先週は『多能工・マルチスキル』のお題で色々と考えました。シューワグループの冬場しか仕事が無くて、苦し紛れの『夏場のメシ』を食べる為に様々なお仕事を遣るしかなかった事。それが現在の副産物として優秀な人材と会社としての事業力がついてきた事などです。

そんな中、今週東京にてある物流倉庫物流大手様のセミナーに参加させて頂きました。大変、素晴らしく勉強になりましたので一部抜粋してご紹介させて頂きます。セミナーのお題が『破壊せよ!創造せよ!!』

今の日本の産業界では下記のような『6重苦』と言われているそうです。

日本国内の①高い賃金コスト、②高い法人税率、③厳しい環境規制。それらに加えて、日本が海外と積極的に自由貿易協定を結べない為、④輸入商品がハンディを背負っている。東日本大震災と原発事故を受けて、⑤電力の供給に不安が出来ている。そのうえに⑥世界的な金融危機で為替は円高になっている。それでは、日本国内で生産を続けていくのは難しい。だから海外に出ていくしかない。これが①~⑥の『6重苦』だ。

との事です。

上記のように、考えると益々世界の産業に比べると日本産業の空洞化があり、競争力が弱くなって来ているのがよくわかります。物流の世界のからみてもインターネット産業が発達しているので貨物量は増加傾向と思っていましたが、減少の一途らしい。特にAmazonを代表されるように、小さい荷物の宅配数は増加しているが全体では相当量減っている。

  • 物流…レッドオーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)
  • 物流不動産…ブルーオーシャン(青い海 競争相手がいない領域)物流+不動産=物流不動産(ビジネスビジネス融合)で新しい切り口で考える必要がある。
  • 今までの物流倉庫業は『営業管理』…草食系のハト
  • 今までの不動産業『宅地管理取引業』…肉食系のタカ
  • これからは二つを進化したカタチ『物流不動産ビジネス』…雑食系のカラス

自然界でもビジネス界でも雑食系が一番強い。特に今後は優秀な人材『ユーティリティプレイヤー』が必要との事。

ユーティリティプレーヤー(utility player)とは?
野球・サッカーなどのチームスポーツで、複数のポジションをこなせる選手。また一般に、どんな役割でもこなせる人。

『ユーティリティプレイヤー』については初めてでしたが、以前からユーティリティの語源は何となく知っており、なるほどと感じました。

その代表例が現在のホテル業の勝ち組である『星野リゾート』です。数々の不振の施設をリノベーションする。そして、今までの常識を完全に覆したのがイノベーションの最たるものは『マルチタスク』呼ばれる。社員皆さんは、事務職でも調理 師免許を取得するなど、一人何役もこなす『マルチタスク』でお客様に最上のサービスを提供する。

星野社長曰く『日本の観光業は需要では無く、運営や生産性に問題がある』との事。『ユーティリティプレイヤー』を育てる為にはいろいろとあるそうですが、まず考え方を変える必要がある。

その昔よく言われた言葉。3K・・・きつい、汚い、危険 ⇒ 新3K・・・稼げる、カッコ良い、感動する。だそうです。とても感心をしてなるほどと感じました。運送業は最近人気が無いと言われていましたが、考え方ややり方によっては若い方にも新鮮に映るようになる。

そして、労働生産性の高い人材をいかに活用しながら、今までのシューワの『多能工・マルチスキル』季節に応じた仕事での技術スキル人材、今回学ばせて頂いた『ユーティリティプレイヤー』一人何役もこなす『稼げる有能なマルチタスク人材』の必要性を深く感じました。

今後、色んな勉強や挑戦をしてスキルアップする事によってユーティリティプレイヤー近づく事で今の会社での自分や会社の役にたちます。更にいろいろな事業や新しい仕事につく時でもとても役立ちます。

これまで経験をした事が無い事やこれまで出来なかったとが出来るようになる!云う事はとても楽しく仕事に対して前向きになれる事です。全社を挙げて是非『ユーティリティプレイヤー』になれるように挑戦して行きましょう!

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役