登れます。
スーツ姿でもハイヒールでも大丈夫ですね。
しかし、登頂後の達成感はありませんし望めません。
富士登山なら、スケジュールを組んで、それなりの服装・装備で臨む必要があります。
しかも、エベレストになりますと、もはや命賭けです。

シューワグループも創業30周年の現時点では登山の途中で未だ6合目ぐらいでしょうか?!
100年企業を目指しているので、あるべき姿(頂)からすれば、まだまだ未熟で発展途上です。
シューワグループはアドベンチャー企業なので、道は険しく、悩みは尽きず、トラブルの連続です。
しかし、大企業と違い様々な事にチャレンジが出来ます!そして、たくさんの失敗や苦労を重ねながら経験値を積む事が出来る!
その様に考えると、富士登山の様に確かな小さな一歩!小さな一歩!かも知れません。
そして、少し歩みを止め、後ろを振り返ると、今まで歩んできた道程や町並みを見渡すことができます。
それは、紛れもなくシューワグループが30年間を地道に一歩!一歩!を確実に山道を踏みしめ歩んできた結果です。
一足跳びに頂上には登頂は出来ません。
これからも、一歩一歩歩んで行きましょう!
その歩みは、必ず頂上に繋がり!仲間と共に作ってきた価値があると感じながら進みましょう!

—–栗城史多(くりき のぶかず)
(1982年6月9日生まれ・北海道) 登山家。冒険家。起業家。エベレスト単独無酸素登頂と登頂からのインターネット配信を目標にしている。
2012年10月、4度目のエベレスト挑戦の時に凍傷で9本の指を失う。2018年5月21日、8度目のエベレスト挑戦に敗れ、35歳の若さでこの世を去った。

有事の際のリスクを最小限に災害時の燃料確保について【BCP対策】燃料の緊急時供給契約専属貯蔵サービス・専属配送サービス

筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役