企業にとって重要なものに、「ゴーイングコンサーン」企業を継続することがありますが、「ゴーイングコンサーン」を実現するためには、一定以上の所得が必要になってきますよね?

では、所得とは何でしょうか?

サラリーマンで例えると、給与等の収入から必要経費(所得控除)を差し引いたものが所得ですよね?所得とは、我々が働いて物やサービスを生産して支払を受けた時に所得になります。皆さんは、お金と所得は別のものということはお分かりでしょうか?

では、お金はどうすればふえるのでしょうか?
現金を例にご説明しますと

蔭山課長が、A銀行に100万円貯金します。
山口君が、A銀行から100万円借りてB銀行へ振り込んでもらいます。

この時、A銀行の蔭山課長の通帳にはいくらありますか?
蔭山課長の通帳には100万円の貯金が当然ありますよね!

では、山口君のB銀行の通帳にはいくらありますか?
山口君ののB銀行の通帳にも100万円とありますよね!

とういうことは、お金は2倍になっていますよね?
お金は、借りると増えるのです!逆に返すとお金は減るのです!
これは、またの機会にお話させて頂きます!

問題の本質に戻りますが、どうすれば所得が増えるのでしょうか?産業革命前の世界と今を比較して考えて見ましょう。産業革命前の世界では、生産活動に投じられるリソースが、土地と労働ぐらいしかありません。基本農業ですね。

土地を増やさなければ人を増やしても収穫量は上がらない。収穫量を増やすには、開墾か侵略しか土地を増やせないと言う時代が何千年も続いたのです。この時期は、生産性向上(労働者1人当たりの生産物の拡大)が非常に困難な時代です。生きていくために必要分しか製造出来なかった時代です。産業革命前の人々は豊かになれなかったのです!

産業革命以降の世界では、機械化により技術的失業は発生しましたが、生産性は飛躍的に向上したのです。この結果、1人当たりの生産性=所得が増えたのです。産業革命前は、所得を得るために土地と労働しかありませんでしたが、産業革命後は、資本と労働と技術と変化したのです。ここでの資本とは、生産活動に必要な固定資産のことですが、労働力を増やせば生産性は向上するでしょうか?

資本主義の考え方は、所得を得る為に資本を投じることです。労働者を増やすことでは生産性は向上しません。

1人分の土地で2人が働けば、所得は増えるどころか半分に減ってしまいますよね?1人当りの生産性を上げて、1人当りの所得を増やすことが可処分所得が増えて消費されるお金が増えるのです!所得を増やすためには、資本を投下し生産性を向上させることが必要なのです!

今後、日本国は少子高齢化と非常に悲観的な意見が多く存在しますが、これこそがチャンスと捕らえることも出来ます!特に、若年層の失業率が5%を切っているのは、先進国で日本ぐらいです!一流大学を卒業して、一流企業に就職しても手取り20万円無いのが現状です!

しかも大幅な昇給など見込めない状況で、可処分所得を車購入費にまわせる筈がありませんね。これが、少子化の一番の原因となっているとも言われています。

そこで、資本を効率よく投下することで1人当りの生産性を向上させ1人当りの所得を増やし一流企業の倍の給与を渡せば優秀な人材の確保は容易となるのでは?

また、コンビニのレジに外国人労働者を使うよりも技術に投資し生産性を向上させることが重要なのではないでしょうか?労働可能人口が減少するなかで、安い外国人留学生に労働力を期待することはビジネスとして当然ですが、これでは益々一人当たりの所得が減少しデフレから脱却困難な状態に陥ることも懸念されます!

バブル以降20年異常デフレスパイラルで所得が減り続けている印象ですが、こんな状況で景気よくなる筈がありません!政府も3%の賃上げと言っていますが、所得が数年で倍になるような現実がなければ消費も増えませんし経済の発展も見込めません!

今後、当グループでは、太陽光年金制度の導入やコインランドリービジネスへの参入と資本を投下し生産性を向上させ1人当りの所得が増えるようなビジネスを展開する予定です。本日、申し上げたかったのは、少子高齢化が悪いことばかりでは無いということと、どうすれば生産性が向上するか?ということを一人ひとりが考えて行動することが、1人当りの所得を増やすことになるということです。

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筆者:鯉ノ内隆弘
シューワグループ
執行役員部長