ある新聞を読んでいて大変感銘を受けましたので紹介したいと思います。その会社さんとは、静岡県内有数のSS業者でガソリンの量販を極めた男の直撃取材です。

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企業の体幹

静岡県内SS業者もガソリンの需要減が続いている。驚異的な省燃費自動車の急増、超少子高齢化、人口減によっての閉塞感から抜け出すことが出来ない。熾烈な競争はむしろ一段と続いている。

「人間の性格って変えられないからね。性格を変えるのは不可能。でも、生き方は変えられる。考え方で物事を変えられる。自分の主観だけて物事を進める。アメリカ大統領のトランプさんはその最たるのも。」

「人それぞれの価値観、こだわり、温度差で違ってくる。でも、仕事は違うよね。SS業界はいまだに生き方を変えられない人が多いのじゃないかな。趣味でロードバイクを始めたのだけど、これは忍耐、まるで修行僧。下半身とは上半身の筋肉を鍛えるのはい大事だけど、一番重要なのは”体幹”。体幹をいかに強くするか、スポーツだけに限らず会社の経営も同じと思う。

”軸をぶれてはいけない”。”体幹”は読んで字の如くカラダの幹だよね。時代の変化とともに変えなくちゃならない部分は変えなくてはいけない。でも、趣味も個人も生き方もビジネスもコア(核)体幹となる部分はぶれちゃいけない。左右にいくら触れたって軸はぶれてはいけない。だから最近の高層ビルは巨大地震が発生した時にあえて揺れる設計でバランスを保っている。

一方、で心柱は頑強。昔のビルはコンクリートでがちがち固めていたよね。今は揺れる事で力を逃がす仕組み。ロードバイクだってマラソンだってビジネスだって中心線はぶれてはいけない。大企業も地場企業もこれは同じで。会社も体幹が大事。軸はぶれてはいけない。会社も体幹を鍛えなければならない。体幹って目に見えないでしょう。目に見えない部分を強くして初めてそこから上半身、下半身と体のあらゆる部分を鍛える効果が出てくるのです。

自分の会社の体幹がしっかりとしていますか?体幹を鍛えていないのに、”あれやれ””これやれ”って石油元売りから言われても出来るわけがない。いや、出来るかもしれない。でも、全然利益の出ない趣味の世界のように!

SS業界は体幹を鍛えていないうえに利益の出ない生き方を変えられない状態が続いている。なんで変えられないのか。自分の商売を主観でなく、もっといろんな角度からみるべきでないだろうか。あれが悪い、これが気に入らない、あいつが嫌い、どうでこうでと、と嘆いていてもなんの解決もできない。いくら嫌いな相手でもつぶすことはできない。一人勝ちはできない。じゃどうすればいいのか。なーるほど、変化だと悟った。もう隣の看板をみて商売をする時代ではない。」

上記、記載について参考にもなり大変考えさせられました。その後の記載にもありましたが、石油業界自体が、未だに量販思考が残っているとの事。元売りメーカー論は、クルマの登録台数が増えている。ガソリンボリュームを伸ばすことは可能だと。元売りはどこを観て商売をしているのか?

昔のクラウンだったら燃費は5K時代であったが、現在のHV(ハイブリット車)30Kにも伸びていて、最新車両は60Kとの事。その様に単純に考えると1/6から1/12になっているワケで今まで通りのやり方では、単純にガソリンスタントの売上激減は明らかです。しっかりと時代にあった変化対応力を持った仕事をしていかないと完全にゲームオーバーになってしまう可能性が大きい。

その正反対の事業がコンビニである。東日本大震災以降、特に存在感を増してきている。その背景には、地域のお困りを次々に解決をして完全に市民権を得ている状況。弁当の販売からドーナツ・挽きたてコーヒー販売に始まり、公共料金の支払い、銀行業、住民票まで取れるコンビニまで出現している。

その様に考えると、コンビニ事業はお客様の『お困りごと』を解決しながら徐々にビジネスを確実に拡大している。コンビニの体幹は『お困りごと』のように感じました。

最後に

我々、石油業界の中でも、しっかりと体幹を考えながら経営をしていく事の重要性を感じ取れました。石油元売りとコンビニの違いは、石油製品販売VSお困り事サービス業ですね。ここに来て、歴然の差となったのも理解が出来ます。シューワグループも様々な事業展開をしていますが、シューワの体幹はやはり『ありがとう』だと感じました。

事業のライフサイクルが激動の時代で早い中、この原理原則をしっかりと取り入れる必要があると思います。日々、サービス展開をしていく中でも、問題や課題を理解をしてクリアにしながら、「企業理念のありがとうの言葉を世界一集める」企業として繰り返し、繰り返し、体に染み込むほどのPDCAの部分を疎かにせず、しっかり学習し、将来に渡り方向性を改善する。

企業体幹が強くなると少々のことでも揺らがないとか、逆境のときでも淡々といられることが出来そうです。外部や内面のことが大事だというのは、誰もが知っていることですが体幹を鍛えるというところがポイントですね。そして、企業の体幹も社員の皆さんの成長の証の心の体幹も鍛えることが出来ると更に楽しくなってきます!

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役