近年、企業活動のグローバル化や情報社会の成熟化、企業を取り巻く環境は多様化しております。また、企業不祥事の多発や不誠実な企業活動(不正会計等)に対する社会からの厳しい批判が高まるなど、持続可能な社会形成に向けた企業の取り組みへの関心が高まっています。

そこで多くの企業が取り組んでいるのがCSR(Corporate Social Responsibility)です。企業が持続的な発展を実現するためには事業を通じて利益を確保する「経済活動」だけではなく、「環境」へ配慮する取り組みや品質・法令遵守・労働環境・社会貢献等「社会」への配慮にも目を向け、誠実で透明な経営の実践が必要という考え方です。

そしてこのCSRと同様に取り組むのがBRM(Business Risk Management)です。

有事の際のリスクを最小限に災害時の燃料確保について【BCP対策】燃料の緊急時供給契約専属貯蔵サービス・専属配送サービス

BRM(ビジネスリスクマネジメント)

ビジネスリスクとはコンプライアンス違反や自社ルール違反等によって企業の存続を脅かすような危険は勿論経営のあらゆる側面で発生する可能性がある危険危機です。ではビジネスリスクマネジメントとは企業を取り巻く様々な危険危機を予見し、

  • ①そのリスクがもたらす損失を予防する為の対策
  • ②不幸にして損失が発生した場合の処理対策

シューワの大きな事業となったBCPはまさにこの①を支えるものだと言えると思います。では実際にどのようにビジネスリスクの対策を行うかという事になりますが、不祥事、事故、事件、災害等と個々に対策が違いますが、まず共通して言える事はビジネスリスク発生の代償は計り知れず大きいという事を認識しなくてはなりません。

  • 逸失利益を含む損害金の発生
  • ブランドイメージの低下
  • 社会からの信用失墜
  • 企業業績低迷・業務負担

企業は時代の変化に適応できなかったり、不祥事や危機への対応を誤れば倒産する事もある。ビジネスリスク意識こそが、企業の存続を担保し会社を危機から守ることである。会社の信用を失墜することは一瞬であり信用はお金で買うことは出来ないという事です。

今回、このテーマに一番似合わないと言いますか、そぐわない私が何故このテーマを選んだかといいますと。今、シューワはとてつもない追い風に吹かれています。取引先にも一流企業がずらりと並びます。

社長が以前から仰れている「上流の水を飲まなアカン」という言葉とおり、まさにシューワは上流の位置まであがってきたのではないでしょうか。ファシリティでも大手総合商社様とのお取引が始まりました、孫請け、曾孫請けでエアコンを洗浄していた頃から流れは変わっています。

この上流の位置を磐石なものにする為にも「勝って兜の緒を締めよ」のことわざのとおり、ここでさらに油断せず引き締める必要があります。重大事故を防ぐための教訓として「ハインリッヒの法則」と呼ばれる有名な経験則が存在します。

最後に

1件の重大な事故・災害が発生した場合、既に29件の軽微な事故・災害が発生しており、その前に300件のヒヤリ・ハットな出来事が発生しているというものです。

シューワが変革しています。私たち社員も変わる時です。意識をもって日々の業務に取り組みたいと思います。最後に今回のテーマは難しい言葉を並べましたが、詳しく事例をあげてお話すればとても簡単に理解できる内容です。

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筆者:藤井健二
シューワグループ
執行役員部長