先日『海賊とよばれた男』という映画を観に行ってきました。以前から小説は知ってはいましたが、大迫力の映像を観てみたい思いがありました。云わずと知れた『海賊とよばれた男』の主人公、国岡鐵造のモデルは出光興産・創業者の出光佐三氏と言われています。

シューワグループ本業が「石油業」という事もあって、以前からシューワのビジネスモデルが出光興産の成り立ちによく似ているとの話もお聞きしました。

そんな思いで出光興産のルーツなどにとても興味がありました。

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海賊とよばれた男

まさに、出光興産創業者である出光佐三氏の自伝的小説であり、戦前から戦後の激動の時代の中で一代にして巨大企業を作り上げた出光佐三氏=国岡鐵造(主人公)の強烈な半端ない生き方を綴ったものです。

北九州沖での船舶への油の販売、満州での躍進、GHQとの対峙、日章丸事件、などなど見どころの多い熱い物語が満載でした。特に僕が感銘を受けたのが、現代にも通ずる『大企業vsベンチャー』のテーマでした。

このような、利権がらみの中小企業いじめは明治の時代から続いている不変的なテーマとは知りませんでした。そんな中でも、戦争で日本が廃墟になった日本を、なんとしてでも復興しなければならないという使命感を持ってビジネスを切り開いていった生き様は身の引き締まる思いです。

そして、出光佐三氏が戦後2日後に社員を集めての言葉。『愚痴をやめよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ。泣き言をやめ、日本の偉大なる国民性を信じ、再建の道を進もうではないか!』と語った言葉に感動しました。

戦後まもなく、自社が大変な時なのに大きな物事を成す方には、こういった決断力や胆力が共通的に必要なのではないかと改めて痛感しました。若き社長が、ここまで日本を背負ってするべし!って!!視野が広い!

全社員家族主義 社員=店員 社長=店主 国岡鐵造氏の唱えるタイムカードなし、定年なし、リストラなしの考え方も凄い。今で言うと完全なブラック企業ですが、本来働くというのは、会社と社員が運命共同体にならなければ、こんな関係性を築かなければならない。

国を思い、人を思い、自分の信念を貫いたこんな素晴らしい人が、日本の先人として居たのかとすがすがしい気持ちと『感動と勇気』をもらいました。社員をすごく大切にする経営方針、目の前の利益にとらわれず日本全体のことを考え、リスクを恐れずにどんどんチャレンジしていく姿勢に感銘を受けました。

今の時代でも海外へ進出するには大変なことが結構あるのに、大正時代に海外へ進出し目に見える成果を上げるのに、どれほどの困難に遭遇したのか想像を絶します。

映画で泣くことなどあまり無い僕が、映画鑑賞中に身震いし気付いたら涙が流れてきました。それも何度も。何度もジーンとこみ上げてくるシーンがありました。映画が好きな人だけではなく、ビジネスのためのヒントを求めている人にも、とてもお勧めの作品です。

とにかくハラハラドキドキの中でも一瞬の”わくわく”しながらの熱い思いの男ってカッコイイ!と素直に思いました。自分自身もこういう男になりたい!こういう男に人は惹かれるのだと痛感しました。

僕は仕事で本気で涙を流す男になりたい。悲しくて泣くのではなく、悔しくて泣く、嬉しくて泣く。そんな男になりたい。それが美しい姿だし、本来あるべき姿だと感じます。

またやる気が出てくる感じで「頑張ろう!」って、「俺なんかまだまだだ!」って。間違いなく今年一番の映画だと思います。是非、正月休みにでも大切な人と観て欲しいです。

これからの時代の荒波に少しづつ乗り越えて生きながら、社員の皆さん( トレジャークルー)は経験値を高めていく!会社( トレジャボート)も荒波に飲み込まれないように大きくたくましくしていきたい!!激動の時代でもスケールの大きいわくわくドキドキの『海賊経営』を目指したいですね!

『海賊とよばれた男』のストーリー

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予感していた若き日の国岡鐵造(岡田准一)は、北九州・門司で石油業に乗り出すが、その前には国内の販売業者、欧米の石油会社(石油メジャー)など、常に様々な壁が立ち塞がり、行く手を阻んだ。

しかし、鐵造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員(=部下)を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。その鐵造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える「事件」が発生する。

石油メジャーから敵視され、圧倒的な包囲網により全ての石油輸入ルートを封鎖された国岡鐵造が、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を、秘密裏にイランに派遣するという「熱狂」の行動に打って出たのだった。

イランの石油を直接輸入することは、イランの牛耳るイギリスを完全に敵に回すこと。しかし、イギリスの圧力により貧困にあえぐイランの現状と自らを重ね合わせた鐵造は、店員の反対を押し切り、石油メジャーとの最大の戦いに臨む。

果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり、無事に日本に帰還することができるのか?そして、国岡鐵造は、なぜ「海賊」と呼ばれたのか?その答えが、明らかになる。

引用:http://kaizoku-movie.jp/index.html
海賊とよばれた男【公式サイト】

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役