この今週の一言が始まって、何回か話をする機会を頂いていますが、朝礼という場で社内のみなさんに向けてお話しているのですが、この一言がHPに載るようになり、最近は商談に来られる取引先様や面接を受けにくる方が「HPで拝見しました」とわざわざ印刷して持ってくる方もおられ、あまり変わった事も話せないと感じている次第です。

リーダーとは?

さて、私はファシリティ事業部と別に灯油の仕入の仕事に携わらせていただいております。その仕事がら冬場はだいたい4時半頃には起床します。最近はそこまで早く起きなくてよいのですが、習慣とは恐ろしい物で目が覚めてしまいます。今回は日曜日の早朝にあるTVを見て大変感銘を受けたのでご紹介したいと思います。

JALの植木義晴社長

MBSで5時から「ザ・リーダー」という番組を放送しているのですが、先週はJALの植木義晴社長でした。御存知の方も多いと思いますが2010年の事実上の経営破たんから稲盛会長のもと驚異的なスピードで再建を果たした方です。

植木社長は1975年に日本航空に入社。依頼35年間パイロットとして世界の空を飛び回られました。有名な言葉で「太陽が西から昇る事があっても日本航空がつぶれることはない」とありましたが。2010年に事実上の経営破たんをむかえます。その際経営陣に加わられました。

再建のためにリストラを担当した経験を振り返り「40年来、同じ苦しみと喜びを味わった仲間を、役員として辞めてくれと言わなければならなかったのは辛かった」と話しておられました。

そんな中、再建の指揮を執った稲盛会長からJALの象徴ともいえる鶴のマーク「鶴丸」を復活させたいという話があります。その時植木社長は「今は待ってほしい。「鶴丸」を復活させるには膨大な億という単位の費用がかかる、それよりも前に今は社員の生活を守る事が先です」と言ったそうです。結果「鶴丸」復活は多くの反対もある中、東日本大震災後の仙台の第一便として下りたとの事です。

散漫なる集中力

また、パイロットに欠かせない素質として「散漫なる集中力」を上げ「必死になって計器をみながら、周りの景色を見られる。自分の中に、全てをバランスよくできる人間と最後に決められる人間の2人がいる。自分も含む500人の命を預かっているので、右か左の決断をしないといけない時に必ず正しい決断を自信をもってしなくは機長は務まらない」といい、さらに「今は命ではないけど、3万2000人の社員の生活を、家族も含め背負っている」「そう言った意味ではリーダーとは自信をもって正しい決断が出来なければならない」とも・・・。

最後に

私自身は社長ではありませんが、一事業部を任されているリーダーとして自信をもって正しい決断ができているだろうか、植木社長が稲盛会長に鶴丸復活に待ったをかけたように、社長に対して進言する事ができるだろうか、と自問しました。20数年シューワで仕事をして色々な事を経験させていただきました。その中には失敗もあれば成功と呼べるか解りませんが多くの喜びもありました。

少なからずとも今この職責を担っているという点では大きく間違った決断をしなかったという事かと思っています。しかしながら今、日本の経済のみならず、シューワ自体が物凄いスピードで様変わりし、大きく変革していく中、これから幾度となく決断をしなくてはならない局面に遭遇する事でしょう。その時にリーダーとしての決断をするには「散漫なる集中力」。当事者でありながら俯瞰の位置で物事を見極められるよう日々精進したいと思います。

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筆者:藤井健二
シューワグループ
執行役員部長