今週も店長会議がありましたので、前回に引き続き「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に毎月毎に勉強していきたいと思います。
そう云う意味でも、稲盛さんの言葉を勉強しながら考えて自問自答を出来る事は、僕にとっては必要なプロセスだと最近、特に感じています。
いつも、冷静に勉強する謙虚な気持ちでいられるように日々成長していきましょう!

「京セラフィロソフィ」参照 —————————–

・利他の心を判断基準にする。
私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠性にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。
利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。 自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。
一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。
より良い仕事をしていくためには、 自分だけのことを考えて判断するのではなく、
まわりの人のことを考え、 思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。  稲盛和夫

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上記の「利他の心」を判断基準に考えるとは非常に深い言葉だと思います。
特に今までは、「利他」という言葉自体は聞いたことはありましたが、正直内容までは知りませんでした。
改めて整理しますと!

・「利他」とは「他人への利益」。
・「利己」とは「自分だけの利益」。

「京セラフィロソフィ」の中での「利他の心」を勉強させて頂きますと、若い時の自分はどちらかというと「利己」の考えであったことに気づかされました。
もちろん、売上向上の為にお客様の満足度を向上させたい思いで営業をしていたので「利他」の思考も持っておりましたが、
日々の売上目標達成のためには「利己」を優先してしまう傾向にありました。

常に売上向上を考えるに当たり自社ファーストの感が咎めずにいた事が大きな反省ポイントとなりました。
自分の”考え方”を変える必要があることに気づいたワケです。

・「大善の功徳と小善の罪」

そして、「利他」とはの中で、「相手にとって何が本当にいいことなのかということを考える必要もある。
例えば、自分の子供を可愛がるあまりに甘やかし放題に育てる。
その結果としてわがまま勝手に育ってしまいとんでもない人間になってしまい、その後に大変不幸な運命をたどる」。

この様に目先のことしか考えずに相手に施そうとする善行を「小善」と言うそうです。
つまらない善をなすことは、かえって悪をなすことになる。⇒「小善は大悪に似たり」「大善は非情に似たり」。
素晴らしい人間を育てるには、時には非情に見える行いも必要だそうです。

発展途上国を支援するODA(政府開発援助)の広告に下記の様なことが書いてあったそうです。
・「私たちは貧しい国の人たちに魚を与えるということはしません。ただし、魚を獲る方法を教えます」。
目先の瞬間の空腹を満たす為にお魚をあげるのでは無く、これからODAが居なくなってもご飯が食べられるように教える事の重要性が勉強になりました。

大善の功徳と小善の罪を勉強させて頂き、会社を経営する上でも売上や利益ももちろん重要ですが、改めて社員教育(生存競争に生き抜く力)の重要性が理解出来ました。
「利他」を考える場合、この「大善と小善」ということの意味を、十分に理解しなくてはならりません。
「利他」ってと!?社員の皆さんも日々の売上目標に追われている方からすると矛盾もあるでしょう!
そんな綺麗ごとで本当にいいのかと思われるかも知れませんが、まずは考え方から変えてみることから始めてみてはいかがでしょうか?

「利他」の心が大切なのは日々の実践です。
そんな中、嫌な事や不都合なことが起き気持ちが落ちこんでくると、どうしても自分中心の「利己」の考え方になってしまいがちになります。
それを打開するには、「原因他人論」より「原因自分論」の思考回路が必要です。
冷静に素直に考える事が出来るのならば、その結果、行動が変わり、習慣が変わり、そして売上や利益が上がることを稲盛さんが実践されておられます。
人は学び経験し日々成長しますが、一方では自分を守る為に頑固になり成長が鈍化して後退します。
稲盛さんが仰る「自分だけが良ければ良いという事では無く」「みんなにとってそれはいいことなのだ」と「利他の精神」で日々精進致しましょう!

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役