総務部発信なので、面白くは無いですが本日は「契約書」についてお話します。

契約行為において、契約相手が「法人」ではなく「個人」だった場合、少なからずリスクがありますよという話です。
大きな問題では無いのかもしれませんが、いろんな視点から見る、頭の体操だと思って聞いてください。

法人と違い個人が相手の場合、相手側で契約違反があっても、契約の種類によっては個人の場合「消費者保護法」という法律に守られる場合があります。
すべてがすべてそうだという意味ではありませんが、頭の片隅にでも置いて下さい。
個人は、「情報量や経済力において法人と比べ大きな差がある」とか「金銭的な責任は取れない」ということで、個人相手の訴訟では、賠償責任の額が減額になったり、免除されたりする可能性があります。
これは当社からすれば回収できない損害金となり、簡単に言うと「損する」という理屈になります。

社内では契約に際して、こんなリスクがあるあんな問題があると伝える立場にいる私は、その危険度の高低を検討するため、小さなリスクから大きなリスクまで契約書と実際のフローを見比べて書き出します。
リスクはすべて排除するのではなく、多少であればそれを含んだまま進めるという選択をする場合もあります。
それはそうですよね、商売や取引を行う際に当社だけが一切のリスクを持たず、相手にだけリスクを負担させるという極端な契約書では先方も不公平感を抱かずにはいられません。
当社だってそんな契約に押印することは出来ませんし、多少であればそのリスクの一部を負担せざるを得ない。

そんなことを考える私が個人との契約においてリスクを書き出すなら、紹介者である個人が、お知り合いの会社にシューワの商品やサービスを説明し、興味を持ってもらった。
その会社をご紹介いただき商談に及んだが、この会社へ紹介者である個人から行った当社の説明が事実とは大きくずれた説明で、当社と紹介された会社の間で売買契約等を締結された後、発覚して揉めた。
絶対に無いとは言い切れないリスクです。
もっと簡単な例で言えば、個人が紹介した会社や人が実は暴力団関係者であった場合です。
これは知らず知らずとは言え、そのような関係性があったとなれば既存のたくさんのご契約先から見れば、当社と反社会的勢力と付き合いがあると見られ、契約解除が相次ぎ、違約金などとてつもない損害が発生するリスクがあります。
これも絶対に無いとは言い切れないリスクです。
当社に損害が及んでも、相手の方は個人です。いったいどこまでの損害を補償出来るのか…

これは極端な例です。当社が紹介された会社さんとしっかりと話をし、調査し、契約に至るわけなのでこのようなことが発生しない可能性の方が高いと思います。
またこんな極端な例を気にしていては、「売上や利益を上げる」という会社の一番の目的の妨げになっては、それこそ損害です。
だから今日は、「個人と契約する場合ってそんなリスクがあるんだなー」と参考程度にお聞きください。

本来は、万が一のことを考えて、契約行為は法人間で行いたい。それでも個人との契約を進めるなら、以上のリスクのことをよく念頭においてください。

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筆者:御囲晋也
株式会社シューワライフサポート
総務部
次長