今年もスタートして早いもので三週間が経過しました。少し前の話題となりますが、正月の話題と言えば箱根駅伝ですね。それも圧倒的な強さで箱根駅伝での青山学院大学の史上初の3連覇を成し遂げました。

今年のキャッチフレーズとして、原監督自身が9度目の挑戦だった今大会に向けて『サンキュー大作戦 3+9』と命名。どこかで聞いたようなフレーズですが…。(笑)

三連覇と現行の体制での9回目の布陣と皆さんに感謝を込めての意味合いらしいですね。

サンキュー大作戦

プロスポーツの世界と違って、簡単に3連覇といっても3連覇と大学生チームの3連覇とでは価値が違うと思います。10年前の弱小チームに『伝説の営業マン』として原監督が就任しましたが、箱根駅伝の3連覇に導くと誰が予想できたでしょうか?

しかも、大学の駅伝チームは、たとえ1回優勝をしても翌年はまた違うメンバー構成で戦わなくてはいけない。優勝メンバーがたくさん残っていれば連覇まではなんとかできそうな話だが、3連覇目は単純計算で少なくともチームの半分以上が入れ替わることになる。史上初はその難しさを物語っています。

昨年、銀行さん主催で青山学院の原監督の講演を聞く機会がありましたので一部を紹介したいと思います。

原監督の原動力として有名な指導方針として『言葉の力』ですね。『ワクワク大作戦(2015年大会)』『ハッピー大作戦(2016年大会)』など自らが分かりやすい言葉でキャッチフレーズをつける。

監督から『ああしろ、こうしろ』と言われてやっても意味がない。自分たちで”考えさせ”ながら、自発的に目標を定めて『やる!』と言わないと、モチベーションにつながらないというのがその狙いだそうです。

そして、中国電力の『伝説の営業マン』をされていたいた経験上、駅伝への固定概念も無く徹底的に『社会の基本』を教えたそうです。

改善点①・・・《規則正しい生活》

全ての基本は体づくりからですので、規則正しい生活を徹底。3年間はかかったようです。消灯は22時、朝練習は5時30分から。もちろん原監督も朝練習から参加。

改善点②・・・《目標設定と行動管理》

サラリーマン時代に目標を達成する喜びを経験し、選手達にもA4用紙2枚に、目標達成率と今後の目標を理由の書類作成。目標が明確になることで、どこに進んでいるかがはっきりします。

年、月、週、日単位で目標を設定し、選手同士でチェックをし合いました。自己管理ができてケガが減りました。目標を持つことで、選手一人ひとりにも責任意識が生まれるようになりました。

人間は記憶する動物ですから、成功体験を積み重ねることで前進することができるのです。どんな小さな目標もクリアできれば、それが競技を続けるモチベーションになります。

改善点③・・・《トレーニング方法の変更》

陸上から10年ほど離れて、トレーニング方法が昔と変わっていないことに驚いたそうです。体操そのものを変えて、しなやかなフォームを作ることを目指しました。

動的ストレッチやコアトレーニング、補強トレーニングを加えました。陸上競技以外で普通に行われているものです。『固定観念がないから、いろんなアイディアが浮かぶし、いろんな発想ができる。』箱根駅伝の素人だからできたそうです。

☆そして、一番大切な事は人として、男として自立させる事が狙いだそうです。

まとめ

講演を聞く機会を頂戴して青山学院大学の原監督の指導方法から伝わるマネージメント力には学ぶべきことが多くありました。とても経営にも通ずるものがありました。我々企業にも付きまとう営業(結果)ついてである。

その営業の『目標』⇒『意識』改善と、その『目標』⇒『達成』に向けて循環。PDCA・・・Plan(計画)→ Do(実行) → Check(評価)→ Action(改善)サイクルを回す活動スタイルの徹底。

『目標』では、単に数字を掲げるだけでなく、期限を設けて達成に向けて選手を動かすことが重要であると云う事。そして、目標が達成されれば、さらに次なる目標と期限が定められ、達成できなければ新たなアプローチを落ち込むことなく『わくわくドキドキ』しながら次に改善検討する。

いわゆる、PDCAサイクルを回しながら、その繰り返しの中で個々の選手たちの記録を着実に伸ばしていき、改善成長を遂げさせて行くなどなど。

監督自らも『箱根駅伝に3年で出場、5年でシード権、10年で優勝争い』という明確な目標を掲げ、PDCAサイクルを回しながら選手を引っ張ってきた結果が今の姿なのです。

僕自身も再度考えを改めて考え直し、良いところ、学ぶところを会社や自分自身に取り入れ、社員の皆さん達が自ら考えながら、楽しく仕事をしながら自己成長していく組織を創りたいと思います!!

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役